FDISKがない
週末となると下の子は早い時間からやってきて、専用PCを遅くまで触っている。あたしは基本的に何の口出しもせずに、そのまま使わせている。口出しをしないというのは、制限もしないし、何も教えないということである。
子供が云うのには、FDISKが出来ずに困っている、ということだった。FDISKとは実に懐かしいコマンドで、職場で部署にPCが導入されるたびに、FDISKでパーティションを切って、OSとその他のドライブを分けてインストールのし直しをしていたものだ。
15、6年前のPCは今ひとつ性能が悪く、FATが壊れることが多かった。FATが壊れても修復は出来なくはないらしいのだが、素人のやるようなことではない。FATが壊れるのはOSの入った頻繁に更新が行われるCドライブが多く、データ専用のドライブを別にしておくと、取り返しのつかなくなることはほとんどなかった。
そんなことがあって、FDISKは馴染みのある怖いコマンドだったが、それをWindows7でしようとすると、ない、ということだった。
正直、簡単にFDISKなんてやってしまうと、とんでもないことになるのだが、下の子にどうしてそんなものを使う必要があるのかと訊くと今月の下旬にはWindows8がリリースされるので、7とのデュアルブートが可能なようにパーティションを切りたいのだという。どこでそんな情報を仕入れてきたのか。
FDISKなんてWin7にはないかもしれないというと、さらにいろいろ調べて、フリーのパーティション管理のソフトを見つけてきて、ダウンロードしたようだ。いわゆるパーティションマジックもどきのソフトである。それでもって、30Gほどのドライブを作ったようだ。
PCなんて他人に教わるようだと使えるようにはならないと思うのだが、それでも、OSをインストールするためにパーティションを切ってしまうという小学生も末恐ろしい。まぁ、どこまで伸びてくれるか、見ていようと思う。
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