カテゴリー「芸能・アイドル」の31件の記事

2011.11.23

訃報 立川談志

 立川談志が癌で亡くなった。

 結局、この人は好きになれなかった。落語会の風雲児とかと云われていたようだが、世の中を斜に構えるような態度はどうにも好感を持つことが出来なかった。更に云うと、下品、という印象しかない。

 人それぞれの評価があるんだろうけど、あたしには残念ながらその良さが理解できなかった。

 談志は爆笑問題の太田光を買っていたようだが、彼も談志を意識しているようなところがあって、基本的には嫌いではないのだが、鼻のつくところが多い。

 芸は難しい。

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2011.06.09

AKBなんたら

 いわゆる歌謡やアイドルにはまったく興味がなく、いつもは完全にスルーしているのだが、このAKBなんたらについてはとにかく話題にのぼってきて鬱陶しい。

 今回は総選挙とやらをやっているらしいのだが、CDを一枚買うと投票が一度できるということで、複数投票したいということで大人買いしている連中も多いという。ある種の自動集金システムのようなもので、商売のえぐさが目に付く。熱狂的なファンの弱さをとことん金にしようというような感じにしか見えない。商売として良識があるかというと、残念ながら秋元を擁護する部分が見当たらない。ガンジーの7つの社会的罪でいう<道徳なき商業 Commerce without Morality>に該当するのではないかと思う。

 こういったイベントは本来、アングラで行われるべきものであると思うのだが、一般のメディアが真っ当なものとして取り上げる様は、日本の文化の荒みを感じる。

 40年ほど前に、仮面ライダーカードというのが流行った。スナック菓子のおまけとしてこのカードがつけられていたのだが、子供たちの購入の目的はカードとなってしまって、大量に菓子を買うものの、そんなに食べられる訳もなく、菓子をそのまま捨てて行くということがあった。通学路にそういった皆が捨てていくところがあって、小腹の空いたガッコの帰り、その捨てられて間もない菓子を手に取りたいのを我慢した覚えがある。菓子は当時、20円だったが、今の感覚では、5、60円といったところだろうか。

 AKBなんちゃらの場合はそれがCDなのだから、余程の財力が必要である。月日が経っても手元に残った仮面ライダーカードは宝物であり続けたかもしれないが、AKBなんちゃらの場合はどうなるのだろう。

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2011.05.22

訃報 長門格之

 長門格之は先日亡くなった児玉清と同い年なんだけども、妙に老け込んだ感じがあって、南田洋子のドキュメンタリが報じられた頃から痛々しかった。南田は痴呆があったので老け込んでも仕方がないという気もしたが、夫婦ともに、いかにも老人という感じがあった。

 長門格之の弟の津川雅彦も老け込み方が激しい。伊丹の映画に出ていた20数年前とは別人のような感じになってしまっていて、姿を見る度に悲しくなる。

 歳をとってもそんなに変らない人もいる。一番の変化で目につくのは肌の弛みか。目の下の涙袋が弛んでくると一気に老け込んでしまう。この兄弟はそのあたりか共通していそうだ。

 それにしても訃報が続く。 

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2011.05.17

訃報 児玉清

 もちろんTVとかで彼のことは見聞きし、馴染みの人であったが、学生時代、ドイツ語を専攻する友人から、この人は学問に優れていて、本当はドイツ語学者になるはずだった、と力説されたのが印象的だった、ちなみにドイツ語をやっているヤツにはまともなヤツはおらず、いわゆる変人ばかりである。

 体調を悪くして、アタック25の収録を休んだと聞いたのはついこの前のことである。亡くなったのは胃がんのためのようだったが、そういった罹患の話は全くなく、高齢なので体調を崩した程度に思っていた。

 アタック25や週刊ブックレビューのレギュラー番組だけでなく、最近、特にドラマでも目立って活躍していたよう思う。この人は生涯現役で活躍出来たひとで、この病気は不本意だったろうけど、幸せな人生だったのではないかと思う。

