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2014年5月の11件の記事

2014.05.15

音声通話

 うちで使われているスマホはキャリアの契約ではなく、IIJ mioのデータ通信専用のSIMを使ったものだった。ファミリーシェアフランというヤツで3枚のSIMを2,700円/月で利用するというものだった。

 このSIMでもLINEやSkypeを使うと通常の携帯の半値近い額で格安で電話がかけられる。しかし、問題なのは発信専用になって、着信ができない。LINEやSkypeといったIP電話は着信用の電話番号がなく、どうしても必要であれば、Skypeの場合はそこそこの費用負担をすれば可能だが、メリットが薄れてしまう。

 この4月から大学に通いだした上の子なのだが、知り合いと連絡を取る場合、全員がスマホを使っているわけではなく、着信するための電話番号が必要だといい始めた。仕方がないので、月々1000円上乗せして、音声通話できるものに交換することにした。

 しかし、あたしが若い頃は携帯なんぞなく、外出先で電話しようとすると公衆電話を使うしかなかった。もちろん、相手も自宅かどこかにいる必要があるわけで、そんなに電話に頼った生活を送っていなかったような気がする。電話が使えれば確かに便利かもしれないが、そんなにちゃらちゃらと連絡を取り合う必要があるのか、不思議にもなる。

 一応、音声通話可能なSIMに交換するものの、通常の音声通話は着信専用で行うよういう。21.6円/30秒はやはり安くない。

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2014.05.14

窓口業務を担当するようになった

 この4月から週に2回、半日ずつではあるが、窓口に座るようになった。役場に入って随分経つのだが、窓口専門の業務についたことはない。専門的な対応が必要になって窓口に出て説明をするということはあるが、ずーっとカウンターに座ったままというのは初体験である。

 支所業務が好きなのか、かれこれあちこちの支所ばかりを転々としている職員もいるが、慣れればそれなりに楽な業務かもしれない。

 窓口業務はかなり向き不向きがあるような気がする。不向きな職員はぞんざいな対応をし、一度ならずも何度も苦情の投書を受けている。役場なんて色んな部署があるわけだから、こういう人間は素直にすぐに配置換えをするのがいい。本人も苦労している筈である。

 窓口業務というのは非常にスリリングで、頭脳を使う。まず、相手が何を欲しているのか察することができなければならない。何を聞けばいいのかわからない状態で来ていることも少なからずある。とにかく焦らずに、どういったことが起こっているのか推理し、それを質問をして確認していくことになる。何かに初めから悪意を持っているような人もいるし、そういう時にはとにかく角の立たないようにしながら対応する。

 しかし、来庁者としてはオジサンに応対されても嬉しくないはずで、そのあたりは申し訳なく思っている。

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2014.05.13

訃報 H・R・ギーガー

 エイリアンのギーガーが亡くなったらしい。エイリアンでの異星人の意匠はこれまでにない異形であり、映画史上に間違いなくそのおぞましさを残すだろうと思われる。

 彼の作品はいくつかの画集としてリリースされている。何冊かは欲しいと思ったことがあるのだが、結局、10年近く経っても入手に至っていない。

ギーガーズ・エイリアン
ギーガーズ・エイリアン

ペーパーバック: 70ページ
出版社: 河出書房新社
ISBN-10: 4309905943
ISBN-13: 978-4309905945
発売日: 2004/8/20
商品パッケージの寸法: 30.4x30x1cm

 ズジスワフ・ベクシンスキーの作品はほぼ速攻に近い状態で入手に至ったものだが、一方、ギーガーについてここまで躊躇してしまうのはどうしてだろう。ベクシンスキーも不気味な作風なのだが、こちらの方が惹かれる。この二人の違いというのは感情が加わっているかいないかのような気がする。ギーガーはあくまでもデザインを重視し、自分の作品を映画の造形として売り込んでいた。乗れない理由はそこにあるような気がする。

 階段からの転落が死亡の原因というのを聞いて、谷啓のことを思い出してしまって、ちょっと悲しくなった。

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2014.05.12

活字中毒者にとって不幸な時代

 あたしは中学の頃から活字中毒で、基本的に空き時間は何かを読んでいる。特に食事時は目が手持ち豚さんになるので、何かを読んでしまい、行儀の悪いことになる。以前、新聞を。とっていた頃は絶対、新聞を眺めながら食事をしていた。

 活字中毒というのはドライブ中毒に似ているような気がする。両方とも8、90%という高い比率ではなく、5、60%の注意を用いていて、心地よいストレスになっている。活字中毒は必ずしも読書である必要はなく、薬の取り扱い注意書でも十分なのである。真剣に読解しなければならないものはさすがに疲れるので、軽いものがいい時が多い。

