道路が出来る
先週のことだが、道路が一部供用開始された。国の事業による地域高規格道路なのだが、副道部分は地元自治体管轄になり、あたしはその補助金申請や予算執行管理と云ったことに携わったことのある道路である。全線10kmくらいなのだが、今回供用となったのは1.8kmの区間で、すでに供用されているものと併せて4km弱となった。
供用が始まったのは、中抜けの飛び飛びの部分開通でスマートな利用には結びつかないのだが、こういった公共道路については、すでにある道路に接続できた部分は極力早く利用できるようにするという動きがうり、今回の供用も始まったようた。街中を走る道路で開通が遅れるのはとにかく用地買収の問題によるもので、工事自体は恐ろしく早い。
それにしてもこの30年で道路が増えた。あたしがのんびりと中学に通っていた道には片側3車線の高架を持つような道路が横断するようになってしまった。高校時代に通学途中に裏道として山裾の住宅地の中を走っていたのだが、その山にはトンネルが掘られ、大きな幹線道路が通った。この道路は4kmくらいしかないのだが、トンネルが2つもある。
街の至る所に高架やアンダーパスが出来て、街の様相の変化に驚く。
街の人口は減少にはなっていないものの、すでに毎年数千単位の微増になっており、まもなく減少に転じる筈である。そんなところでこういうインフラ整備に巨額をつぎ込むのはどうかと思う。国交省としては交通渋滞の解消により二酸化炭素の排出量が期待できるということなのだが、それも果たして絶対的な理由になるのかと思う。この後、人口が減少した街に車の少ない複雑に組みいった道路はどのように見えるのか。
便利になる度に考えてしまうことは多い。
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