カテゴリー「グルメ・クッキング」の132件の記事

2012.06.14

水ようかん

 ここ最近、水ようかんに凝っている。

 歳をとってくると羊羹のようなあんものが非常に好きになってきて、ひと月に1回は5、6センチのミニ羊羹でも良いから食べたくなって、買ってきている。

 先週末にドラッグストアに行くと、こしあんが売られているのを見つけた。袋入りで1kgが350円くらいだった。袋には、水ようかんのレシピが書いてあって、寒天があれば、水ようかんを作ることが出来るらしい。さっそく、寒天も買う。寒天と云えば、カスカスの棒状のものが馴染みだが、粉のものもあるらしい。100gが、これも350円くらいするのだが、購入する。

 週末なので下の子が遊びに来ていて、子供に「水ようかん、作ってやろうか」という、いるいる、ということだった。

 包みの袋に書いてあるレシピでは、水400gに寒天4gを温かめながら溶かし、それにつぶあん500gと砂糖80gを加えて2、3分熱を加えて冷やすと8人分くらいが完成する、ということだった。実に手軽な調理である。とりあえず、このレシピの半分の量を作ってみた。

 形はまさしく水ようかんらしきものが出来たのだけど、正直、食えたものではなかった。ひとりがお椀一杯分くらいになったのだが、チョコレートとかが大好きな甘党の下の子ですら、一日では食べ切ることが出来ず、2日に分けてようやく食い切ることが出来た。それはあたしも同様だった。

 このこしあんは100g244kcalというすでに大量の砂糖の入ったもので、これに80gの砂糖をぶち込むというのは尋常ではない。まぁ、あたしは朝、昼と飯を食べず、自宅でドリップして作ったブラックのアイスコーヒーを職場に持参して飲むばかりなので、さすがにこれでは血糖値が下がり過ぎて、頭が回転せず仕事にならない。そんな時は抽出しに忍ばせている調理用の氷砂糖1kg袋から、日に4つか5つを齧るといった感じである。氷砂糖という砂糖のかたまりを食べるのは正気ではないと思われるかもしれないが、砂糖の入った缶コーヒーなど、どのくらいの砂糖が入っているか。飴玉でもそうである。

 ということで、毎日、各分量を変えてみながら、試作をして、ようやくこのくらいといった分量が、水110g、寒天1g、こしあん75g、砂糖なし、と云ったところか。これでもかなり甘いのだが、水200gくらいで作ったものなら、さぼ度抵抗なく、間食することが出来る。

 市販の水ようかんは上の方が澄んでいてプルプルしていたりするとか、いろいろ技法があるようで、これからはそのあたりを何とかしてみたいと思っている。

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2012.01.21

食い過ぎの一日

 もともとさっぱりした朝マックは好きなのだが、卑しいので今日と明日だけ配布されるというハンバーガー無料券目当てにいつもよりひとつ多い、3つのバーガーを注文してしまう。400kcal*3近いカロリー。

 昼過ぎて下の子が遊びに来る。朝飯を食っていない子供、腹が減ったというので、ラーメンを作ってやる。あたしは食えない。

 子供と外出。途中、バタピーをおやつに買う。困ったことに2袋まとめ買いしてしまうのだが、結局、二人で2袋をほとんど食ってしまう。一袋1000kcal。

 夜、8時近く、子供、飯を食いたいという。すき家に行って、ふたり定食を食う。あたしはハンバーグ定食のご飯大盛。1000kcal超え。

 ふたりとも今日は食い過ぎたと反省。あたしは普段の1.5倍超えのカロリー摂取だった。週末はヤバい。

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2011.09.08

焼き日本そば

 買い物に行ってなくて、食えるものが日本そばの乾麺くらいしかなかった。日本そばはおそらく麺の中で一番好きなのではないかと思う。それでも、素のざるそばやかけそばは飽きたようなところがあって、ついつい、焼き日本そばを作ってみようかと思ってしまった。

 普通に焼そばーソースを絡めて焼いてみたのだけど、食えなくはないものの、旨いものではなかった。日本そばの命はやはり喉越しの感触にあって、ドロドロとソースをかけるべきものではなかった。

 ということで、今日は一生で1回の焼き日本そば食いの夜だった。

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2011.06.20

おでんのジレンマ

 24日賞味期限のたまごがそのままひとパック10個残っていた。たまごは比較的よく食べる食材で、ラーメンにしても生たまごを落さないと何だか落ち着かない。たまごがあれば、ホットケーキだって作ることができる。だから大抵、冷蔵庫には幾らかのたまごがいつもある。

 たまごは賞味期限を過ぎても熱を加えれば、まぁ、問題ないというのだけど、やはり長くは置いておきたくない。ゆでたまごでも幾らでも食えるのだが、今ひとつ色気がないので、おでんにすることにした。

 おでんといってもおでんの元を入れたダシ汁で暫く煮込むだけのもので、本日は他に食材が全くないのでたまごだけのおでんである。たまご4つをゆでたまごにして、おでん汁に入れて、たまごおでんを作る。

