自転車小僧
自転車を手に入れた下の子は、とにかく自転車でどこにでも行けるというのが嬉しいらしい。昨日は、友達とどこかに行っていたが、今日は深夜の3時近くまでPCを触っていたにもかかわらず、朝の6時半に起きて、夜明けと同時に自転車で出かけてしまった。
昼から友達と遊ぶ約束があるので、それまでに行ってみたいと思っているところにいくつもりらしい。
地元には山に入ってすぐのところにダムがあるのだが、その向うの、国道から内部に2kmくらい入った集落に行って見たいとのこと。標高はどのくらいあるのか知らないが、そうそう簡単に行けるところではない。車で林道とかを走り慣れているので人力でもたやすく辿り付けると思っているようだ。
2時間くらいしてスマホのLINEのコールが入る。普段は下の子のスマホにはSIMを入れていなくて、WiFiでしか使わせていないのだが、こういった時にはデータ通信専用のSIMを入れて携帯がわりにしている。下の子曰く、坂がきついので、これ以上、うえに上がるのは無理だとのこと。酷い坂では自転車を引いて、平坦になると乗る、といったことで進んでいたが、体力的に無理になってしまったらしい。後から、そこに行ってみたのだが、自宅から6km標高150mくらいのところでギブアップしたようだ。スタートの自宅が40m程度なので、100mというのはかなり酷いようだ。
10時くらいに戻ってきて、すぐに出かける。昼に友達と待ち合わせしているから、帰るのは6時くらいになるという。本当に自転車が楽しいらしい。昼過ぎに再び、LINEによる連絡が入って、待ち合わせに失敗したからちょっと走ってくる、ということだった。再び、3時過ぎに戻ってきて、しばらくして出て行く。結局、帰ってきたのは日没寸前。
行った先を訊くとどう考えても30kmくらいの道のりは走っていそうである。10時間くらい走っていたので、かなり疲れている筈だ。しかし、こういう無鉄砲さはあたしに似ているかもしれない。大学の時、原付を買って、500kmの慣らし運転をそのウィークデイもかからずに終えてしまっていたという感じだった。今では原付は通勤で月100kmくらいしか乗っていない。もっとも車はひと乗り100km1000円のガス代にはなるが。
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