言葉を蔑[ないがし]ろにする人
言葉を軽く扱う人は基本的に信じない方がいい。例えば饒舌な人であるとか。
ツイッターという伝言ツールを使って、本格的に情報を発信しようとする政治屋がいる。ツイッターで扱えるのは高だか140文字。伝言ツールであれば、端的で有効性もあろうが、政策を示すために使うような類のものではない。そんなものに四六時中しがみ付いているような政治屋はろくなものではない。
それにしても、白紙委任、であるとか、選挙で落とせ、といったことをのうのうと云えるのはどういったことか。これらは禁句中の禁句ではなかったのか。頭に立つものが言葉で率いることを試みず、その権力をちらつかせるのはその権力を持つ素質がないことを如実に著している。権力は本来結果であり、それを笠に着たところを見せしまえば権力者としては終わりと思ったほうがいい。
偉そうにしているという言葉は偉い人には使わない。偉い人はただ尊敬されるだけである。偉そうに見えるのは実のない証拠である。
ということで、かの人の報道を見る度にどうしようもないくらいに気分が悪くなるのである。
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