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2013年5月の5件の記事

2013.05.04

皆川 隆「あの頃の軍艦島」(13)

 軍艦島に関する久々の書籍。島にも日常的に上陸できるようになって、特殊なところではなくなったような気もする。しかし、もっと学術的な考察がなされてもいいと思うのだが、今ひとつのようである。

 今回出された書籍は写真集で、軍艦島で少年期を過ごし、また炭砿で働いたひとによるリアルな軍艦島での生活が捉えられた映像が集められている。

 写真の撮られた時期の詳細は判らないが、昭和20年代終わりから昭和30年代の頃のもののようで、一番軍艦島のひとの多かった時代のものと思われる。写真ではとにかく多くのひとが生活し、賑わっている様子が伺わえる。撮影者は家庭の都合で家族と分かれてひとり軍艦島の伯父のもとで生活せざるを得なかった。別に生活している弟妹のことを思って子供たちの写真が多くなったとのことだが、その子供たちの表情も実に明るい。子供もうじゃうじゃ、大人もうじゃうじゃいる。そんな活気のある頃の軍艦島の様子である。

あの頃の軍艦島
あの頃の軍艦島

皆川 隆 (著)
単行本: 96ページ
出版社: 産業編集センター
ISBN-10: 4863110812
ISBN-13: 978-4863110816
発売日: 2013/3/21
商品の寸法: 20.8x18x1.4cm

 軍艦島は炭砿の場だから、労働は過酷で事故があれば死人が出てもおかしくはない。しかし、給料は余所に比べると随分とよく、家電の普及も高かった。事故で亡くなるとか仕事をやめると家族はすぐに島を追い出されるという過酷な環境下にあったが、それでも皆、日常をあたりまえように生きていたというのがよく判る。

 巻末には軍艦島の地図があり、各々の撮影場所が示されている。実に丁寧である。

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2013.05.03

GW後半初日

 GWの後半4連休に東京から弟が子供を連れて帰省するというので、実家に顔を出すことにする。下の子は従兄弟と一緒に3泊すると云っているが、高3の上の子はさすがに顔を見せとして晩飯を食って帰るのならOKということで、あたしも初日だけ行くことにする。

 午前中から下の子がやってきて、国道の旧道にあるトンネルを見たいと云うので、4時間程ドライブする。天気が良く、本当に行楽日和。帰りに一区間だけ高速を使ったのだけど、午前中は渋滞気味だったのが、3時近くになると比較的スムースに流れていた。ETCを使ったのは2年ぶりだったが、待ち時間解消のために設けられたETCのレーンばかりに車がならんでいて、普及具合を考えてレーン設定しなくちゃだわと思う。

 上の子を迎えに行って、実家に行く。どうやら、上の子は連休が連休ではないようで、4連休のうちの中2日は模試があるとのことで登校しなければならないらしい。2日とも午前中までの試験で、どうして1日にしないんだと怒っていた。たしかにおかしな話である。

 夕方、弟らが到着。列車で帰ってきたようだが、大きなタイヤのついた旅行鞄で来ているのがおかしかった。3泊するくらいで3人でこんなに荷物が要るものかい。あたしは手荷物は最小限にするタイプなので、大荷物にするひとがよくわからない。寝巻きなんて必要なんかねと思ってしまう。

 いつものように買ってきた寿司を振舞ってもらって、下の子をおいて、上の子とふたりで帰る。

 上の子は今年は大学受験で大事な時期。別居しているのでどのような状況か判らない。あまり細かいことに口を挟んでも仕方ないと思っているし、進学や進路について親が要望してもろくなことがないと判っているので、このような状況でいいのかなとも思う。車を遠まわりに転がして勉強の話とかを軽く1時間ばかりして、帰す。年に10回も顔を合せていないのだけど、普通に会話できるが嬉しい。

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2013.05.02

旅行券を売る

 何かしらん、旅行券を貰った。旅行するようなタイプでもないし、移動するなら車になるので、旅行券を売ってみることにした。

 同じように旅行券を貰った同僚は近所の金券ショップで売ってきたようだが、9割くらいで売れたらしい。直接ショップに行ってもいいのだが、相場がどのくらいかネットで調べてみることにした。JTBの旅行券なのだが、そのサイトでは97.3%で買い取ってくれるらしい。どこのブランドの旅行券かによって率が変わってくるのだが、この97ェというのは想像以上に高かった。

 そのサイトで売ることにしたのだが、送付は受取印の残るタイプの発送方法でしろ、とか、初回は申込書に住民票ではなく、その他の身分証明を添付するのなら、配達証明でユーザー登録の通知を送付して、所在地の確認を行うから、その費用を半分負担しろ、とかあって、口座振込の手数料以外に若干の費用が必要なのだが、それらを差し引いても95%強で買い取って貰うことが出来た。

 ショップではその旅行券を98%で売っているようだ。買い取り値と売り値の差は0.7%。思った以上に薄利である。しかし、ブランドによって70%から99.4%に買取率を変えているのは、やはり捌[さば]けることの容易いものを多く入手するために率を上げているのだと思われる。

 人気があるといっても個人的には2%offなら、あまり買おうという気にはならないけども、それでも定価通りよりかはマシか。面白い体験をした。

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2013.05.01

750,000番目のお客様は...

