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2014年11月の2件の記事

2014.11.10

時計の歩度調整をする

 仕事の帰りに時計工房に行く。使っている機械式時計を2つオーバーホールしてもらった馴染みの店である。

 夏場に入ってから時計が遅れるようになった。不規則に遅れるのではなく、日に5秒ほどずつ正確に遅れていた。この5秒が翌日には8秒であったりすると時計の精度が悪いということになるのだが、日々きっかり5秒だと精度は保たれているということになる。

 暖かくなると鉄道の線路がそうであるように鉄が伸びて時計が進むのではないか、といったイメージがあるのだが、そうではなく、歯車を動かしている機構のふれ幅が大きくなることで一般的に遅れるようになるらしい。

 みみっちい話だが、時計合わせをした日をスケジュール帳に残しているのだが、今年の最初の時計合わせは2月6日に行っていて、次は7月13日となっている。5ヵ月あまり時計合わせをしていなかった。する必要がなかったようだ。

 あたしの時計合わせのルールは2分進めて設定する。遅れて正時と10秒差になるか、進んで3分以上の差になった段階で再設定をするということにしている。春先の時計合わせの必要のない時は月の狂いが2,3秒でこの精度はクオーツ並みだった。

 工房で機械で時計の振動を測って軽く5秒ほど進むように調整。時計の進み遅れなんてまぁ、大したことではないのだけど、たまには工房に顔を出して顔つなぎをしておくということも大切、ということで。

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2014.11.01

スティーヴン・スピルバーグ「未知との遭遇」(77)

 スピルバーグの「未知との遭遇」のBDを購入して鑑賞する。一応、何年か前にDVDを買っていて、見ることは可能なのだが、今出ているBDはこれまで公開されてきた主だった3つのバージョンが収録されているようで、見比べを行いたかったのである。

未知との遭遇 スペシャル・エディション
未知との遭遇
スペシャル・エディション

監督: スティーブン・スピルバーグ
出演: リチャード・ドレイファス, フランソワ・トリュフォー, テリー・ガー
ディスク枚数: 1
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
DVD発売日: 2011/02/23
時間: 135

 この映画とも長い付き合いで、劇場公開されたのは中学に入る寸前の小6の冬だった。意味深なTVCMが流れていて、内容の詳細は判らなかったのだが、宣伝で用いられている音楽がハードな感じなものだったので、怖い映画なのだろうとずーっと思い込んでいた。小学生のガキが自由に映画なんぞ見に行ける訳がなく、友人が買ったサントラテープに聞き入るばかりだった。

 当時はレンタルDVDどころではなく、ビデオのレンタルもまだ普及していなかった頃の話で、この映画をようやく見ることになったのは、大学の学祭で、だった。映研に所属していたのだが、学祭実行委員会から青空上映の依頼があった。日没直後にグランドに誂えた大スクリーンに映画を上映するというイベントで、一般的に見やすいプログラムとしてこの作品を選んだのである。上映会の前日にフィルム点検のための試写をサークルのメンバーの下宿で行い、フィルム上映ながらTVよりも小さなサイズで初見することになった。

 スピルバーグの中では比較好きな作品に入るのだが、何年かぶりに見直して感じたのが、これほど現実離れした映画も珍しい、ということだった。いや、そもそもがSFなので現実離れしているのは当然なのだが、主人公が普通の社会と接点がほとんどない状態で話が進むので、浮遊したままの、なんとも居心地の悪い状態のまま終わってしまう。こんな感じだったかなーと、改めて思った。あたしとしては、あの音楽を使っての宇宙人とのコンタクトシーンが見どころで、この映画はミュージカル映画だったのかもしれないともおもった。主人公がそのまま宇宙に行ってしまうし、メルヘンと云えばメルヘンなのだけども、あまりにも軽すぎる。いかにもスピルバーグらしい。永遠の映画小僧のトリュフォーの起用も、なんとも本気でなさそうな雰囲気が漂う。

 初見の時、オープニングの砂漠のシーンが妙にリアルに感じたのが懐かしい。ああいう砂嵐の場面って、そんなにないものであるし。海外ロケとの差があるのは、撮影監督とかかが第2クルーとかで代わりにやっていたりするからか。

 学祭での青空上映はこの時期の開催で、風も強く、途中でスクリーンはまくれるし、寒いしで、夏場以外にこのような企画は行うものではありません、ということだった。

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