歯医者と眼鏡屋
昼近くになっても下の子が遊びに来ないので、LINEを使って尋ねてみると、今日は来ないそうだ。休日というと必ず遊びにきて、起きている時間はずーっとPCを触っているのだが、珍しい。
数日前から左下の奥歯が痛くなり始めたので、歯医者に電話を入れて、今日診察してもらえるかどうか確認する。予約は一杯だが、2時過ぎに来てもらえればそんなに待たずに診ることが出来るかもしれないと云うので、さっそく予約を入れる。
この歯については、5月にも痛くなったことがあった。この時は歯茎の化膿がひどくて、舌の下の左半分が全体的に腫れてしまった。いたんだ歯と云うのが厄介な歯で、以前虫歯を治療して、被せを行っている下が虫歯が新たに進行しているようなのだ。この被せているのを外さないと治療が出来ず、これほど歯茎が化膿していると神経を傷つけかねないということで、化膿止めの薬を飲んで腫れが引いてから治療するということになった。化膿はひどくリンパ腺が腫れ、微熱が下がらない。おかげで2日ほど休暇を取ってしまったのだが、仕事の繁忙期でそれ以上休むことはできない。ようやく土曜日の予約の日に行くと、まだ腫れが引いておらず、うちのような町医者で治療するのは危険なので、大学病院のような技術のあるところで見てもらってくれと紹介状を渡された。そのまま帰すつもりのようなので、化膿止めの薬だけは出してくれるよう頼んだ。
大学病院は平日の10時までしか初診を受付ていないようで、仕事を休むのは必至である。とにかく残業続きで休暇などとるような状況ではない。倒れないようにと10年ぶりくらいにドリンク剤を買い込んで、ひと月ばかりをやり過ごすと、腫れがほとんど引いてしまった。実をいうとなにか変なしこりが残っているのだが、痛くないのでそのまま放置していた。そして、再び、2ヶ月して歯が痛み始めた。
舌下のしこりは唾液腺が炎症を起こしているのだろうが、痛くはない。今日の治療では、とりあえず歯の被せをとるだけで、この腫れについてもなにも云われなかった。次回、診てもらう時に話をしてみようと思う。ここ数年で10数年前に治療した差し歯等が全てダメになってしまって、奥歯が全滅状態になってしまっている。飯を食うのがさらさら億劫になってきた。
その後、眼鏡屋に行く。以前に弐萬圓堂でつくった近々用の老眼鏡なのだが、プラスチック製でフレームは軽かったのだが、作りがあまりにもちゃちく、折り畳む蝶番が壊れてしまった。瞬間接着剤で貼ってしまえば問題なく使えるのだが、デスクワークではその老眼鏡、それ以外は普通の近視用の眼鏡を使っているので、余所でデスクワークをするということを考えると、眼鏡は折り畳むことが出来なければならず、瞬間接着剤での間に合せ修理は出来ない。弐萬圓堂は震災後、当地から撤退してしまって、修理を依頼することも出来ない。(まぁ、店舗があっても修理対応は出来なくて、買い換えになるとは思うけど) 安物はやはり安物である。
そんな訳で、シルエットのミニマルXのレンズを近々用に入れ替えすることにした、これは老眼鏡を買う前に職場用として使っていた眼鏡だった。いろいろ問題があって日常用には使えなかった。ひとつはフレームが軟なのでフルフェイスのヘルメットをがぶった時にかけ難い。うまく刺さらずに、最悪、目の前で眼鏡がプルプルして前が見えない。そして、レンズを固定するプラスチックパーツが、クリップ式のサングラスを付けるのに邪魔になって、取り付けが出来ない。
ということで、弐萬圓堂の眼鏡は接着剤で直して自宅用とし、死蔵になっていたシルエットを老眼鏡として復活させることにしたのだ。
問題なく近々用のレンズは注文できたが、価格が目が飛び出るような24,150円。特注レンズになるので、引き渡しまで一週間程かかるらしい。値段的には弐萬圓堂だとフレームをつけてお釣りがくるような感じだが、適正価格と云えば適正価格なんだろうなと思う。安ければそれだけで良いと云うわけではない。
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