 あたしの好きなおでんのネタはたまご、スジ、こんにゃく、しじゃがいもといったところか。特に好きなのはやはりたまごで、黄身におでん出汁が混じったのが旨い。これにからしをつけて食うとちょっとした天国気分なのだが、じつは結構難しい。

 黄身に出汁を加えると味が染み込んで旨いのだが、下手すると黄身が溶けてこぼれてしまってなくなってしまうのである。このあたりがなかなか難しくて、技量がないので、そんなに出汁をつけれずに食べてしまうことになる。本当に悔しい。

 暑くなったといえ、おでんやら茶漬けはたまに食べたくなる。しかし、不思議と雑炊は思いも寄らない。変な違いである。

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2011.01.27

シリコンスチームなべでご飯を炊く

 昨日購入した「シリコンスチームなべつき 使いこなしレシピBOOK」に付属していたなべを使ってご飯を炊いてみた。

 ご飯は炊飯器で炊けるので、別になべを使わなくてもいいのだが、やはり電子レンジになべをかけて、という、シンプルなやり方でどんなご飯が炊けるのかは非常に気になるところなのだ。

 レシピにあったのは、1.5合と1合の場合の調理方法。今日は、これまで使っていた米袋を一袋使い切りそうな感じで1合と1/3といったような半端な分量だった。適当に間の処理時間を取るしかなかった。

 米の炊き方というと始めちょろちょろ中ぱっぱというがメジャーで、途中で火の加減を変えなくてはならないのだが、やはり電子レンジを使った場合も同じように途中で火力を変える。始めは600wで5分ほど温めて、その後200wで10数分、そしてレンジから取り出して15分蒸せば完成である。

 実に素っ気ない作り方なのだが、それでも芯の全くない、ごく普通のご飯を炊くことが出来た。炊飯器を使うよりか数分時間がかかるのだが、半分近くは蒸している状態で、もしかすると電力もこちらの方が少なくて済むかもしれない。

 久しぶりの実験は楽しかった。

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2011.01.26

シリコンスチームなべつき 使いこなしレシピBOOK

 かなり評判がいいので、入手する。一人暮らしで簡単に調理が出来るのなら、非常にありがたい。

シリコンスチームなべつき 使いこなしレシピBOOK
シリコンスチームなべつき 使いこなしレシピBOOK

ムック: 52ページ
出版社: 主婦の友社 (2010/10/23)
ISBN-10: 4072751685
ISBN-13: 978-4072751688

●サイズ/240×200×95mm
●重量/260g
●容量/1200ml
●材質/シリコン樹脂
●耐熱温度/-40~230℃
●生産国/中国
●電子レンジ、オーブン調理に対応
●冷凍庫、食器洗い機使用可

 とは云え、電子レンジでの調理は何か抵抗がある。あまりにも便利過ぎるという気がしてならないのだ。だから、冷凍食品も好きになれない。

 四半世紀近く前、大学のサークルの後輩で教育学部だった女の子がアメリカにショートステイしたのだけど、コンロをまったく使わず、湯沸かしをはじめとして、すべての調理をこの電子レンジでやっていてびっくりしたそうだ。どんな料理を作っていたのかは聞かなかったが、どう考えてもまともなものは食ってなさそうな気がする。

 と云いつつも、調理すべき材料がなかったので、今日もあたしは袋ラーメンとお餅の晩ご飯。

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2011.01.20

安倍川餅

 正月といえば餅なのだが、正月前にディスカウントドラッグストアで餅を買って以来、ハマっている。

 餅は、昔は12月の半ばには親類一族が集まって、ついていたものだ。父方、母方共にやっていた。すでに30年以上前の話になる。杵つきだったのが、餅つき機を使うようになって、そして間もなくやめてしまった。餅つき機を使って作った餅はつぶつぶが残っていて、正直いって食えたものではなかった。

 買ってきた餅は1kg入りの角餅である。当地でつく餅は丸餅で、角餅で食べるのはこうやって買ったものしかない。買ってきた餅は杵つき餅ということで、ちゃんと伸びて旨い。おそらく餅粉を使って手っ取り早く作られたものだろうが、本格的な餅を手軽に味わえるのは嬉しい。

 餅はなんにでも放り込めるからいい。ラーメンしかり、雑炊しかり、鍋物しかり。保存食で食い方に融通の利く、この餅は日本文化の誇りにすべきである。

 そんな餅を柔らかくして食べるための道具が売られていた。二重になったプラスチックのケースで、内側のものは水を切るように上半分にスリットが入っている。容器に水を入れて、電子レンジで1分間温めて、水を切れば、柔らかい餅が食えるらしい。400円近くする容器なのだが、要するに水につけて、レンジで温めればいいということで、茶碗に入れて試すとそれなりに出来た。トースターで5、6分かけて焼いたものも、サク、ねっとり、熱っーでウマーなのだが、やはり電気代をかけず、手っ取り早いのがよい。