 ということで、スマホが生活に入り込んでしまった今、掲示板やらSNSやら読むには困らない材料が散らばっている。別に自ら進んで参加しなくても、眺めているだけでも、読むということには十分価値がある。

 読むという行為が、書籍ではなく、無料で手に入り、軽く読めるネットの情報にメインが移行してしまったような気がする。スマホはあまりにも手軽すぎるのである。

 知識的なものについては事足りるようになった。過去からTVのクイズ番組について、調べれば判ることを即答できるだけの能力について、どんな価値があるんだと思っていたが、いよいよそれが進んでしまった。クイズ番組が見るに堪えられなくなってしまった。あたしのスマホには一式が20巻を超える百科事典が2セット入っているし、Wikipediaを見れば、情報の正確さはさておいてもたいていのことは判ってしまう。

 判らないこと、知らないことがいかに重要であったかと思う。これらと対峙するためには時間が必要である。ネットを流れる活字を追っているようでは、時間を無為にするだけである。ネットの活字と書籍の活字ではどちらが重いかということを論じることは意味がないと思うのだが、ネットの活字は書籍のものとは異なって便所の落書きであることの方がはるかに多い。

 この2年間スマホで狂ったような時間を費やされたような気がする。意図的に脱スマホを考えなければならないと思う。スマホを持たない人はいつまでも持たないでいることを心から希望する。

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2014.05.11

3Dプリンターは脅威か

 3Dプリンターを用いて殺傷能力があると考えられる拳銃が作られたという事件があり、早速、規制云々という話が出ているらしい。

 極端な話をすれば、鉛筆一本あれば十分に人を殺すことができる。凶器そのものの規制は必要だが、凶器になりうるものすべてに対して何らかの制限を設けようとしても意味のないことである。まず、包丁を売ってはいけないことになる。3Dプリンターのおそらくドライバあたりで、拳銃らしきものを形成しようとするとプロテクトがかかるといったことを考えているようだが、パーツはどのようにも分割しうる。

 しかし、いよいよ3Dプリンターも民生機が発売され始めているようで、普及はそんなにかからないかな、という感じだ。今のところ、民生機としてはホビー関係の領域を出ないとは思うのだが、これでいろいろ作れると面白いだろうと思う。

 学生時代、映研にいて、メンバーの中には戦隊ものが好きで、戦隊ものの映画を撮っていたものもいた。もちろん、戦隊ものだから、コスプレになる。服などはそれなりに作れるのだが、一番厄介なのは仮面で、FRPやらグラスファイバーを使って形成しなければならない。まさしくアギトマスク製作記というサイトがその製造方法を紹介しているのだが、随分と根気の必要な作業で、先輩がひとり下宿でしこしこと作っていたものである。あたしもこの映画の撮影現場に行っていた記憶があるので、参加していたはずなのだが、何を担当していたのか全く記憶がない。監督は6階建ての校舎屋上の10cmくらいのコンクリート安全柵の上に直立し、地上を見下ろすシーンを平気で撮るという危険な男だった。

 こういった面も3Dデータさえ用意できれば、寝ている間に一晩でできるだろう。

 しかし、報道を見ているとプリンターの性能にはばらつきがあるようで、出来の悪いものも少なくない。まだ、使えるものになるにはしばらく時間がかかりそうだが、パソコンのために町の印刷屋が潰れたように、このプリンターのためにダメになっていく業界もあるだろう。

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2014.05.10

840,000番目のお客様は...

 15,000番目、20,000番目、25,000番目、30,000番目、33,333番目、34,567番目、40,000番目、44,444番目、50,000番目、55,555番目、60,000番目、66,666番目、70,000番目、77,777番目、80,000番目、88,888番目、90,000番目、99,999番目、100,000番目、101,010番目、111,111番目、123,456番目、130,000番目、131,313番目、133,331番目、140,000番目、150,000番目、160,000番目、170,000番目、180,000番目、190,000番目、200,000番目、210,000番目、220,000番目、222,222番目、230,000番目、234,567番目、240,000番目、250,000番目、260,000番目、270,000番目、280,000番目、290,000番目、300,000番目、310,000番目、320,000番目、330,000番目、340,000番目、350,000番目、360,000番目、370,000番目、380,000番目、390,000番目、400,000番目、410,000番目、420,000番目、430,000番目、440,000番目、450,000番目、460,000番目、470,000番目、480,000番目、490,000番目、500,000番目、510,000番目、514,926番目、520,000番目、530,000番目、540,000番目、550,000番目(560,000番目は忘れてました)、570,000番目、580,000番目、590,000番、600,000番、610,000番目、620,000番目、630,000番目、640,000番目、650,000番目、660,000番目、670,000番目、680,000番目、690,000番目、700,000番目、710,000番目、720,000番、730,000番目、740,000番目、750,000番目、800,000番目、810,000番目、820,000番目に次ぐ92度目のキリ番プレゼントで、今回は840,000番目のキリ番です。

