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2013年7月の18件の記事

2013.07.18

本日注文のモノ-ダンボーってなに?

 何か面白そうな充電池が出ているようなので、注文してしまう。メーカーが直接販売する場合は3,750円なのらしいのだが、人気があって品切になると、転売屋が高値で売りに出すらしい。今日7月18日はメーカー直接の販売になっている。

cheero Power Plus 10400mAh DANBOARD Version マルチデバイス対応モバイルバッテリー
cheero Power Plus 10400mAh
DANBOARD Version
マルチデバイス対応モバイルバッテリー

【内臓電量】3.7V 10400mAh、リチウムイオン
【入力】5V / 1A MicroUSB
【出力】USB1 5V/1A 、USB2 5V/2.1A
【主要機能】残量インジケーター(5段階)
【寸法(mm)】117mm×74mm×23mm
【重量】258g(本体)
【付属品】本体充電用USB-MicroUSBケーブル(75cm)、ポーチ
【各種保護機能】
 1)過充電(電圧/電流)時 自動停止機能
 2)過放電(電圧/電流)時 自動停止機能
 3)短絡化(ショート)時 自動停止機能
 4)発熱時  自動停止機能
 5)デバイス充電完了時 自動停止機能
【同梱物】本体、本体充電用USB-MicroUSBケーブル、ポーチ、説明書/保証書(半年保証)

 こういった大容量の充電池はどうしても必要。下の子が持っているスマホはいつも電池切れ近くになっていて、3000mAh程度の容量だと、すぐに使い切られてしまって、あたしが欲しい時には単なる文鎮になってしまっている。

 納品は3週間後ということで、8月も半ば過ぎていて、子供の夏休みにガンガン使うという風にはなりそうもない。

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2013.07.17

本日入荷の積ん読素材-建築関係2冊

 賃貸でなく持ち家を持とうかなぁと思いつつ、もう数年経っている。10年くらいで返済可能なくらいの頭金はあるので、実際に行動に移すかどうかと云う状況なのだが、まぁ、状況的にはよろしくない。

 しかし、今の賃貸では溢れる書籍を収納するのが難しく、コンテナとかに入れて、その場を凌いでいる状態だ。書籍にとっては良くない保管の仕方で不必要に傷めているのに心が痛む。

 家を持つとなると、書庫を確保する、というのが絶対的な条件になる。

 ということで、間取り関係の書籍をふたつ入手する。

最高に楽しい「間取り」の図鑑 (エクスナレッジムック)
最高に楽しい「間取り」の図鑑
(エクスナレッジムック)

本間至 (著)
ムック: 256ページ
出版社: エクスナレッジ
言語 日本語
ISBN-10: 4767810612
ISBN-13: 978-4767810614
発売日: 2010/12/20
寸法: 25.6x18.2x2cm

ブルータス特別編集 合本・居住空間学 DELUXE (マガジンハウスムック)
ブルータス特別編集
合本・居住空間学 DELUXE
(マガジンハウスムック)

マガジンハウス (編集)
ムック: 136ページ
出版社: マガジンハウス
言語 日本語
ISBN-10: 4838787855
ISBN-13: 978-4838787852
発売日: 2012/9/15
商品パッケージの寸法: 28x20.6x1cm

 何だかんだと云いながら、住めば都、屋根があれば、どんなところでも生きて行けそうだけどね。

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2013.07.16

慣れとは恐ろしいもの

 今現在、部屋の温度は30.9度。開いた窓からはときおり風が入って来る。いつもよりも涼しいと感じる。

 日中は気温が34度近くにまでなるが、もう慣れてしまった。さすがに格好はTシャツとパンツと云う下着姿で、それ以上何かを着ようとは思わないが、扇風機を精一杯うえに向けて回していると、特に辛くもなく過ごすことができる。

 それにしても飯を食うという行為がいかに熱量を出すのか、驚く。普通に座っている分には平気なのだが、飯を食うとそれだけで汗だくになる。まさしく汗が流れ出るというやつで、あらゆるところを汗が滴って、気持ちが悪い。

 子供は部屋を暑がって、どうにも耐えられないらしい。アパートでは朝の10時からクーラーを入れているらしい。

 こんな感じですでに何年も過ごしているので、今さら、熱中症には張らないと思うのだが、ただ汗疹が出来て、これが痛痒い。額とかヒリヒリすることがあって、鬱陶しい。暑いのも風流だと思い、そんなに嫌だとは感じないのだが、汗疹はとにかく厄介な存在である。

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2013.07.15

佐藤純彌「野性の証明」(78)

