ペニーオークション詐欺
ペニーオークションとやらで逮捕者が出たらしい。入札を妨害していて手数料を荒稼ぎしていたとのことだが、そもそもこのオークションのシステム自体が賭博の胴元がやっているようなもので、システムを理解しているなら絶対に手を出すような代物ではない。
オークションの商品は胴元による新品出品で、入札単位は数十円と非常に低いものの、入札するごとに100円程度の手数料がかかる、というのがこのオークションのシステムらしい。人気があり入札の張り合いがが多いと、入札者は落札出来なくてもそこそこの手数料を払うことになる。多くの場合に、ものを手に入れられないし、手数料はふんだくられるということになる。少しでも知恵があれば、こんな宝くじ以下の博打に手を出すことはない。
このシステムが放置されていたのが不思議ではならない。以前は運営者もかなりいたようだが、今ではかなり減ってきているようだ。明らかに胴元だけが儲けるためのシステムであり、これは詐欺云々以前に早々に取り締まるべき類のものである。
しかし、こんなものを使って騙されたとかというのが不思議ではならない。そもそもあまりにも拙い騙しのシステムなのに、それが見極められなかったのか。盗っ人に財布を保管して貰っているようなものだ。
おいしい話はそんなに転がってはいない。
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コメント
そうですよね。
今まで放置が不思議です。
投稿: starfield | 2012.12.16 20:15
こう云うものを目の当たりにすると、「ガンジーの7つの社会的罪」について、常に意識することが必要だと思います。これらの罪が社会に混乱をもたらしているのは確かだと思います。
投稿: O-Maru | 2012.12.17 23:18