スマートフォンのストラップ
ガッコが休みに入るやいなややって来、すっかり居候状態になっている下の子が「ぎゃ」という叫び声を上げた。どうしたんだと尋ねると、手が滑ってスマホを床に落としてしまったのだと云う。幸いにスマホは壊れていなかった。
子供らにスマホに付けるようストラップを与えてもいらないという。アップル社の機種にはそもそもストラップ用のホールがないので致し方ないのだが、使っているSamsung機にはちゃんとホールが設けられているのだが、それでも必要ないという。
周りを見るとスマホにストラップを付けている人は少ない。以前、携帯電話に山のようにストラップ付けるというのが流行ったが、今では嘘のように付けないのが当たり前となっている。おそらく早いうちに普及したアップル社の機械にストラップが取り付けられなかったから、付けないのが当たり前になったのだろうか。
ストラップというのは機器の落下防止や取り回しに非常に便利で、機能重視なものである。また、個人のセンスで選ぶことの出来るものであり、1つや2つを同時にくっつけるくらいなら理にかなった使い方が出来る。そもそもスラップという発想は日本的である。というのも、江戸時代、帯にものを吊す際に帯に紐を固定する根付というパーツが発明され、工芸品の域まで発展したことがあった。それが、現在のストラップの先に吊される造形と考えても良いかもしれない。
そんな機能的合理的なものがありながらも、必要ないと拒否してしまうことが理解できない。流行ではなく、もう少し見ることをしてもらいたいものだ。
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