 15,000番目、20,000番目、25,000番目、30,000番目、33,333番目、34,567番目、40,000番目、44,444番目、50,000番目、55,555番目、60,000番目、66,666番目、70,000番目、77,777番目、80,000番目、88,888番目、90,000番目、99,999番目、100,000番目、101,010番目、111,111番目、123,456番目、130,000番目、131,313番目、133,331番目、140,000番目、150,000番目、160,000番目、170,000番目、180,000番目、190,000番目、200,000番目、210,000番目、220,000番目、222,222番目、230,000番目、234,567番目、240,000番目、250,000番目、260,000番目、270,000番目、280,000番目、290,000番目、300,000番目、310,000番目、320,000番目、330,000番目、340,000番目、350,000番目、360,000番目、370,000番目、380,000番目、390,000番目、400,000番目、410,000番目、420,000番目、430,000番目、440,000番目、450,000番目、460,000番目、470,000番目、480,000番目、490,000番目、500,000番目、510,000番目、514,926番目、520,000番目、530,000番目、540,000番目、550,000番目(560,000番目は忘れてました)、570,000番目、580,000番目、590,000番、600,000番、610,000番目、620,000番目、630,000番目、640,000番目、650,000番目、660,000番目、670,000番目、680,000番目、690,000番目、700,000番目、710,000番目、720,000番、730,000番目、740,000番目に次ぐ88度目のキリ番プレゼントで、今回は750,000番目のキリ番です。

 読書グッズP-hookのプレゼントを希望される方はこの記事の "1万5千" を "750,000" に読み替えて、気に留めておいてください。

 肝心のカウンターですが、タイトルの右上に灰色で非常に判り難く居ります。シンプルなのが好きなので、カウンターはこのくらいの存在感があたしの好みです。

 なお、カウンターを気にしていなくても、キリ番を踏んだ人にはメッセージが表示され、見落とすことはない設定を施しています。

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Su-Pen P201S-ASCは理想一歩手前のスタイラスペン

 最近は家で使うPCというと完全にネット端末という感じになってて、風呂敷残業であるとか、他の何かにで使うということはほとんどなくなってしまっている。そのような環境でスマートフォンが登場すれば、ほとんどこれで事が足りてしまうのである。ソーシャルネットワーク関連のブラウザはPCよりスマートフォンの方が優れているし、いちいちPCを立ち上げて見ようと云う気が起こらなくなる。

 しかし、ネックなのは長文を打つことである。android用のATOKを使っているのだが、フリック入力とおらはどうしても馴染めず、QWERTY配列のキーボード入力を用いている。一番良いのはかな入力なのだが、さすがにそれはなく、ローマ字入力で我慢している。このキーボードを大きな指で打つのはなかなか難しく、スタイラスペンとかも用意していたのだが、反応の悪い時はまったく機能せず、やむなく指で打っていた。もちろん、ミスが多く面倒だから、そんなにはすすんで使う気にはならない。PCの方がいい。

 最近、よく耳にしていたのがSu-Penというスタイラスペンである。なかなか使い勝手が良いという評判である。このペンを開発しているのは、7notesという手書きIMEを開発しているところで、そのソフト向けのペンも開発してしまったらしい。あたしもこのIMEをインストールしていて、たまに使うのだが、やはり指先で書く文字は認識も完全ではなく面倒で、常用にする気にはなれない。

 そんなSu-Penがペン先を従来のものより20%小さくした新製品をリリースしたということで、ようやく使ってみようかと云う気になった。従来のものが3000円、新製品が3300円程で決して安くはないのだが、スマートフォンの使い勝手が良くなるのなら、賭けてみようかと思った。

iPad/iPhone用スタイラスペン(タッチペン) Su-Pen P201S-ASC
iPad/iPhone用スタイラスペン(タッチペン) Su-Pen P201S-ASC

・特殊な導電性繊維と4重構造を持つ画期的なペン先を開発。類まれなる書き味を実現。
・燕三条の磨き職人が仕上げた、こだわりのステンレス製オリジナルペン軸。
・ペン先は市販のペンシルホルダーに装着しての利用も可能。(使えないものもあります)
・ペン先は、書き味はそのままに、従来比20%のサイズダウン。
・本モデル専用のステンレス製バネをベースとしたキャップを付属。

 使ってみての印象。書き味は凄いのひと言。書き途切れというものが一切なくて、そのままなぞった通りに反応してくれるのが素晴らしい。素材がゴムタイプのものではなくて、繊維タイプなので引っ掛かりが全くなく、動きがスムースである。使えるペンである。

 しかし、まだまだペン先が大きい。従来より20%サイズダウンをしたということだが、5インチとかのスマートフォンで使うにはまだまだ大きく、さらに3割ほど小さくできれば理想的だ。また、新しく開発したペン先用のペン軸の用意が出来る前に前倒しのリリースをしたようで、従来の軸に強引に突っ込むのはかなり強引なような気がする。新しいペン先用に新開発した細軸のペンは6月リリースのようで、それが待てなかったので、このタイプを購入したのだ。小さくなったペン先はやはりキャップで守る必要があるようで、これも急拵えで用意したと思えるのだが、スプリングタイプのキャップには驚いた。町工場で軸とかを作って貰っていて、スプリングをやっている関係工場もあったんだろうなと思う。

 ペンの性能的には申し分ないが、使い勝手を考えるのなら、来月に発売される細軸を選んだ方がおそらくいいだろう。

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