サイコパスの死
今朝、尼崎の一連の事件の中心人物とされている角田美代子容疑者が留置所で自殺しているのが見つかったらしい。事件の全貌はまだまだ明らかになっておらず、完全に判明すことはなくなってしまった。
人が死ぬのを目の前にして平気でいられた人間が自殺するというのは、意外に感じるかも知れないが、それもそうかなと思ってしまうところもある。角田は出所までに時間がかかることから、周りに死にたいと云っていて、留置所での見回りも回数を増やして対応をしていたというのだが、彼女の云っていた通り自殺をしてしまった。
彼女は間違いなくいわゆるサイコパスと云われる反社会的人格の持ち主なのだが、これは快楽主義者と云ってもいいと思われる。自分のためなら他人が死んでも何とも思わない、そういう類の障害者なのだが、どどのつまり、自分の快楽や保身のために生きているようなもので、それが断ち切られるとなると、生きていく意味はなくなる。
角田容疑者については重度の人格障害を感じ、それ故、自由のない未来に絶望するのはあまりにも必然的なような気がする。
この手の人間にはおそらく矯正は不可能だと思われるのだが、巷には同様のパーソナリティを持つものは少なくない。事件を起こして逮捕となった場合、その後、どのように取り扱うべきか検討する必要があるだろう。
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