喋り続ける日々
同じ課にいるものの、この4月から担当する業務が変わった。
住民に最も近い木っ端の役場と云えば、その業務は実に多岐に渡る。国が定めた業務もあれば、独自で行っている事業もある。そんな感じだから、同じ部署でも隣の席の人間が何をやっているのか判らないことも少なくはない。こう云うのは縦割りといって批判されるのだが、なかなか皆が知識を共有するというのは難しかったりする。
それで、それまではほとんど口をきく必要のない仕事をしていて、一日、ほとんど喋らずに帰るということも決して珍しくはなかったのだが、今度の担当は提出された書類の確認や、書類の提出を促すといった連絡が業務の半分近くのウエイトを占めていて、ひたすら受話器に向かって喋っている。
以前に、庶務という人に教えを乞うことが基本になる業務を担当していたことがあったので、見ず知らぬ人に何かを説明したり確認をするということは特に抵抗はなく、久々に楽しい思いをしている。仕事は事務仕事と窓口業務が半々くらいなのが、変化があって楽しい。以前に部署内の簡単なシステムを作ったりして、SE業のようなことをしていたことがあったのだが、これもクライアントの同僚との打ち合わせとプログラミングということで、内と外があって、結構楽しかったものだ。
ものは慣れとは云うけども、人と喋るのが苦手な人はかなり苦痛な業務になるかも知れない。
役場は異動によっては、地獄かそうでないか極端になるので、来年にはあるだろう異動について、もう心配になってきている。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント