カテゴリー「オークション」の84件の記事

2010.04.06

真剣狙い

 軍艦島に関心がある人間にとって手に入れたいと思いつつ、高値で入手が困難な奈良原一高による写真集『人間の土地』がヤフオクに出品されていた。3000円という恐ろしい安値だ。

 オークションの終了前10分、入札はなし。あたしもすでにこの写真集は持っているのだが、定価の倍以上の価格で中古を購入。3000円で手に入るのなら安いもので、もう一冊あっても悪くはないという感じがあった。ということで、入札して、結果を確認せずにそのまま寝る。

 朝、オークションの結果を確認して驚いた。あたしの後に3人が入札をし、13000円弱まで額が上がっていた。

 価格が上がるのは大したことではない。相場的にはそんなものなのだが、誰もが終了間際まで息を潜めて落札を狙っていたということだ。本気で落すつもりなら、半端な頃に入札をするという事はしない。下手な入札は他人の関心を呼んでしまうものだし、一番いいのは他の人には入札を忘れてしまってもらうことである。だから、真剣狙いなのなら、直前まで待つ。

 いやいや、人気のある商品は本当に人気があるようで、驚かされる。

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2010.02.07

久々に血迷う

 あたしは書籍やらDVDは必ず手元に置いておくというタイプで、レンタルはしない。レンタルの場合は、次がない可能性が高いからだ。図書館の本でも国会図書館でなければ、回転している。

 ということで、中古のものを入手することも多く、極力廉価で入手することにしている。プレミアの多くついているような絶版のものであっても、頃合いを上手く図れば、大抵は定価以下で入手することができるものである。

 しかし、本日はやってしまった。3千円弱のプレミアを付けてしまった。珍しくヤフオクで競り合ってしまったのだ。

ウィッカーマン 特別完全版
ウィッカーマン 特別完全版

出演: ロビン・ハーディ, クリストファー・リー, エドワード・ウッドワード
販売元: スティングレイ
DVD発売日: 2003/06/21

 現物にそれだけの価値があることを祈る。

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2009.09.03

ヤフオク久々のヒット

 久々にオークションで嬉しい落札。

 以前から欲しいと思っていたバスター・キートンの短篇全集なのだが、存在に気がついた時にはすでに廃盤になっており、もともと一万強と云う高値のものが2万円近くで取引きされていた。こういうのをいかに廉価で手に入れるのかが腕の見せ所となるのだが、2年ほど待ってようやく今回手に入れた。

バスター・キートン短篇全集 1917-1923
バスター・キートン短篇全集 1917-1923

監督: バスター・キートン, ロスコー・アーバックル
ディスク枚数: 4
販売元: パイオニアLDC
DVD発売日: 2005/03/25
時間: 730 分

 オークションで5000円で開始。即決は1万5千円という定価より高い値が設定されていたが、一回入札されただけで、2回目の入札で見事落札できた。送料込みでも5500円という額。

 何事も、待てば海路の日和あり。

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2009.06.25

ふじ屋の手拭い2

 以前に、東京出張の同僚に頼んでふじ屋の手ぬぐいを買ってきて貰った。インパクトのある目くじら(熊野染)と京伝のふたつだ。通販をしていないで地方に居ると辛い。

 それでまたまたこのふたつを手に入れる。ヤフオクだったが、このふたつとダルマ柄のもの、そしていせ辰というところの小振りな手ぬぐいが新品4枚セットで出品されていた。ざっと総額で軽く4,500円はしそうな組み合わせなのだが、他に入札はなく、1,000円の開始値そのまま落札した。

 もうひとセット欲しいと思っていたところで、こんな廉価での落札は狂喜ものだ。貰い物を出品したとのことだったが、贈り主が本当に可哀相に思えて仕方がない。判らない人には判らないということなのだろう。

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2009.03.05

Yahoo!オークション値下げ交渉

 ヤフーオークションに値下げ交渉と云う機能がついた。ちんけなことをまた始めたなと思ったのだが、しばらく前に気になり始めた細江英公の『抱擁』がこの機能をつけて出品されていたので、一か八かで試してみた。

 この写真集のオリジナルは71年にリリースされ、当時3,600円だったものが現在、10倍以上の価格で売買されている。インパクトのある写真が多く、是非、見たい手に入れたいと思っても、これではなかなか叶わない。

 19,800円の開始値で出品されていて、帯はないようなものの、これでも随分と安い感じがするのだが、駄目もとで15,000円という値下げ交渉をしてみた。25%引きということで、あたしが出品者なら「こいつ、ムチャ云うなぁ」と蹴るところであるが、奇特な出品者は一回目の交渉で応じてくれたのだ。

 本当にオークションなんていうのは水物で、焦ってもダメだし、欲かいて次をと流しても次がなかったりする。本当に時の女神がものをいう。とは云うものの、半年は待った訳なのだが、これはかなり短い期間の方である。

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2008.04.10

商品のだぶつき?

