« 2014年3月 | トップページ | 2014年5月 »

2014年4月の3件の記事

2014.04.23

情けは人の為ならず

 この4月に部署の異動になった。4年間いたので、別に異動自体はおかしくなかったが、今年は通常にない小規模の異動で、例年の半分くらいのものだった。先にいた部署はいつもなら15人くらい出ていくものだが、6、7人の異動に留まってた。

 小規模の異動は判るのだが、もっとひどいのが、昔いた部署に戻す、といった異動を行っているということだ。あたしは13年前にいた部署に戻された。あたし以外にも多くの者が前の部署に異動させるということをされているのが実に目についた。適材適所に人員を配置するという人事異動という人事の重要な任務を完全に放棄したような感じにしか見えない異動だった。

 仕事をしているとそりが合わないという人間がいる。うちの役場は職員が数千人いるので、嫌な人間と仕事をしなくてはならなくても、いったん異動になるとよほどでない限りは、それ以降、めぐり合わせることはない。異動になるまでの辛抱としておつきあいをする。

 しかし、今回の極端な出戻り異動で、再び、絶対仕事で絡みたくない人間と10数年ぶりにかかわらなければならなくなってしまった。向こうも10数年ぶりに戻ってきたという。

 とにかく自分のペースで物事を進めるヤツで、他人の事情は一切考慮しない。正しければ、何をやってもいいというような発想の人間である。周りの普段は気のいい若手も彼に振り回されることになって、随分と気を悪くしていた。さらには何かにつけて協力をする気はないという態度を示し始めて、誰も同じように感じるものなんだと安心をした。

 情けは人の為ならず、というが、これが反対の形で如実に表れた状況である。愛想よく言い寄ってくるのであれば、まだ協力をしようという気にもなるものだが、当たり前のように自分の都合を通そうとすれば総スカンを食らう。まぁ、それがでしゃばりタイプなので、切れ者というような印象を与えることもあろうが、実は機会があれば、谷から突き落としてやろうと思われていたりするのである。人間はむしろお人好しくらいのほうが、生きやすいのではないのだろうかと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.04.22

望遠鏡の向こうに見える街

 入手したばかりのライカの単眼鏡を携えて、買物に出かける。

 信号待ちになる度に単眼鏡を覗くのだが、望遠鏡から見る街は当たり前の話だが、いつものものとは違う。

 双眼鏡や単眼鏡といった望遠鏡の特性というのはものが近くに見えることである。8倍の望遠鏡というと、1000m先が125m先(1000/8)に見える。近くに見えるということは距離が圧縮されて距離感がなくなるということでもある。

 信号待ちした道路の真ん中で、真ん前を見ると何が目につくかというと、先の車が半分から上しか見えなかったりする、といったことである。タイヤの部分が見えず、トランクのあたりからが地面から浮き出ているのが見えたりする。

 おそらく数100m向こうを走っている車なのだろうが、日常的にはすぐ先を走っている車ばかりを見て、遠方の車には気にも留めない。地面に半分潜った車。

 これはどういう意味かというと、道路は起伏したなかを走っている、ということである。多少の上り下がりは感じるものの、望遠鏡で覗くことによって、街は思った以上に平坦ではないということを実感する。

 もう一つ、おやと思うことは、真正面には必ずビルが視界を塞いでいることだ。道路を走っていると、よほと視界が開けて、カーブがない限りまっすぐなものだと思い込んでいるものだが、望遠鏡で覗いた街の正面が開けていることは絶対にない。

 望遠鏡を片手に街の中を走っているといかにちまちまとしたところに生きているのかと思う。

 単眼鏡なのだが、8倍という倍率であっても指先でつまんで、といったような見方はできないようだ。双眼鏡なら重みがあるので固定できるのかもしれないが、単眼鏡はつまんだだけでは手振れが激しくて見ることができない。完全に鷲掴みにして、そして眺める、というのが正しい使い方のようだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.04.21

LEICA MONOVID 8X20

 ライカと云えば、カメラは持っていないものの、双眼鏡は愛用してる。非常に明るい、鮮明な像を結ぶレンズで、小型双眼鏡ながら高性能である。

 とは、いうものの重さが240g程あり、常にバッグの中に入れて携帯ということにはならない。重さもさることながら、大きさもあって、スペースを確保するのが大変なのである。

 ということで、双眼ではなく、単眼鏡を入手してしまう。ライカのモノビットである。ウルトラビットを購入した翌年に発売開始となった製品のようだ。

 この単眼鏡なのだが、ウルトラビットの8X20の双眼の片割れを持ってきたと考えていいものである。レンズスペックは全く同じである。重さもほほ半分の112gである。双眼鏡の性能は間違いないので、当然、この単眼鏡も悪くはない。

 対物レンズ側にクローズアップレンズをつけると、25cm程の所からのマクロ観察が可能となる。

 完璧な製品かどうかというと、そうとも言い切れない部分もある。双眼鏡のウルトラビットは完全に片手で操作できるのだが、モノビットのピントリングは単眼鏡を握った親指側でなく小指側にあり、さらに回転が重いので、両手で操作しなければピント合わせができない。非常に残念な部分である。

 しかし、日常的に持ち歩き出来るようなサイズなので実に申し分ない。ただウルトラビット同様、接眼レンズのキャップは付属しているものの、対物レンズは用意されていない。おそらく使用時は対物レンズは下向きになっているため、防塵等の必要はないということなのだろうと思うのだが、裸でバックに入れて携帯するときは、何かに包んでおく必要がある。あたしは手拭いにくるんでおくことにした。

 ちなみにウルトラビットなのだが、価格改定があったのか、現在、あたしが購入した価格の倍近くで売られているようで驚いている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年3月 | トップページ | 2014年5月 »