あたしとしたことが、見逃していた。楳図かずおの「楳図パーフェクション!」で新刊「わたしは真悟」が出ていたのだ。あたしが読むコミックは限られていて、つげ義春、大友克洋と、この楳図かずおの作品くらいしかない。
全6巻のうち、1・2巻が昨年末に、3・4巻が今月末の発行となっている。1・2巻については数日前に注文し、3・4巻については一昨日注文可能となったので、こちらも早速注文したのだが、先に注文したものはメール便、後から注文したものは宅配便という発送をされ、3・4巻だけが本日、届いてしまった。
 |
わたしは真悟 3
楳図 かずお (著)
コミック: 284ページ
出版社: 小学館
ISBN-10: 4091830994
ISBN-13: 978-4091830999
発売日: 2010/1/29
商品の寸法: 18.8x13.2x2cm
(表紙を拡大) |
 |
わたしは真悟 4
楳図 かずお (著)
コミック: 394ページ
出版社: 小学館
ISBN-10: 4091831001
ISBN-13: 978-4091831002
発売日: 2010/1/29
商品の寸法: 18.8x13x2.4cm
(表紙を拡大) |
この楳図パーフェクション!シリーズの装丁は祖父江慎が担当しているのだが、今回もいらないことをやってくれている。
表紙は透明なプラを使っている。プラ表紙というと、大友克洋のコミックにもカバーとして使われているものがあったが、「わたしは真悟」は表紙そのものである。見やすいように表紙を大きく開くとプラが割れて、表紙が外れかねない。
本編が黄色等の蛍光色で色付けが行われている。全部ではなく部分的で、どういった理由でそういう色付けがなされているのか判らない。さらに紙の色だけでなく、紙質も部分的に変えられており、これも理由が判らない。
表紙を繰るととびらがなく、いきなり本編になっている。
相変らず、独りよがりなことを祖父江はやっている。
初のリリースでコラボとかやるのだったら、仕方ないとも云えるのだが、すでに評価の完成したようなものに対して手を加えまくるのはどうかと思う。楳図パーフェクション!でなくて、楳図・祖父江パーフェクション!であるなら、文句は云えないものの、あくまでも楳図の作品を読むために買っているわけであって、装丁者ごときにこんなに表に出られるのは不愉快極まりない。
まぁ、今回の造本も書籍の命ということを考えると普通のものより弱いことは明らかだし、書籍、読者に対する愛情に祖父江は欠けていると判断する。
最近のコメント