 市川崑の遺作になってしまった『犬神家の一族』のDVDを入手する。このDVDは遺作になったリメイク版と30年前のオリジナル版をセットにしたもの。新品にもかかわらず、定価の半額での入手になり、在庫がだぶついているのかと思ったりもする。

犬神家の一族 完全版 2006&1976 【初回限定生産3枚組】
犬神家の一族 完全版 2006&1976
【初回限定生産3枚組】

監督: 市川崑
出演: 石坂浩二, 松嶋菜々子, 尾上菊之助, 富司純子, 松坂慶子
ディスク枚数: 3
販売元: 角川エンタテインメント
DVD発売日: 2007/07/06

 オリジナル版は劇場では観たことがないものの、TV放映を何回も観てすでに馴染みのあるものである。リメイク版は初めて観る。可能だからといって、このふたつの作品を続けて観るのは非常によろしくないことだった。同じ監督によるものとは云え、ドラマ版の『白い巨塔』並みのショックがあった。

 詳細はそのうち。

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2008.03.02

宇宙戦艦ヤマト TV DVD-BOX

 世代的にはドンピシャなので、やはり手元に置いておきたかった宇宙戦艦ヤマトのTVシリーズの第一弾。これ以降のヤマトには全く興味ないのだけども、このシリーズに関してはやはり体の一部になってしまっているような気がする。

宇宙戦艦ヤマト TV DVD-BOX
宇宙戦艦ヤマト
TV DVD-BOX

ディスク枚数: 7
販売元: バンダイビジュアル
DVD発売日: 2008/02/22
時間: 624 分

 7年前に『宇宙戦艦ヤマト DVDメモリアルボックス』というDVD-BOXが出ていたのだが、これは高価で手が出なかった。5枚組みのBOXで34,400円とは無謀である。現在でも25,000円程度で取引きされている。

宇宙戦艦ヤマト DVDメモリアルボックス
宇宙戦艦ヤマト DVDメモリアルボックス

出演: 納谷悟朗, 緒方賢一, 永井一郎
ディスク枚数: 5
販売元: バンダイビジュアル
DVD発売日: 2000/07/25
時間: 750 分

 今回のものはプラモデル付きで前回のものより5000円ほど高値になっていた。ネット通販ではDVDは25%くらいの割引になるので実際の売り値は30,000円くらいになる。それでも高いのだが、限定プラモデルと云うおまけ付きなのが幸いした。あたしはプラモデルは嫌いではないのだが、ヤマトのモデルが絶対に欲しいかというとそうでもない。このモデルを売ればDVDとしての負担は減るのである。

 ヤマトに関してのモデラーというのは多いらしい。今回のDVDの特典の限定モデルもオークションに随分と出品されていたが2万円強の価格で落札されていた。それを見て、あたしもモデルはオークションに出品するという前提でDVD-BOXを購入した。

 発売からしばらく経っていたのですでに落札価格は2万円を切っていたが、あとひと入札でその額に達すると云うところまでは引き上げて貰えた。実を云うと終了の5分前まで、入札があったものの開始値のままで、多少低い価格にしていたので失敗したかと思ったものなのだが、寸前にいくらかの入札競争があり、予想より少し大きい額となった。結局、定価の1/4くらいでDVDのみを入手することが出来た。

 何年か振りのオークション出品でちょっと緊張。ちなみに落札の入金はまだで、手渡しは終っていない。

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2008.01.15

希少価値なのか、頭に血が上っただけなのか

 オークションは安くものを手に入れることに使うことが多いのだが、やはり廃盤ものの入手を頼ってしまうこともある。

 あたしが過去に手に入れたものがとんでもない落札価格になっているのに驚く。

 定価が4,200円(税込)のゲルニカ『GUERNICA IN MEMORIA FUTURI-ゲルニカ20周年記念盤-』を6,000円(+送料210円)で落札した時は、決して安くないと思ったものだが、それが最近では14,000円あたりでの落札が続いている。定価より10,000円上乗せでの取得。

 軍艦島もので最近は特に見かけることの少ないむらかみゆきこ『軍艦島グラフィティ―おもいでのさんぽみち』(は、運良くAmazonのマーケットプレイスで入手したのだが、取得価格は3,500円(+送料340円)という定価1,575円の倍以上。しかし、驚いたのは1年振りくらいにヤフオクで見かけたのが、最終価格16,499円で落札されていた。2,900円というもともとから2倍という高めの開始値だったが、10倍以上になるのはさすがに異常である。

 欲しいものは欲しいからなぁ。手にとって自分の経済力に似合ったものであればいいんだけど。鬼海の最近、絶版になったものも、それまで中古で半額で売り出されていたものが倍とかの価格がつけられ始めている。怖いもんである。