 ちなみにクイズ番組は嫌いなので、彼が看板を務めていたアタック25はこの20年ほど、まともに見ていない。

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2011.05.13

悠木千帆のこと

 ロッケンローラーの内田裕也が女性絡みで問題を起こし、逮捕されたようだが、相変らず、樹木希林は悠然と構えている。樹木希林はやはり大物であると感じる。

 樹木希林は以前、悠木千帆という芸名だった。あたしが小学生の頃はまだ旧芸名で、のち樹木希林と云うのを聞いて違和感を感じたような覚えがある。

 悠木千帆の頃に強烈なインパクトを与えたのが、ドラマ「寺内貫太郎一家」で貫太郎(小林亜星)の母親を演じた様だった。74年のドラマで43年生まれの悠木は31歳だったのだが、見事にクソババアを演じ切っていた。

 40歳半ば以上の者にとっては今だに忘れられないのが、沢田研二のポスターを見つめつつ、「ジュリ~~」と叫びながら身悶えする悠木の姿である。これは相当なインパクトがあって、すでに40年が近くなろうとも何かにつけて、これを真似してしまいそうになる。

 あらためて当時の映像を見ても、悠木は見事にババアを演じていて、驚く。この演技はただものではない。

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2011.04.25

田中好子のメッセージ

 先日亡くなったスーちゃんの生前に録音されたメッセージが、何度も報道で流された。

 申し訳ないが、あたしにとって非常に怖いものだった。正直言って、聴きたくなかったものだった。

 あたしは入院の御見舞にも行けないような根性のないタイプ。そんなあたしがあんな音声を聞かされて、平然といられるものですか。

 今後、このようなことが増えるのかしらん。

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2011.02.25

楽しんごとか

 最近、楽しんごという芸人が人気だそうだが、どうにもダメだ。瞬間芸を売りにしているんだろうけど、面白さが判らないし、不愉快極まりない芸風である。

 今やTVを真剣に見ることは少なくなってしまったが、それでも姿を見ると、紳助やとんねるず、みのと同じくすぐにチャンネルを変えてしまうひとり。

 しかし、変なブレークをしているので、すぐに消えるんだろうなぁ。芸人については馬鹿売れするとさっと消えてしまうこと多くなったこの10年。少し愛して、長く愛しての実践はなかなか難しい。

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2010.03.18

爆笑問題の田中問題

 爆笑問題の田中の離婚について、どこかの雑誌が記事にしたようで、その内容について「元妻を悪く云わなかった田中の器は大きい」なんていう評価が立っているようだが、実際はどうなのか。

 あたしが田中なら、同じようなことをしたと思う。この状況は男として非常に恥ずかしいもので、話題にする気にもなりません。そこで元妻を攻撃するなんて、論外、男の風上にも置けない。棄てられたの隠すのは最低限の男の見栄。器の問題ではない。田中も男だったということ。

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2009.11.06

気になるCM

 気になるCM。これはあくまでもよく言えばの話であって、言い換えれば、気分が悪くなるので止めて欲しいCM。

 明石家さんまの醤油のCMが23年振りに復活した。オリジナルはポン酢醤油だったが、今回は旨い醤油らしい。

 あたしは昭和の頃、軽率で中身の全くない人間がヘラヘラと唄うのが不愉快で仕方なかったのだが、またまたそれを見せつけられるとは思ってもいなかった。さんまほどに脊髄反射で生きている人間はいないのではないか。高慢ちきな芸人と同様、非常に苦手な類の芸人である。

 そして、何か知らんの映画の宣伝。中島みゆきの絶叫ソングが聴こえて、ぞっとする。この人はいつの間にこんな叫ぶだけの人になったのか。もともと喉の細い人なので、絶叫は聞苦しいだけだ。ちゃんと聴かせる歌をうたえる人なので、まわりの人もちゃんとしたオファーをしてもらいたいと思う。

 TVにはこういった地雷があるので、恐ろしい。

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2009.09.18

したたかさ

 覚せい剤取締法違反で一ヶ月拘置されていたタレントが保釈されたが、その身奇麗な格好で警察署から出てくること。任意同行拒否、逮捕状に対する逃亡等、この人物のしたたかさには本当に感心させられる。

 この一連の行動の裏には誰かのアドバイスがあるのだろうが、あたしのような庶民からすると非常に心証が悪い。何か世間を馬鹿にしているように見えて仕方がない。

 そのうち再び芸能界に復帰でもするのだろうか。芸能界の良識を確かめてみたい。

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