Su-Pen P201S-ASCは理想一歩手前のスタイラスペン
最近は家で使うPCというと完全にネット端末という感じになってて、風呂敷残業であるとか、他の何かにで使うということはほとんどなくなってしまっている。そのような環境でスマートフォンが登場すれば、ほとんどこれで事が足りてしまうのである。ソーシャルネットワーク関連のブラウザはPCよりスマートフォンの方が優れているし、いちいちPCを立ち上げて見ようと云う気が起こらなくなる。
しかし、ネックなのは長文を打つことである。android用のATOKを使っているのだが、フリック入力とおらはどうしても馴染めず、QWERTY配列のキーボード入力を用いている。一番良いのはかな入力なのだが、さすがにそれはなく、ローマ字入力で我慢している。このキーボードを大きな指で打つのはなかなか難しく、スタイラスペンとかも用意していたのだが、反応の悪い時はまったく機能せず、やむなく指で打っていた。もちろん、ミスが多く面倒だから、そんなにはすすんで使う気にはならない。PCの方がいい。
最近、よく耳にしていたのがSu-Penというスタイラスペンである。なかなか使い勝手が良いという評判である。このペンを開発しているのは、7notesという手書きIMEを開発しているところで、そのソフト向けのペンも開発してしまったらしい。あたしもこのIMEをインストールしていて、たまに使うのだが、やはり指先で書く文字は認識も完全ではなく面倒で、常用にする気にはなれない。
そんなSu-Penがペン先を従来のものより20%小さくした新製品をリリースしたということで、ようやく使ってみようかと云う気になった。従来のものが3000円、新製品が3300円程で決して安くはないのだが、スマートフォンの使い勝手が良くなるのなら、賭けてみようかと思った。
iPad/iPhone用スタイラスペン(タッチペン) Su-Pen P201S-ASC ・特殊な導電性繊維と4重構造を持つ画期的なペン先を開発。類まれなる書き味を実現。 |
使ってみての印象。書き味は凄いのひと言。書き途切れというものが一切なくて、そのままなぞった通りに反応してくれるのが素晴らしい。素材がゴムタイプのものではなくて、繊維タイプなので引っ掛かりが全くなく、動きがスムースである。使えるペンである。
しかし、まだまだペン先が大きい。従来より20%サイズダウンをしたということだが、5インチとかのスマートフォンで使うにはまだまだ大きく、さらに3割ほど小さくできれば理想的だ。また、新しく開発したペン先用のペン軸の用意が出来る前に前倒しのリリースをしたようで、従来の軸に強引に突っ込むのはかなり強引なような気がする。新しいペン先用に新開発した細軸のペンは6月リリースのようで、それが待てなかったので、このタイプを購入したのだ。小さくなったペン先はやはりキャップで守る必要があるようで、これも急拵えで用意したと思えるのだが、スプリングタイプのキャップには驚いた。町工場で軸とかを作って貰っていて、スプリングをやっている関係工場もあったんだろうなと思う。
ペンの性能的には申し分ないが、使い勝手を考えるのなら、来月に発売される細軸を選んだ方がおそらくいいだろう。
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