宅配のサービスマンのおやぢさんが傑作だった。あたしが外出しようとすると丁度宅配の配達が来た。奥から上の子が文字通り、飛び出て来てくる。あたしがいるにもかかわらず、受取票を取り、サインしている。年配のサービスマンが「ありがとうございます」とサインをした票を受け取ると、「じゃ、これ持っていきます」とそのまま荷物を抱えたまま行ってしまおうとする。焦る息子。
こんなに茶目っけのあるサービスマンは初めて。子供の様子で中身に見当がついて、ちょっとした芝居をしたんだと思う。こんな風にどこででも歓迎されたなら、あの仕事も多少は楽になるはずだろうなとかと思ったりもする。
あたしはゲームはほとんどしないのでよく判らないのだが、最近発売になったばかりのゲームソフトを機械本体がないにもかかわらず買ったようだ。いったいどう云うつもりなのか判らない。まず予約がネットで出来ないと騒ぎ回り、結局、近所のゲーム屋で入手したようだ。小学6年にもなるとそこそこの行動力を持つものらしい。
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大乱闘スマッシュブラザーズX
任天堂
プラットフォーム: Nintendo Wii
ASIN: B000FSELOS
発売日: 2008/1/31 |
ソフトは入手したものの、お金がないから機械は買えなかったと云う。これは暗にゲーム本体であるWiiを買ってくれと云っているのに等しい。日々、これといって面白い思いをさせていないので、機械は買ってやることにする。
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Wii(「Wiiリモコンジャケット」同梱)
任天堂
プラットフォーム: Nintendo Wii
ASIN: B000WN67L6
商品の寸法: 21.5 x 4.4 x 15.7 cm
発売日: 2006/12/2 |
ゲームをどういう風に捉えるかということもあろうが、仮に時間を潰すための道具として捉えるのなら、コストパフォーマンスの決して悪くないものだと思う。ひとつのソフトで毎日1時間そこいら半年以上遊んでいるから、それが数千円したとしても時間単位としては恐ろしく廉価である。まぁ、廉価だからいいのかというとこれがいろいろ問題がある訳なのだが。
あたしもゲームをまったくしないかというとそう云う訳でもないが、とにかく集中的にやってすぐに飽きるので効率が悪い。ここ2年くらいは毎日子供がやっているのを横目で見るだけで、自分ではコントローラーを触っていない。やった後の空しさをどうにもできないというのもある。特に新しい発見がある訳でなく、それを空虚な時間として捉えてしまうのである。
ゲームとかやらず、本とかばかりを読んでいる方がよっぽどコストがかかる。本を購入する費用もそれを収納する空間も確保しないといけない。あたしは随分と贅沢をしているような気がする。
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