 読書グッズP-hookのプレゼントを希望される方はこの記事の "1万5千" を "840,000" に読み替えて、気に留めておいてください。

 肝心のカウンターですが、タイトルの右上に灰色で非常に判り難く居ります。シンプルなのが好きなので、カウンターはこのくらいの存在感があたしの好みです。

 なお、カウンターを気にしていなくても、キリ番を踏んだ人にはメッセージが表示され、見落とすことはない設定を施しています。

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2014.05.09

20歳ですか? それとも18歳ですか? いいえ...

 衆院本会議で国民投票法の改正案が通ったらしいのだが、ここでは国民投票年齢は20歳以上から18歳以上に引き下げるとされている。おそらくこの法案は参院でも可決されると思う。

 世界的に見ると18歳での選挙権取得というところが多く、日本が高くなっていると云われているのだが、果たして20歳での選挙権が遅いのかと云われると、現状からするとこれでも早く過ぎるのではないかと思うのである。そもそも20歳が成人年齢としてふさわしいかと云われるとかなり疑問である。

 成人としては、結婚をし、生計を立てるとなると20歳でも認めざるを得ないのだが、そうではない場合、社会的状況において学生という身分の者が多く、独立した個人と認め難いことが多い。

 更に日本の平均寿命の推移を見ると、この20歳という年齢のもつ人生に対するウエイトが変わっていることが判る。戦前の20歳と現在の20歳とでは同じ重みをもっているとは到底思えない。

 投票権について広く門戸を開けるということは意味のないことではないと思うのだが、それでも日本国民の精神的成熟度を考えると20歳というのはあまりにも幼すぎるのではないかと思う。齢を重ねたら成熟するわけではなく、そこに置かれているポジションも非常に重要なのである。過去において40歳では老熟を要求されたと想像しえ、実際にそうであったと思うのだが、現在では若造の域を脱しえない。

 あたし個人の感覚としては、投票権は30歳以上でもいいのではないかと思う。成人も同様である。そのくらい日本人は幼くなっていると思う。

 また、選挙権に上限の年齢制限を設けるべきという意見がある。これも理解できる話でもある。被選挙権も含めて、今後、検討すべきことなのだろうと思う。

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2014.05.08

景気は回復するのか

 2014年3月期の決算発表では、車や家電の大手企業の営業収益の良さが示されていたが、これらは円安や消費税増税に起因するもので、景気回復によるものであるとは思えない。好景気であるための条件のひとつは国民の金離れのよさにある。誰もが安心して消費できる状況になければ、景気は良くならない。

 まだまだ将来の不安があり、皆、貯蓄を壊そうという気にはなれない筈である。

 そのような考えると30年近く前に始まったバブル経済は、いかに金が巷に出回ったことか。今では貸し渋りしている銀行が当時は押し付けるようにして金を貸していた。流通する金は基本的には一定している。今、円安で大手メーカーが儲けているのは、ただ外貨が日本に入ってきているというだけである。30年前の糞好景気は、土地の架空の価値を担保にして、その分の金が節操もなく動いていたに他ならない。当時、高校生であったあたしにさえ、遠からず破たんするということは判る状況だった。

 そういった狂った好景気はもうおこることはないと思うが、今回の好成績がどのくらい今後の景気に影響を及ぼすかである。少なくとも数万人の給与は上がるのは間違いないだろうし、それがどこまで波及するか。

 全体的な景気の底上げになるようなことは見えてこないし、この3月期の数字というのは幻のような気がしてならないのである。

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2014.05.07

心のなかの空虚を見たとき

 日々の生活を送っていると心の中に空虚を見てしまうことがある。家庭のことであったり、仕事のことであったり、対象はいろいろではあるが、満たされず、何とも云えない気持ちになってしまうことがある。ここでそのまま深く思い悩んでしまえば、うつ病に陥る。

