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2013年6月の2件の記事

2013.06.26

Su-Pen P201S-MS(Su-Pen mini)を使う

 先日購入したSu-Pen P201S-ASCはSu-Pen miniの間に合せ版だったが、正式リリースのSu-Pen P201S-MSを入手する。

 細くなったペン先にあわせて全体も細く設計され、なおかつ、真鍮という素材が使われているのが特徴である。

 あたしは文具については結構こだわりを持って使っているので、使用感等は非常に細かいものとなる。結果的に云ってペン先は良いのだが、その他がひと踏ん張りである。

Su-Pen P201S-MS(Su-Pen mini)
Su-Pen P201S-MS(Su-Pen mini)

●特殊な導電性繊維と4重構造を持つ画期的なミニペン先を開発。 類いまれな書き味を実現しました。
●ミニペン先専用に設計された真鍮無垢のキャップ付オリジナルペン軸。(真鍮の特性としてお使いいただく中で変色しますが、味わいとしてお楽しみください)
●持ち運びに便利な、コンパクトボディにシンプルでアンシンメトリー(非対称)にデザインされたクリップが付いています。

 スタイラスペンというのは日常的に使うものであり、手軽に使えるということが非常に重要なのだが、なんとも勝手がわるい。キャップがネジ式であるのが、面倒。真鍮を使ったため、構造を簡単にするのにはネジ式が良かったのだろう。しかし、万年筆のように徐ろに使うものではないので、押し込み式である方が良かった。

 更にペンの使用時にキャップをペン軸の尻に差すことが出来るのだが、これもまたネジ式である。ネジ式の万年筆も尻にはそのまま突っ込むだけで固定させることがほとんどなのだが、ネジって開けて、ネジって固定と云うのはなかなか手間がかかる。さらに軸尻のネジは浅いので、堅く締めておかないと外れてしまう。また、ペンを使っていない時には軸尻のネジが不用心に剥きだしになっているため、引っかかったり、さらには落したりした時にネジ山を壊してはしまわないか心配になる。

 ただ一工夫あって面白いのは真鍮の軸にペン先が一番太く、尻に向かって細くなるように滑り止めの螺旋の溝が切られている。これは持ちやすさに関してそこそこの効果を生んでいると思う。

 面白いプロダクトではあるのだが、ステーショナリについてはずぶの素人が作っているようで、やはり大手文具メーカーと組んで開発した方がよい製品が産まれるのではないかと思う。

 ちなみにmazecやこのペンを作っている会社はジャストシステムの浮川元社長によるものだとは知らなかった。ジャストシステムではいろいろあったんだろうなと思われるのだが、いまだにフロンディア魂を持って一線で活躍しているが嬉しい。ちなみに彼は母校のOBでもある。

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2013.06.25

ここは酷いインターネッツですね

 病院に対する批判を自分のブログに掲載した県会議員が自殺をした。的外れな批判はブログ上で批判されるだけではなく、インターネツトで広まり、さらにはTVのワイドショーでも取沙汰されてしまう。批判の内容が完全に的外れな、非常識なものであったものの、ひとの死をその結末とするとは思ってもいなかった。

 つくづくネット怖さというものを思い知る。まったく制御出来ず、拡散を始めると行き着くところまで行ってしまう。

 過去、噂の伝播する速度を調べると列車の早さと一致したという結果が出たという。当時は列車の早さで早まるとは何という早さだと思われたようだが、結局、人間が生身で動いて噂を広めるというのどかな時代であったということだ。現在は、電波の早さと云う恐ろしい早さで噂は広まる。

 ネットを使って発信するということは、絶対的にそれに対して責任を取るというくらいの覚悟が必要であるらしい。想像以上の反響が起こりうるのは、当然のこととして考え、全人格として臨まなければ、痛い目に会う。

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