« 訃報 渡辺 淳一 | トップページ | 心のなかの空虚を見たとき »

2014.05.06

ギレルモ・デル・トロ「パシフィック・リム」(13)

 パシフィック・リムについては劇場公開時から、中学の頃からの友人にFBで「面白いから観てみろ」と勧められていた。最近はとんと劇場には足を運ばないし、BDソフトが出るとようやくそれを入手して観るという感じで、この映画についても昨年末にソフトのリリースがあったものの、高価で手が出なかった。しかし、しばらく前に半額での発売になったので、早速、入手してみた。

パシフィック・リム ブルーレイ&DVDセット (3枚組)
パシフィック・リム ブルーレイ&DVDセット (3枚組)

監督: ギレルモ・デル・トロ
出演: チャーリー・ハナム, イドリス・エルバ, 菊地凛子, チャーリー・デイ, ロブ・カジンスキー
ディスク枚数: 3
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
DVD発売日: 2013/12/11
時間: 130分

 日本ではおなじみの怪獣とロボットの対決を題材にした映画で、その手のファンには正当な後継者が現れたということで、高く評価されたようである。あたしも昭和40年代半ばから50年代初めまでの特撮ものはよく見ていて、少なからずそのあたりのテイストは判っているつもりなのだが、この「パシフィック・リム」は残念ながら違和感があった。

 まず、美術の面で、色使いが最近のハリウッドそのもので、アメコミを見ているようでかなり辛い。蛍光色が多くて30年前に公開されたディズニーの「トロン」を見ているような感じだった。日本の特撮は、お金がないのか、特撮であることが目につかないようにするためか、薄暗めのシーンが多かった。従って特撮というと地味なイメージがあるのだが、アメリカの映画ではド派手になってしまうようである。

 日本で作られるものは絶対的に登場人物が思い悩み、全編通して20%くらいは頭を抱えているようなシーンになるのだが、この作品ではほとんどがアクションで、物語がひたすらに進められる。それでも130分あるのだから、カットされたシーンもかなりありそうである。ということで、話を入れすぎ。もっとシンプルな展開にしてもよかったのではないかと思う。話の展開としては、「マトリックス」の煩雑さによく似ている。

 ちょっと意外だったこと。菊地凛子って、あんなに胸があったっけ。CGを使って補正しているんじゃないかと思う。

 パトレイバーも散々な評判だし、ロボットものの実写はかなり難しい。

|

« 訃報 渡辺 淳一 | トップページ | 心のなかの空虚を見たとき »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/90327/59598269

この記事へのトラックバック一覧です: ギレルモ・デル・トロ「パシフィック・リム」(13):

« 訃報 渡辺 淳一 | トップページ | 心のなかの空虚を見たとき »