時計を修理に出す(その1)
愛用していた腕時計が壊れて、3年近く経った。クオーツ時計なら、何とはなく買い替えていたと思うのだが、壊れたままを抽出しの奥にいれて、サブの腕時計を使っていた。
止まって使えななってしまったのはオメガの時計である。当時、クソ忙がしい日々を過ごしていて、時間外が本給を超えるのが年に何度もあり、思い切って気になっていた機械時計を買ったのだ。ロレックスは趣味ではなくて、ブライトリングやその他、目を引くブランドは幾つもあったのだが、無難なのがオメガだった。オメガというと、スピードマスターかシースマスターかになってしまうのだが、泳がないあたしは当然のようにスピードマスターだった。機能的に実用を考えると、月も日も曜日も判るものがいい。ということで、デイデイトになった。
OMEGA SPEEDMASTER DAY-DATE スピードマスター デイデイト 3220.50 ・原産国 : ムーブメント、ケース、バンド: スイス |
購入したのはコスモス マーク40というモデルで、スピードマスターの40周年記念になるものだったが、一時期は定番になっていたんじゃないかと思う。ビッターズのオークションで、並行輸入のものを手に入れたのだが、新品でも15万しなかった。
これが、なかなか自動巻きが良くなくて、手で巻いていたのだが、ある日、カチリという音がして動きが止まってしまった。
機械時計は5年に一度は分解掃除が必要で、それで油を補給するといったようなメンテナンスを行うのだが、クロノグラフといった高機能時計はその費用が高く、5万くらいが標準的な工賃と聞いていた。決してやすくはない。それに故障が加わったので、どのくらいかかるのかと思うと、いくら愛用とは云え、おいそれとは修理に出せないものである。
オメガも悪くはなかったが、シンプルな時計も欲しかった。もっともシンプルで実用的な機械時計ということで、ハミルトンのカーキ・フィールド・メカニカルも買った。3万くらいのお手軽価格だったと思う。ミリタリー仕様ということで、ケースはつや消し。手巻きというのも好きだった。
オメガが動かなくなってからは、オメガと同様、NATOベルトに付け替えて、使っていた。
HAMILTON KHAKI FIELD MECHANICAL ・原産国 : スイス |
そして、今日、ついにオメガを修理に出すことにした。
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