 水のかかった餅というと、即安倍川餅である。水物の食べ物に入れるなら濡れていても良いのだが、普通に食べるのなら、良くない。安倍川餅ならきな粉と馴染ませるために、水に潜らせる。これはもう、安倍川餅を食するための餅の温め方なのである。

 きな粉を買ってきて、砂糖を加え、餅に絡ませる。夜食には最高で、毎日のように食っていたら、3kg太りましたとさ。

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2010.10.23

サラダマリネマフィン

 朝マックが、バーガーとドリンクのセットで200円で提供されていて、これがお気に入りである。バーガーひとつで200円なら高いと思うが、缶コーヒー一本で120円かしらんするものだから、お手頃感が強い。

 200円のセットならドリンクはSサイズになるのだが、もう20円出すとMサイズに出来る。だからいつもコーヒーのMにする。車を運転しながらだと2時間くらいはゆっくりと味わえる量だ。

 最近、この200円セットに期間限定でサラダマリネマフィンというのが追加された。サラダのバーガーなのだが、これが非常に旨かった。サラダドレッシングのかかった野菜にベーコンの切れ端が入っていて、何とも云えないアクセントになっている。

 マクドナルドの味つけはどれもおこちゃま向けのものなのだが、これはちょっと違った新鮮さがあった。

 28日までドリンクとセットで200円。それまでにもう一度早起きして、出勤前に朝マックしようと思う。ただし、それ以降、通常価格になってからは、高額過ぎて絶対注文はしない。

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2010.10.18

ハバネロ唐辛子を試してみた

 あたしはとにかく辛い物好きで、タバスコは絶対に欠かすことのできない香辛料だったりする。普通サイズのタバスコならパスタを5回食うと、間違いなく空になってしまう。

 辛い唐辛子といえば、ハバネロがあるのだが、菓子に使われているくらいだと何ともない。一度くらいは、ちゃんとしたものを試してみたいと思ってて、辛子専門店というのが、辛ハバネロ一味唐辛子 約2g お試し品というものを送料込みを105円で販売しているのを見つけた。

 これはもう試すしかなく、早速取り寄せてみたのだが、2gというと大さじ2杯分くらいの量だった。

 試しにどのくらい辛いのか、微かな量を取って舐めてみると、口に入れてすぐは何ともないのだが、後から喉の方から熱いものが来るといった感じだ。んー、メインの香辛料にするというタイプではないかもしれない。確かに辛いのだが、今ひとつ色気がない。辛さで汗をかいたのは久しぶりで、昔、残業ばかりしていた頃、職場の食堂で肉蕎麦大盛を七味の島をつくって食べていた時以来で、ココイチの10倍くらいでは汗なんかかくものではなかった。

 こそこその量を使っても平気なのだが、すぐに使い切るもの勿体なく、一週間程かけて使い切った。

 今度はブット・ ジョロキアを購入する予定。

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2010.09.06

とうもろこしとアユ

 夕方、オヤジがやってきて、茹でたとうもろこしと焼いたアユを持ってくる。いずれもオヤジの里から叔父貴がとってきたもの。

 オヤジの里は四国山地の真っ只中の山奥である。一族はすでに山を降りて3、40年経ち、誰もそこには住んではないのだが、山は残っている。植林した山で、伐採した木を売るためには年に何度か枝打ち等の作業を行う必要がある。それで、山に戻った叔父貴が、とうもろこしとアユを取ってきたらしい。

 川魚のアユは海魚と比べて小振りなのだが、何とも云えず、旨い。この旨さはどうにも表現が難しいのだが、小さな身のしっかりした味やら内臓の苦さやら、何が旨いのか判明できないまま、2匹をあっという間に食べてしまった。次に食べる機会があれば、じっくり観察してみることにしようと思う。

 

 天然アユに関しては叔父貴のおかげで毎年一回は食っているので、まぁ、旨い、という程度なのだが、このとうもろこしについては嬉しかった。とうもろこしといえば、今は口にするのはほとんどがスイートコーンという、柔らかくて甘みのある種なのだが、昔、農家が作っているとうもろこしは固い歯応えのあるものだった。今回、そのとうもろこしを持ってきて貰ったのだ。

 たまたまスイートコーンもあったので、二つを並べてみた。ちいさなとうもろこしなのだが、粒の大きさはスイートと比べると随分大きい。色も橙色といった感じで、皮は固く、ゆで上げても形崩れすることはない。齧ってみると、粒の中身がしっかりしていて、粉っぽくもある。いかにも穀物といった風情である。

 じいさんばあさんがまだ山に住んでいた頃、とうもろこしといえばこれだった。市場でも缶詰以外はスイートコーンなんてなかったんじゃないかと思う。固いけども噛むと味が出てきて、旨かった。また、このとうもろこしは、鶏舎があって、鶏の飼料にもしていた筈である。餌を置く樋にとうもろこしをまくのを手伝ったような記憶がある。

 スイートコーンもまずくはないのだが、このとうもろこしの味を知っていると、毎回とは云わないが、4回に一度くらいは食べたくなるものである。

 ということで、懐かしい味を満喫した今日の夕食であった。

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