 しかし、自分の置かれた状況はそんなに悪いものなのか、見つめなおしてみる。くじつなものとして

 大きな病気を患い、明日を迎えるのが難しい状態なのか。夜、眠る時に寒さや雨風をしのげないのか。明日食うものがなく、空腹と戦う必要があるのか。これらの状況について問題があるのなら、確かに深刻な事態であり、思い悩む必要もあろう。しかし、たいていの場合は、生死に係ることではない。

 冷静になって自分の置かれている状況を見てみると、決して悪くないものだと再確認する。生かされていて、とりあえず、明日の朝の陽を見ることができるのだ。これは感謝するに値することである。

 とはいうものの、淡々とした日々であり、将来的にも期待できるようなことはない。とにかく生き続けているだけである。

 自分の周りには何もなく、本当に空虚なのか。もう一度、周りを見直してみる。自分の心の安らぎを与えてくれるものは本当に何もないのか。

 ほんのささやかなことでいいから、安らぎを与えてくれるものを探してみる。好きな作家の小説であったり、写真集であったり、映画であったり。すこしでも安らぎを感じたなら、それを確実なものとして捉える。そして、忘れないようにして、心のなかに刻み込む。

 意図すれば、この余も捨てたものではない、と感じることができる。

 だまし騙しであっても、死ぬまでを生きながらえることができれば勝ちである。さらに微かながらでも笑顔を保ち続けていくことができれば大勝利である。

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2014.05.06

ギレルモ・デル・トロ「パシフィック・リム」(13)

 パシフィック・リムについては劇場公開時から、中学の頃からの友人にFBで「面白いから観てみろ」と勧められていた。最近はとんと劇場には足を運ばないし、BDソフトが出るとようやくそれを入手して観るという感じで、この映画についても昨年末にソフトのリリースがあったものの、高価で手が出なかった。しかし、しばらく前に半額での発売になったので、早速、入手してみた。

パシフィック・リム ブルーレイ&DVDセット (3枚組)
パシフィック・リム ブルーレイ&DVDセット (3枚組)

監督: ギレルモ・デル・トロ
出演: チャーリー・ハナム, イドリス・エルバ, 菊地凛子, チャーリー・デイ, ロブ・カジンスキー
ディスク枚数: 3
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
DVD発売日: 2013/12/11
時間: 130分

 日本ではおなじみの怪獣とロボットの対決を題材にした映画で、その手のファンには正当な後継者が現れたということで、高く評価されたようである。あたしも昭和40年代半ばから50年代初めまでの特撮ものはよく見ていて、少なからずそのあたりのテイストは判っているつもりなのだが、この「パシフィック・リム」は残念ながら違和感があった。

 まず、美術の面で、色使いが最近のハリウッドそのもので、アメコミを見ているようでかなり辛い。蛍光色が多くて30年前に公開されたディズニーの「トロン」を見ているような感じだった。日本の特撮は、お金がないのか、特撮であることが目につかないようにするためか、薄暗めのシーンが多かった。従って特撮というと地味なイメージがあるのだが、アメリカの映画ではド派手になってしまうようである。

 日本で作られるものは絶対的に登場人物が思い悩み、全編通して20%くらいは頭を抱えているようなシーンになるのだが、この作品ではほとんどがアクションで、物語がひたすらに進められる。それでも130分あるのだから、カットされたシーンもかなりありそうである。ということで、話を入れすぎ。もっとシンプルな展開にしてもよかったのではないかと思う。話の展開としては、「マトリックス」の煩雑さによく似ている。

 ちょっと意外だったこと。菊地凛子って、あんなに胸があったっけ。CGを使って補正しているんじゃないかと思う。

 パトレイバーも散々な評判だし、ロボットものの実写はかなり難しい。

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2014.05.05

訃報 渡辺 淳一

 作家の渡辺淳一の訃報が入ってきた。

 渡辺淳一の小説は10代の終わりから20代初めによく読んでいた。もちろん恋愛小説として読んでいたのだか、読むにつれてつまらなくなっていった。どうにも底が見えてしまって、読もうという気になれなくなってしまった。

 同じ頃に傾倒したのが吉行淳之介だった。彼もよく男女の仲を題材にして小説やらエッセイを書いていたが、いまだに彼を超える名エッセイストはいないと思っている。吉行は淫靡ではあったが、はかなさと気風の良さを持ち備え、何とも云えぬ魅力があった。一方、渡辺は医学者出身ということもあってか、妙に権威づいたところがあり、作家としては奥行きがいまひとつ感じられなかったのだ。

 しかし、渡辺の小説の多くは映画化され、何本かは見たのだが、やはり物足りないものだった。公開当時には話題になるのだが、そのあとは残ることの難しい作品であると思う。

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