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2014年9月の2件の記事

2014.09.20

アルフォンソ・キュアロン「ゼロ・グラビティ」(13)

 昨年の末から評判になっていた「ゼロ・グラビティ」なのだが、BDがようやく半額の叩き売りで発売されるようになったので、更にポイントを使い、900円ほどで入手する。

ゼロ・グラビティ ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産)2枚組
ゼロ・グラビティ ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産)2枚組

監督: アルフォンソ・キュアロン
出演: サンドラ・ブロック, ジョージ・クルーニー
形式: Color, Dolby, Widescreen
画面サイズ: 2.35:1
ディスク枚数: 2
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
DVD発売日: 2014/04/23
時間: 91min

 90分余りの時間は十分に楽しむことが出来たが、残念がら見終わって「それで?」という印象しか残らなかった。

 評判では「凄い」ということしか聞いていなかったのだが、BDで見ると「何が?」なのである。延々アクションが続くので退屈はしないのだが、それどまりである。宇宙空間の再現も悪いとは感じないが、取り分け素晴らしいとも感じない。

いやぁ、3Dアトラクションムービーを普通の19インチのTVで見てはいけない、ということらしい。確かにプラネタリウムとかの180度画面に上映される映像は普通に見れば他愛もないものなのだが、その施設で見るとリアルでさらに酔いを生じさせるような強烈なものとなる。

 この映画は映画館で見るべき映画で、映画祭で評価する際にも、一般作品と同列で評価するのではなく、アトラクション映画部門の中で評価すべきではないのかと思う。特別な施設においてのみ実力を発揮するような作品の場合、設備のレベルによって真価が変わるので、一応、際物としての評価はしておくべきではないのかと思われる。

 ちなみにエド・ハリスは日本語吹き替え版では存在の消えてしまうヒューストンの管制官としての声のみの出演。彼はライト・スタッフから始まってアポロ13の管制官と宇宙ものがよく似合うが、もはや空港もののジョージ・ケネディ的存在か。サンドラ・ブロックの四肢は日本人俳優とは違ってて、非常にしっかりしており、これもまた魅力的であった。

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2014.09.05

人間ドック

 毎年恒例の人間ドックを受診する。

 受診当日に結果の出る写真関係以外の項目については、すべてにおいて異常なし。厳密に云うと空腹時血糖値正常値が99以下が、111というボーダーにあるのだが、HbA1cが正常範囲にあるので問題にするほどのことではなく、体質的なもので正常とみなしてもよいとのこと。昨年は少し高かった血圧も1回目から正常値。普段から白衣高血圧症なのか1回目が高く、2回目にようやく正常値になる。

 体重については昨年が52.4kgで、今年は52.8kgとほとんど変わりはないのだが、腹囲が71.5cmから75.0cmと増え、測定をしていた看護師が「去年のはかり方が間違っていたんですかねぇ」などと不思議がっていたが、増えているのは間違いない。現在、穿いているスラックスは腹囲85cmの頃に買ったもので、あまり痩せると腹回りが余り恰好が悪いのである。去年はぶかぶかでスラックスを穿いていたが、今はアジャスターをいちばん閉めれば、そこそこで穿くことができる。

 ということで、写真結果がまだなのだが、それで異常がなければ、かれこれ毎年1万近くの費用を無駄にし続けていることになる。ドックで毎年引っかかるひとが費用対効果としては意味があるので、少しばかり羨ましくもあったりする。

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