 年に一度は聴きたくなる町田義人の「戦士の休息」。今はyoutubeのようなサイトがあるので、難なく聴くことが出来る。

 この曲を久しぶりに聴いていると、この曲を主題歌にした「野性の証明」を見たくなった。おそらく10数年以上見ていないと思う。調べてみると、BDがDVDよりも安くで出ていた。邦画にしては思い切った廉価ぶりである。

野性の証明
野性の証明

監督: 佐藤純彌
出演: 高倉健, 薬師丸ひろ子, 夏八木勲
画面サイズ: 1.78:1
ディスク枚数: 1
販売元: 角川書店
DVD発売日: 2012/09/28
時間: 143 分

 薬師丸はあたしよりひとつ年上で同年代である。この映画が公開されたのは中1の頃で「大勢がお父さんを殺しに来るよ」とか「Never Give Up」といった宣伝文句はよく覚えている。この後、薬師丸はヒット作を飛ばして、人気女優になったが、あたしは当時、その良さが判らなかった。芋ねぇちゃんにしか見えず、いまだにそう思っている。しかし、いい感じの歳のとり方をしていると思う。無理をしないでいるから、息の長い役者でいられる筈である。

 それで、久しぶりに映画を見たのだが、こんな映画だったとは思っていなかった。作りが全然洗練されていないですなぁ。脚本もそうだし、撮影もそう。粗削りが過ぎる。キャストが凄いものの、それだけである。もっとまともなものだったという印象があったので、驚いた。

 しかし、まぁ、いかにも昭和を感じさせる作品で今となっては非常に貴重ではないか。中野良子なんて、当時だから認められるような存在である。

 エンディング近くに町田義人の歌が流れるが、やはりいい。別の歌が流れていたなら、もっと評価が変わっていたかもしれない。

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2013.07.14

幽霊トンネル

 本日は朝から下の子が遊びにきて、これからイオンに遊びに行くから500円くれ、という。お昼過ぎに帰ってくるというのが、お昼少し前に帰ってきた。

 夏休みだからどこかに行きたいという。いや、君の夏休みは来週末からのはずなんだが。何処に行きたいのかを尋ねると、100kmくらい離れたところにある町だという。いつも突然なことを云うヤツなので、今さら驚かないが、明日も祝日で休みなので、了解する。

 いつもは1000円分しか給油しないのだが、これだけだと100kmしか走れず、向うで給油しなければならないのは明らかなので、2000円分給油する。いつも1000円という最低限に近い量しか給油しないのは、車を軽量化して燃費を上げるため。それでもリッター15.6kmくらいしか走らない。

 その町についたのは4時過ぎ。さらにその向うの町にも行ってみたいという。何を考えているのか判らないが、道案内をさせる。ルートを心得ていて、指示通りに行くとちゃんとそこに着いた。Googleのストリートビューとかで見ているからどんなところかも知っているという。あたしも初めて来た町だった。

 帰りに心霊スポットに行こうという。現在は10年くらい前に新しいトンネルが出来て、旧トンネルとなったトンネルに行こうというのである。あたしの知らないスポットで、地元民もそのトンネルは幽霊トンネルと呼んでいるらしい。赤子を背負った母親の幽霊がそのあたりをうろついているという。えらく張り切っているし、遠方なので次の機会はいつになるか判らないので、立ち寄ってみることにした。

 夕暮れ間近で、山場は日が見えなくなる時刻。旧トンネルだから、そこに行く道も現在はほとんど使われていないような旧道である。4kmくらいの離合のめんどそうなくねくね道を走ると、トンネルが現れる。大正15年竣工と云う500m弱の手掘のトンネルである。照明ははない。入り口前に岩や折れた木が落ちている。雰囲気的には、幽霊よりも、道路状況が気になる。これ、危ないから先には行きたくない、と云うと子供はどうしてもトンネルに入りたそうにしている。歩いて行け、というと、トンネルの入り口に落ちている石や枝を横に避け始めた。車で行って欲しいようである。

 仕方がないので、トンネルの中を進むことにした。トンネルを超えて何kmか走ると新道にも出られるようである。トンネルの中を走らせると水たまりがあって、やはり路面状態はよくない。手掘りでかべがごつごつしているのは不気味である。無事にトンネルを抜け、暫く走ると、子供が写真を撮り忘れた、という。心霊スポットのようなところで写真を撮って変なものが写ったりしたら困るから、撮らなくてもいい、と云う。

 家に戻り、時間もそんなに遅くなかったので、上の子を呼び出して、再び、ドライブする。上の子は今年、大学受験で、週末も模試ばかりでまともに休みがないようだ。この連休も昨日は午前中は授業、今日は模試で、ようやく明日は休めるらしい。とにかく模試が多いようで、あたしの頃そんなに受けていなかったような気がする。志望はあたしの出身の地元駅弁大学で、数学か化学をやりたいという。あたしは最終的には文学科で言語学をやったが、もともとは数学が物理学をやるつもりでいた。あたしと似たような感じなのでホッとする。