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2007.09.29

鬼海弘雄『や・ちまた―王たちの回廊』(96)

 あたしがこの写真集のことを知った時にはすでに絶版となっており、しかも古本で入手しようと思うと1万円以上という相場になっていた。ここ半年くらいから、9千円台となり、今は5千円半ばと云う価格相場となった。ヤフオクで定価より10円高い4000円(+送料265円)で2年越しにようやく入手した。傷みも特になく、美品。待った甲斐があった。

や・ちまた―王たちの回廊
や・ちまた―王たちの回廊

鬼海 弘雄 (著)

単行本(ソフトカバー): 225ページ
出版社: みすず書房
発売日: 1996/01

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 鬼海弘雄は『PERSONA(ペルソナ)』で土門拳賞をとり、一躍有名になる。『PERSONA』は浅草の浅草寺で市井の人を撮ったポートレート集なのだが、この浅草寺での撮影は30数年間続けられたことであり、この写真集以前に処女写真集『王たちの肖像-浅草寺境内』を87年に、そうして今回入手した『や・ちまた』が96年、03年に『PERSONA』、その普及版『ぺるそな』を05年に出している。浅草寺境内での撮影は鬼海のライフワークになっている。

 『王たちの肖像-浅草寺境内』は未見なのだが、他の3冊については写真の下に特徴的なキャプション、撮影年というスタイルが統一されている。『PERSONA』以外は途中、本人か他の者による随筆が数編挿入されている。また、『PERSONA』がレコードジャケット大の大型本に対して、他のものはA5版の小振りな作りである。

 『PERSONA』は文句なしの上質の写真集である。モノクロでありながら、色の再現のために4回刷りを行っており、さらに掲載されるサイズはプリント大である。これを見ると『へるそな』もかなり意識して美しく印刷が試みられているのだが、まだまだという気がする。それ程までに『PERSONA』は見事である。そういうものを知っている状態で『や・ちまた』を見るのは辛い。やや厚手の上質な紙が用いられているのだが、印刷がごく普通の印刷でコントラスト・階調の表現が著しく劣っている。『PERSONA』と重複する写真が182枚中4、5枚あるのだが、見比べてみると同じものとは思えない。このように比較をしていると普及版『ぺるそな』の出来の良さが改めてはっきりしてくる。『や・ちまた』よりも遥かに丁寧な作りなのに2300円(税抜)と1500円も安いのである。発行部数の差なのかもしれないが、はやり驚かされてしまう。

 『や・ちまた』は装丁がちょっと変っている。ごく普通の並製本なのだが、カバーをとった表紙が無漂白の厚手の洋紙が使われている。表紙、裏表紙には何も印刷はなく、背表紙のみに型押しで表題等が入れられている。非常にシンプルながらも本文に対してキュートであり、何ともいえないコントラストを生み出している。

 作品集としての『や・ちまた』であるが、印刷の印象の関係もあるかもしれないが、やはり『PERSONA』に劣っているとしか云いようがない。『PERSONA』はすべて立ち姿なのに対して、『や・ちまた』は被写体が座っているものも少なからずある。スタイルの統一においても完璧ではない。それに人物がやや平凡な人が多いかという気もする。しかし、人の表情は印刷がよくないと判り難いもので、どうしても『や・ちまた』が不利にならざるを得ない。材料がありながら器が悪いというのは非常に残念なことである。

 それにしても数分間の撮影でああいうポートレートを撮ってしまう鬼海という人間はコワイとつくづく思う。

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2007.07.06

アサヒグラフ 1952年8月6日号 原爆被害の初公開

 1952年4月28日サンフランシスコ講和条約が発効し、GHQによって布かれていたプレス・コード「日本に与える新聞遵則に関する覚書」が解かれた。このプレス・コードでは原爆に関する報道も規制の対象としていた。アサヒグラフの1952年8月6日号は「原爆被害の初公開」とタイトルされ、初めて日本国民に広島・長崎の両原爆の惨状を知らしめることとなる。

 この号については以前にすでに入手済であったが、それは特別増刷版だった。今回、入手したのは第一刷版である。第一刷は表紙がカラー印刷だった。売れ行きがよく、増刷が行われたのだが、カラーでは印刷に時間がかかるということでモノクロで行われたようだ。歴史的な一冊ということで、このカラー表紙版をヤフオクで改めて落札した。落札価格は500円(+送料180円)。カラーインクがコーティングとして保護しているのか、モノクロのものよりも紙の状態がよい。

 久しぶりに読み直していて目についたのが、ジョン・ハーシー『ヒロシマ』(46)で取材を受けた6人の当時の写真と簡単なインタビューだった。『ヒロシマ』を読んでいなければ、何のことかよく判らないが、読んだ後であると実に真実味のある価値の高い2ページであると知る。
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