訃報 ロビン・ウィリアムズ
この人ほど自殺が似合わない人はいなかった。
映画館で映画を見なくなったのは90年くらいなので、ロビンの出演作もごく初期の作品しか見ていないことになる。ガーブやレナード、今を生きる、フィッシャーあたりはちゃんと見ているのだが、やはり印象に残っているのはベトナム戦争を舞台にした「グッドモーニング, ベトナム」だった。
確かDJ役のしゃべりの大半がアドリブだったというグッモーニンは、彼のコメディアンとしての本芸を知ることのできるものだったが、それにも増してロビンのキュートさが露わになる作品であった。30半ばのオヤジがこんなにも愛らしく感じる映画はそうそうないと思う。
笑顔の素晴らしいロビンがアル中で、しかもうつ病で自殺するとは悪い冗談にしか思えない。
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