 子供の成績表はみたことがない。高校では年度末に通知表を親宛てに送ってくるが開封したことがない。勉強なんてやれと云ってやらせるもんではないし、好きなものが見つかって、それが追求できれば、それでいい。他人と競えるものなどは大して意味のあるものはない。

 ということで、小一時間雑談をして、子供ふたりを11時過ぎにアパートに送り届ける。本日、総走行距離300km、そして、食べたアイスクリーム3個。

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2013.07.13

歯医者と眼鏡屋

 昼近くになっても下の子が遊びに来ないので、LINEを使って尋ねてみると、今日は来ないそうだ。休日というと必ず遊びにきて、起きている時間はずーっとPCを触っているのだが、珍しい。

 数日前から左下の奥歯が痛くなり始めたので、歯医者に電話を入れて、今日診察してもらえるかどうか確認する。予約は一杯だが、2時過ぎに来てもらえればそんなに待たずに診ることが出来るかもしれないと云うので、さっそく予約を入れる。

 この歯については、5月にも痛くなったことがあった。この時は歯茎の化膿がひどくて、舌の下の左半分が全体的に腫れてしまった。いたんだ歯と云うのが厄介な歯で、以前虫歯を治療して、被せを行っている下が虫歯が新たに進行しているようなのだ。この被せているのを外さないと治療が出来ず、これほど歯茎が化膿していると神経を傷つけかねないということで、化膿止めの薬を飲んで腫れが引いてから治療するということになった。化膿はひどくリンパ腺が腫れ、微熱が下がらない。おかげで2日ほど休暇を取ってしまったのだが、仕事の繁忙期でそれ以上休むことはできない。ようやく土曜日の予約の日に行くと、まだ腫れが引いておらず、うちのような町医者で治療するのは危険なので、大学病院のような技術のあるところで見てもらってくれと紹介状を渡された。そのまま帰すつもりのようなので、化膿止めの薬だけは出してくれるよう頼んだ。

 大学病院は平日の10時までしか初診を受付ていないようで、仕事を休むのは必至である。とにかく残業続きで休暇などとるような状況ではない。倒れないようにと10年ぶりくらいにドリンク剤を買い込んで、ひと月ばかりをやり過ごすと、腫れがほとんど引いてしまった。実をいうとなにか変なしこりが残っているのだが、痛くないのでそのまま放置していた。そして、再び、2ヶ月して歯が痛み始めた。

 舌下のしこりは唾液腺が炎症を起こしているのだろうが、痛くはない。今日の治療では、とりあえず歯の被せをとるだけで、この腫れについてもなにも云われなかった。次回、診てもらう時に話をしてみようと思う。ここ数年で10数年前に治療した差し歯等が全てダメになってしまって、奥歯が全滅状態になってしまっている。飯を食うのがさらさら億劫になってきた。

 その後、眼鏡屋に行く。以前に弐萬圓堂でつくった近々用の老眼鏡なのだが、プラスチック製でフレームは軽かったのだが、作りがあまりにもちゃちく、折り畳む蝶番が壊れてしまった。瞬間接着剤で貼ってしまえば問題なく使えるのだが、デスクワークではその老眼鏡、それ以外は普通の近視用の眼鏡を使っているので、余所でデスクワークをするということを考えると、眼鏡は折り畳むことが出来なければならず、瞬間接着剤での間に合せ修理は出来ない。弐萬圓堂は震災後、当地から撤退してしまって、修理を依頼することも出来ない。(まぁ、店舗があっても修理対応は出来なくて、買い換えになるとは思うけど) 安物はやはり安物である。

 そんな訳で、シルエットのミニマルXのレンズを近々用に入れ替えすることにした、これは老眼鏡を買う前に職場用として使っていた眼鏡だった。いろいろ問題があって日常用には使えなかった。ひとつはフレームが軟なのでフルフェイスのヘルメットをがぶった時にかけ難い。うまく刺さらずに、最悪、目の前で眼鏡がプルプルして前が見えない。そして、レンズを固定するプラスチックパーツが、クリップ式のサングラスを付けるのに邪魔になって、取り付けが出来ない。

 ということで、弐萬圓堂の眼鏡は接着剤で直して自宅用とし、死蔵になっていたシルエットを老眼鏡として復活させることにしたのだ。

 問題なく近々用のレンズは注文できたが、価格が目が飛び出るような24,150円。特注レンズになるので、引き渡しまで一週間程かかるらしい。値段的には弐萬圓堂だとフレームをつけてお釣りがくるような感じだが、適正価格と云えば適正価格なんだろうなと思う。安ければそれだけで良いと云うわけではない。

