フィルム
先日、ネガフィルムを現像に出し、プリントもないのに630円(税込)という請求にびっくりしたものだ。銀塩カメラがデジタルカメラに押されて需用が減ってきており、単価を上げないと処理できないと云うのはよく判るのだが、完全に悪循環に入り込んでいると思う。
ということで、役場で年間契約している写真関係の業者に個人的に頼めないだろうかと思った。その業者は役場で公費支出分として依頼する場合、現像150円(税抜)、プリントL判12円(税抜)という価格で請負っている。プリント代は判らないが、現像代については先の大型チェーン店と比べると4倍もの開きがある。24枚撮りフィルムなら同時プリントをしても、チェーン店の現像代にも至らない。
業者との契約の担当をしている職員に尋ねてみると「直接、お店の方に電話してみたらどうですか?」なんていうので、ダメもとで、個人的な取り扱いの可否について問い合わせると、いいですよ。そっちに寄らせて貰います、などと云う嬉しい返事があった。
公費でない個人的なものですと前置きして現像・プリントを依頼したのだが、役場で定められている契約単価のままで請求があり、公費は口座払いするものを現金で支払った。今後もこの値段でプリントが頼めるとなると、銀塩カメラを復活させようかと思ったりする。
デジカメは本当にコストパフォーマンスがよくって、失敗しても平気なのだが、出来る画像はどうしてもフィルムには敵わない。一眼デジカメならまだレンズの制約から逃れることが出来るのだが、コンパクトデジカメなら小さいレンズの限界の中でしか撮ることができない。久しぶりにコンタックスG1を出して、カールツァイスの味のある絵を目指してみたいと思った。
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