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2012.06.01

勝ったとか負けたとか

 某大坂市長人気もすでに地に落ちてしまったという感じがある。ネットを眺めていると、以前からツイッターでは批判が激しくなされていて、一方、某巨大掲示板の2ちゃんねるでは擁護派が大勢を占めていたのだが、今では2ちゃんねるでも批判しか目にできない。

 云うだけ云いたいことを云って、世間の注目を浴びるのは簡単だが、それを形にしなければ、ただのアジテーターでしかない。首長は形にするのが仕事である。何かを実際に為して、住民の幸福に繋げなければ、存在価値はない。GWあたりはツイッターに付き切りで、下らぬことまで言及していたのは、馬鹿の真骨頂であった。学がないので「沈黙は金」という言葉を知らないのだろう。

 それにしても、今回、彼の反対していた原発について稼働される見込みが強くなったことについて、負けた、と言及したのは非常に痛々しかった。このようなことについて、勝ち負けで語ることができるは、ものごとを軽々しく見ている、ということに他ならない。初めて彼をTVで見かけた日から嫌悪感を感じていたが、まさしく「どん引き」してしまうような発言だった。

 所属している党から離党して彼の政治塾に入った代議士さんがいたようだが、今頃。どのように感じているのだろうか。あの地域政党が政党になる日は来るのか。来ないと思うし、来ないことを願っている。

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