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2013.07.12

非正規労働者38.2%

 総務省が12年の就業構造基本調査を発表したが、非正規労働者は38.2%であったという。

 日本人労働者の4割がバイトや派遣なんですか。この数字には驚いた。もちろん主婦のパートとかも含まれるのだろうけど、それでも非正規の数値が高くはないですか。

 非正規でも若いうちはどうにか渡って行くことが出来るかもしれないが、やはり使い捨てされるのを覚悟しないといけないだろうし、あたしくらいの年齢になるともう勤務先は見つからない。昨年、40年来の悪友のところに遊びに行くと10年間ちかく契約社員で働いたのを解雇され、もう1年近く職が見つからないといっていた。厳しさはよくわかり、それから辛くて彼には連絡を取れずにいる。

 会社があらぬ方向を見るようになったのが気になる。昔は顧客や社員を大切にしてきたのが、いつの間にか株主とかを第一にするようになってきている。「物言う株主」なんていう言葉を耳にするようになったのだが、社会が投機家のために動くようになっては終わりである。今の日本はまさに投機家のための社会に成り下がろうとしている。

 金を出すけど口も出す。当たり前のような気がするが、度が過ぎるとイヤラシくなる。いちいち口を出さずに、だまって金を引き下げればいい。投機家に会社を経営する所以はない。

 ダウンサイジングによる解雇をリストラと云うようになった頃から日本はおかしくなり始めた。再構築と云う名の下で解雇を正当化し、社会もそれを許すようになった。当時、マスコミがリストラと云う言葉を使うたびに吐き気がしたものである。少女売春を援助交際と言っているのと同じレベルの意識の劣化である。

 労働者の流動化を政府は望んでいるようだが、日本の現状としては使い捨て要員を増やすだけである。職歴がスキルアップとして認められるようなところではまだしも、日本では終身雇用の歴史があまりにも長く、転職は信用問題にも繋がる。

 来年、この数字がどのように変るのが気になる。

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2013.07.11

訃報 吉田昌郎元東京電力福島第一原発所長

 思ったよりも早い訃報。食道がんという病名で福一から退いた時は、本当にそれだけかと思ったものだが、詳細はわからず、その後、脳出血を起こして手術し、療養生活を続けていたものの、容体が急変して亡くなったという。

 まぁ、被曝云々を別にしてもストレスはかなりのものだったと思う。原発事故は最悪の場合、東日本を不毛の地にしてしまう可能性は少なからずあったし、会社の上層部の意向にそのまま従うとそういった状況になってしまうのは目に見えていたりもしていた。

 津波等に対する事前対策は必要ないと主張していたということで、戦犯扱いされる向きもあるが、事故後の対応を考えると個人で出来ることはすべてやったのではないかと思う。それは立派なことであると思う。

 こういった非常時に、どのような態度を取るかで人間は本当に評価をされる。行動はそのひとの考え、そのものとして評価される。

 状況が人間を成長させる一方で、立場に応じた役割を演じ切れなかった人間は、所詮、その程度の人間だったと云われる。役職が真の評価の結果ではないということを常に意識していないといけない。

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2013.07.10

エコロジーな自販機

 夏場となれば、外出していると喉が乾く。子供と遠出する時には、途中で飲物を買わないということで水筒にお茶を入れて出掛けるのだが、暑さも本格的になると500mlくらいでは足りなくなって、何か飲物を買ってしまう。そんな時、大抵はコンビニで1L100円くらいの紙パック入りのお茶を買うのだが、その時は近所に店がなかった。

 コカ・コーラの自販機があったのだが、コーラが70円という価格で売られていた。自販機ではコーラがこのような半端な価格で売られることはない。とりあえず、安いので、その70円のコーラを買った。

 ごく普通のコカ・コーラだったが、パッケージデザインがロンドンオリンピックをかたどったものだった。すでにオリンピックって、いつだったっけ、という感じで、もの凄い違和感がある。

 缶の底の賞味期限を見ると、13年7月3日になっている。この写真を撮ったのは2週間以上前になるのだが、6月22日だった。賞味期限が間近だったので、ディスカウントして売ってたようである。

 あたしなんかは賞味期限やら消費期限はあんまり気にしなく、4、5日過ぎいていても平気で、ものによっては半年くらい過ぎていても平気で口にする。そんな感じだから、期限切れ間際のものを安く売ってくれるのは非常に有り難い。

