カトウセイサクショカンパニー製セルロイド万年筆
1月にカトウセイサクショカンパニーの加藤社長が85歳で亡くなった。
カトウセイサクショカンパニーと云うとステーショナリーに少なからず関心のある人は、たぶん一度は耳にしている会社だと思う。カトウセイサクショカンパニーはセルロイド万年筆をいまだに作っている数少ない、万年筆製作会社である。
セルロイドというと筆箱を思い出す。小学生のころ、祖母の家に遊びに行った時に、まだら模様の半分透き通ったセルロイド製の筆箱があったように思う。あたし自身としてはおそらく一度も使ったことのない素材のはずである。
おそらくこれからはセルロイド万年筆も入手が難しくなるだろうと思い、一本だけ購入しておいた。最も小振りで廉価な680というシリーズのものである。
実際に手にすると、吸湿性のあるセルロイドということで、手に吸いつくような感触があって、モンブランのノブレス・オブリージュとは随分違う。ただ、セルロイドの成型も手作業で行われているから、多少の型崩れがあり、金属部分のパーツはかなり安物を使っているのか、傷も入っていたりして、やや見栄えが悪いのだが、それも愛敬のうちと云ってしまえるような雰囲気を持っている。
昭和前期までの生産物ということになるだろうが、無機質的はでない暖かみのあるセルロイド製品をいくらかは手元に置いておきたい。
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今使っているのと同じタイプのもの。左側が一週間で区切られている。ただし、土曜と日曜はウィークディの半分のサイズとなっている。あたしのように週休日が土日の場合は問題ないが、そうでない人には使いにくいかもしれない。右側は罫線となっているが、左に書き切れない場合はこちらを用いている。見開きで一週間というタイプのものもあるようだが、片ページだけで主たるものが見わたせるので、このスタイルが好きである。







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