「地獄の黙示録」の音楽
何だかんだといってもコッポラの「地獄の黙示録」はあたしにとって5本の指の一つには入ってしまう。どうしてもこの作品からは逃れることが出来ない。
とにかく混沌として猥雑でありながらも、その世界観に揺るぎはない。
音楽の使い方も見事である。多くの人によって、冒頭のThe Endを用いたことですでに成功が約束された、といったようなことが云われるが、確かにその通りである。
地獄の黙示録 CD (1990/9/25) |
後に公開された完全版ではなく、オリジナル版公開時のサントラLPは発売当時に購入して、現在も持っているのだが、プレーヤーを奥まったところにおいてしまい、簡単に聴ける状況にない。
久しぶりに聴きたくなり、中古CDを購入する。2枚組で一時間半の長尺である。ナレーション、台詞等もそのまま含めて音楽を収録したもので、いわゆるサントラと呼ぶには多少抵抗がある。しかし、あの妖しい世界を満喫するのには向いている。
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