 しかし、この自販機にはそのことが一切かかれていなくて、単に安売りをしているだけなのはどうかしらんと思う。さすがにこれは無茶で、人によっては気分を害することもあるだろう。

 とはいうのもも、こんな思い切ったことをする自販機管理者がいるには感心した。

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2013.07.09

散髪

 仕事の帰り、床屋へ行く。自宅のアパートの斜め向かいにある70歳くらいのおじさんのやっている床屋だ。カットはおじさんがして、ヒゲ剃りは奥さんがやる。自宅に店舗があるという、いわゆる町の床屋である。

 以前は若いに~ちゃんたちがやっている店に行っていたのだが、店舗が離れたところに移転したのを契機に、料金が高いのと待ち時間が長いのとでそこに行くのは止めにした。値段も3000円ぽっきりと云うなんの変哲もない町の床屋がやはりいい。

 前回からは6ヶ月半。今回も随分と粘った。さすがにこの暑さで長髪は敵わなくなってしまった。散髪の所要時間は1時間5分。年2回の客は常連とは云えど、いい顧客とは思われていないに違いない。

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2013.07.08

梅雨明け

 昨日、関東地方で梅雨明け宣言され、今日、当地の週間天気予報を見ると霽れが続いていたので、こちらも梅雨明けかと思っていたら、やはり宣言がでた。例年より10日近くも早い梅雨明けである。

 少し前までは空梅雨が心配され、節水の呼びかけが行われ始めていたが、この10日くらいは大雨が続いて渇水の心配はなくなった。すでに30度を越える真夏ような日々だったのが、気温も随分と下がり、雨が降るものの室内にいる限りは過ごしやすい状態になっていたのが、突然、地獄のようになった。

 書斎の気温は、25度くらいだったのが、いきなり32度をキープするようになった。今夜は、実家で買ったスイカのおすそ分けをしてやると親父が持ってきてくれたのだが、アパートに入るや否や、暑くて耐えられないと早々に帰ってしまった。暑さ的には序の口の感じで、これで耐えられないとなると、ここには住めない。

 最近は熱中症による死亡報道が頻繁になされ、注意が喚起されている。エレコムから面白(おもしろ)い製品が出ていたので、試しに購入してみた。温湿度計なのだが、熱中症やらインフルエンザ感染に関する注意・警報が表示されるらしい。熱中症は温湿度、インフルエンザは湿度によるチェックか。

ELECOM 温湿度警告計「goud」(ゴウド) 熱中症・インルエンザ対策
ELECOM 温湿度警告計「goud」(ゴウド) 熱中症・インルエンザ対策

●外形寸法 : 幅80mm×奥行19.5mm×高さ80mm ※スタンド収納時
●重量 : 55g ※電池含まず
●原産国:中華人民共和国
●付属品 : 単4形アルカリ乾電池x2本(動作確認用)、説明書
●警告方法 : 液晶表示、LED表示、音声アラーム(LEDと音声はON/OFF切り替え可能)
●警告表示 : 熱中症2段階(注意、警告)/インフルエンザ2段階(注意、警告)
●電源 : DC3.0V(単4形アルカリ乾電池x2本)

 まぁ、書斎では見事に注意報が消えず、ちょっと湿度が上がると警報になる。これらのアラームはLEDや電子音でも喚起できるようになっているが、常時発令されていれば、うるさいだけなので無効にしている。職場にもひとつ置いてみたのだが、勤務時間中は空調が入っているので、30度近くになっても湿度が低いためか、注意表示は出ないのだが、定時になって空調が落ちるや否や、アラーム表示が入る。もちろん、この中での残業となる。

 バイク乗りとしては晴れた天気は嬉しいのだが、多少は生存に気を配る季節に入った。

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2013.07.07

一年で最も遅い日没

 数日前から気温が上昇して、これから夏本番と云う感じになってきた。しかし、天文学的、日没の時刻と云うと当地でが先月の22日から今日までがピークで午後7時23分となっていた。夏休みに入る前が、日が長く、休みに入った頃には日に1分ずつ日暮れが早くなり、休みが終わる8月末には、6時半過ぎには日が沈む。

 今年のいちばん遅い夕暮れを楽しむために埠頭に出掛ける。結構な夕暮れの光景で、何とも嬉しい。

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2013.07.06

ヤヌス・メッツ「アルマジロ アフガン戦争最前線基地」(10)

 DVDが発売されたので、ようやく観ることができた。

 紛争が続いているアフガニスタンのアルマジロ基地に派遣されたデンマーク軍の国債治安支援部隊を描いた擬似戦争映画である。本来は派兵された兵士の様子を捉えたドキュメンタリー映画なのだが、最終的には戦争映画になってしまっている。

 2008年から半年間の任期で若い兵士が紛争地で治安活動を行う。多くは担当している地域をパトロールするだけであったり、タリバンとの戦闘で被害を受けた住民の補償処理を行うといった、なにもない日々なのだが、敵は住民に混じり込んでおり、誰が敵なのか判らない。ベトナム戦争を小規模にしたものの、混沌な状況が続いている。

 攻撃は全くない訳でなく、突然の路上攻撃を受けたり、地雷の被害を受ける度に戦闘が生じる。余所の基地では死者が発生しているもののアルマジロでは重傷だけで死者は出ていない。戦闘については、得体の判らない敵について嫌悪を感じるようになり、野良犬を殺す方が罪悪感を感じるといった台詞を吐くにいたる。

 やがて、部隊は敵に対する奇襲攻撃を計画し、実行する。

アルマジロ アフガン戦争最前線基地
アルマジロ アフガン戦争最前線基地

監督: ヤヌス・メッツ
ディスク枚数: 1
販売元: 角川書店
DVD発売日: 2013/07/05
時間: 105 分

 撮影は、監督らのスタッフ側が用いるカメラ2台と5人のメインで描かれる兵士のヘルメットに取り付けられたヘルメットカムによって行われたようだが、奇襲攻撃を行うシーンは攻撃部隊と基地の双方がきちんと描かれていて、事前にリハーサルが行われているのは間違いない。そのあたり、ドキュメンタリとしては危うさがある。

 最後、任期を終えた兵士のその後が紹介されるのだが、ひとりを除いて、再び、アフガニスタンに戻ることを希望し、何人かは実際に戻っている。

 状況的にはベトナム戦争に近いのだが、実際に国土を占領するような必要もなく、比較的安全な基地から戦線に通うといった感じである。ジャングルの中で常にいつ殺されるか判らないような緊張感は強いられていない。基地から砲撃する際の格好と云えば、Tシャツと半ズボンというラフな格好である。基地以外の戦闘は命懸けではあるが、たまのイベントである。

 戦争と云うのは非常に刺激が強いのだろうと思う。戦闘で神経症になるほどでなければ、それなりの快楽があるのではないかと思う。キューブリックが「フルメタル・ジャケット」で描いた前半は、リアルではないことが明らかとなった。慣れが虜にするのである。

 この刺激と云うのはギャンブルにも似通ったものがあると思う。戦争ではひとをひとと思わないようになって、殺すことが出来るようになるし、ギャンブルでは金が金ではなく、単なるチップになってしまう。このふたつは人間の本能に関係するようなもののような気がする。とにかく、精神や生活をダメにしないためにも、これらからはあえて距離を置くというのが残された方法であると思う。

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2013.07.05

ジョン・アーヴィン「プライベート・ソルジャー」(98)

 映画観賞が高尚な趣味かどうかというと、むしろ、高尚とは正反対の下世話なものだと思っている。もともとあたしは怪獣映画から入って、B級映画を好み、高校の時、デヴィッド・リンチの「イレイザーヘッド」を観るまでは映画は消費物としか考えられなかったような気がする。

 ということで、いまだにアクション映画のひとつのジャンルである戦争映画は非常に好きである。

 ジョン・アーヴィンのTV映画「プライベート・ソルジャー」が好評なのを知り、今さらのようにソフトを入手する。ジョン・アーヴィンというとベトナム戦争での激戦を描いた「ハンバーガー・ヒル」を学生時代の劇場公開時に見たことがある。当時はベトナム戦争映画が多く公開されていて、その中の一つとして話題を呼んでいたのだが、今となっては内容は覚えていない。覚えているのは、ミンチにされながら丘を攻略するという激戦の話と云うくらいだ。

 アーヴィンはリアルな戦争を描こうとする監督らしいが、「プライベート・ソルジャー」も、死ぬつもりはない、と堂々と上官に云う男の話である。男は中隊が全滅したにもかかわらず、無傷で帰還した。男が逃げ惑っていたにしろ機敏さのあることは間違いなく、上官により、軍曹に昇任させられ、隊を持つことになる。舞台となる「ヒュルトゲンの森の戦い」は44年9月から翌年2月までの長期に渡るものであり、なおかつ、激戦でもあり、米軍の死者だけでも24000人に及んでいる。

 戦線で露骨に厭戦な態度を取りつつも、戦闘経験により新平を一人前の兵士にする男はいつの間にか中尉にまでなっていた。
 

プライベート・ソルジャー
プライベート・ソルジャー

監督: ジョン・アーヴィン
出演: ザック・オース, ロン・エルダード
ディスク枚数: 1
販売元: フナイエンタテイメント・ジャパン
DVD発売日: 2004/02/26
時間: 95 分

 劇場公開映画ばはなく、TV映画であるため画面サイズはスタンダード、さらに、予算のこともあってスケールは大きいとはいえない。しかし、ここまで厭戦で、作戦が成功すれば、除隊させろという兵士を描く戦争映画は珍しい。実際の戦場ではどうだったのだろうか。個人的に戦うのは嫌だと思っていただろうが、兵士になった段階で死ぬということが前提にされている。

 新米兵士の成長と云う部分も描かれていて、「重戦車総攻撃」(66)を思い出す。TV放送で何回か見たことがあるのだが、残念ながら、ソフト化はされていない様子である。

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2013.07.04

訃報 ダグラス・エンゲルバート

 マウスと云うインターフェイスはキーボードと並んで、コンピュータの普及には不可欠だったと思う。しばらく前のキャラクタベースのコンピュータではキーボードだけの操作で間に合っていたが、より高度なグラフィカルベースになると、ポインティングディバイスとしてのインターフェイスも必要となり、マウスは原理的な器機としは非常に理想的ではなかったかと思う。

 そんなマウスを発明したというダグラス・エンゲルバートが2日に88歳で亡くなったという。

 ポインティングディバイスについてはノートPCのアキュポイントから始まってタッチパット等までほとんどのものが抵抗なく使えて、これは絶対に使えないというものはひとつもない。しかし、なかでもあまり好きでないというのが、実を云うとこのマウスなのである。

 マウスの嫌いな点は、マウスを使うにあたって幾らかのスペースが余分に必要である。マウスを転がしていると、ケーブルが邪魔になることがある。床との関係でマウスの反応が悪く、位置を変えなければならない場合がある。長く使っていると床との接触部分のパーツが摩耗してきて、新品との交換を余儀なくされる。

 ということで、マウスの欠点はあまりにも多く、個人的には利用を避けている。ノートPCについては大抵用意されているインターフェイスをそのまま使っていて、職場とかのデスクトップでは、マウスではなく、トラックボールを用いている。

 このディバイスはなれるとこれほど楽なものはない。あたしが使っているのは親指タイプのものだが、いくら使っても手首が痛くなることはないし、書類の一杯に散らかった机のうえでも何の問題なく、膝のうえに置いてでも使うことが出来る。ボールの接点には人工ルビーが用いられていて、パーツの摩耗による買い換えは起こりにくい。あたしが愛用しているものはすでに15年くらい経っているが、支障は何もない。

LOGICOOL ワイヤレストラックボール
LOGICOOL ワイヤレストラックボール

・仕様:ワイヤレストラックボール
・インターフェース:USB / 2.4GHzワイヤレス
・センサー:レーザー式
・解像度:540dpi
・ボタン:5ボタン (ホイール含む)

 まぁ、マイナーなディバイスなので、職場でこれを繋げていると大抵のひとが使うのをいやがり、どうしても使う必要がある場合は普通のマウスを接続してくれる。2、3日もあれば十分に鳴れるものなのだが、皆、損をしている。

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2013.07.03

公益社団法人 日本缶詰協会「缶詰ラベルコレクション」(12)

 あたしが学生時代になりたいと思っていたのは、映画監督か広告デザイナーだった。前者については大学のサークルで8mmカメラを回して、その才能のないことを知り、また後者については、知り合いの知人が小さな広告事務所を経営しているのを紹介してもらい、会社訪問をしたのだが、「現在、求人をしていないから、雇うとか雇わないとかとは云えないけども、ここに来るのは自由ということで、いつもそのあたりにいるといつの間にかここで働いているようになっているかもしれないな」と云われたこともあった。しかし、そこで行われていた仕事は素人目にも今ひとつで、訪れたのはいっかい切(き)りになってしまった。

 商品パッケージは商品を保護するだけではなく、広告としての役割も大きい。缶詰は非常に小さいもので、そのパッケージに何かを描くというのには制限を強いられる。そして非常に工夫が必要となる。

 この書籍では明治期から昭和初期にかけての缶詰のラベルが550点ほど集められている。当時の印刷の悪さと云うのがあるものの、意匠的にはそんなに古めかしさを感じないものが多い。小さなスペースを用いての意匠なのでとにかくシンプルさが必要とされ、不必要に当時のブームを反映することもなかったのかと思われる。スタイルを幾つかのパターンに分けることも出来なくはなさそうである。

缶詰ラベルコレクション
缶詰ラベルコレクション

公益社団法人 日本缶詰協会 (監修)
ペーパーバック: 352ページ
出版社: 青幻舎 (2012/11/29)
ISBN-10: 486152346X
ISBN-13: 978-4861523465
商品パッケージの寸法: 14.8x10.8x4cm

 缶詰の印刷の悪い紙ラベルを意識したか、本に使われている紙は紙質の悪い厚手のものが用いられている。ラベルは細長くなるので、見開きで一枚が掲載されているものも少なくはないのだが、ちゃんと見ようと思ってページを大きく開こうとすると背が間違いなく割れてしまう。もう少し読む時のことを考えて装幀をして欲しかった。

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2013.07.02

柿田清英「軍艦島 超景」(13)

 先月末に軍艦島の写真集が出ていたようなので、さっそく入手する。

 柿田清英氏による写真を集めたものだが、彼は以前に『崩れゆく記憶―端島炭鉱閉山18年目の記録』(93)という写真集も出している。実を云うと柿田氏は11年に61歳で亡くなっており、今回の写真集は第三者によって編集されている。

 柿田氏は水中スクーターを用いて100回以上軍艦島に上陸し、軍艦島のあらゆるシーンを撮ったという。

 今回の写真集を手にとって感じたことは、違和感しかなかった。これまでの軍艦島の写真集とは明らかに違っているのだが、それでも何とも云えぬ表現し得ぬものがある。編者の趣味なのか、廃墟としての島と云う印象があまりに強い。何らかの趣きを感じる前に即物的な廃れた光景のみが目について仕方ないのである。

 オープニングに荒波に島全体が飲まれる写真があり、防波堤が壊れるのも無理はないと知る。こんな中に住んでいたひとは時化の日、どれだけ怖かったろうと思う。また写真集の最後は、軍艦島の夜景が選ばれている。なかなか夜景はなく、夜景専門の軍艦島写真集の雜賀雄二『月の道-海 月光 軍艦島-』(93)や、その他で何枚か見かけたくらい。静かな佇まいは妙な安らぎを感じる。残念だが、感慨深く感じるのはそれらの写真くらい。

軍艦島 超景
軍艦島 超景

柿田清英 (著), 黒沢永紀 (監修), ワンダーJAPAN (編集)
単行本: 136ページ
出版社: 三才ブックス
ISBN-10: 4861996031
ISBN-13: 978-4861996030
発売日: 2013/6/26
商品パッケージの寸法: 23x18.2x1cm

 個人的にはなんとも残念な仕上がりになってしまっているように思えて仕方がない。柿田氏は撮ったデジタル映像にセキュリティロックをかけたまま亡くなったようで、サルベージできた一部の写真からこの写真集をおこしたとのこと。撮影者の柿田氏ならどのような写真集にしたのだろうか。それが見られられないのが残念である。

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2013.07.01

トニー・リチャードソン「ホテル・ニューハンプシャー」(84)

 好きな映画と云うのはDVDで所有していても、BDが出ると少しでも綺麗な映像でみたいと思って、どうしても再購入してしまうものである。「ホテル・ニューハンプシャー」もBDがリリースされると知り、昨年、DVDを購入したばかりだったが、やはり予約を入れてしまっていた。

 この映画は、劇場公開時に劇場で観、それ以来決して忘れることのできない一本だ。

 「嘘でもいいから明るく生きよう」
 「開いた窓は見過ごせ」

 この二つのフレーズがこの作品の柱となっている。

 ホテルを経営したいという男とその家族の物語なのだが、その夢を果たすべく懸命に突き進む男の回りは決して幸せなものではない。各々が問題を抱え、さらには死んで行くものもいる。しかし、男はそれに怯むことは決してなく、明日を向いている。

 無茶苦茶な出来事が展開するのだが、どれも人生のひと時の出来事であって、人生の本質ではないと知る。人生とは、とにかく先を見て生き続けることにあるのだ。どんなことがあっても、この映画や先のフレーズを思い出すと元気になることが出来る。

ホテル・ニューハンプシャー
ホテル・ニューハンプシャー

監督: トニー・リチャードソン
出演: ジョディ・フォスター, ロブ・ロウ, ナスターシャ・キンスキー, ボー・ブリッジス, マシュー・モディン
ディスク枚数: 1
販売元: 角川書店
DVD発売日: 2013/06/28
時間: 109 分

 久々に見直して一家の長男になにか見覚えがあるなぁと思って調べると、ドラマERで衝撃的な最期を見せたロマノ役の俳優だった。まだ髪のフサフサしている20代で、すぐには判らなかった。

 DVDはかなり画像が悪かったが、BDとなってもそれほど良いとは云えない。最近、旧作でも恐ろしく美しくリマスタされたものが多くなってきているが、この作品については画像の良さを期待しないほうがいい。

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