« 2012年3月 | トップページ | 2012年5月 »

2012年4月の7件の記事

2012.04.25

スピードマスター復活する

 昼過ぎに時計の修理を依頼していた時計修理専門店から修理完了の連絡が入る。外は雨なのだが、とっとと回収したいので、仕事の帰りに店に寄る。

 9日に修理を依頼したので、2週間強。メーカーや人気のある修理屋だと2、3ヶ月かかるらしいので、この手っ取り早さは有り難い。

 時計は分解掃除と錆び取りをし、防水も確認してOKらしい。歩度調整も日差+10秒にはなっているとのこと。

 実際に時計を手にするとしっかり動いている。何年も動いていなかったので、嬉しい。

 費用は2.5万から3万という見積りになっていたが、2.6万という低めの請求がきた。メーカーではオーバーホールは6万弱という費用になるはずなので、かなり安い。ただ磨きとかは一切なく、内部の修理、調整のみである。

 スピードマスターと交換に、ハミルトンをオーバーホールに出す。多少の時間の狂いはあるものの、特に目立った支障はなく、そのまま置いておいても良かったのだが、購入してから7年くらいにはなるので調子が悪くなる前に、ということで依頼した。手巻きの3針という一番シンプルなムーブメントなので、見積りは1万だった。

 久々に腕につけるスピードマスターなのだが、ハミルトンと比べると重く、厚みもある。この不爽やかさは何か夏にするような時計でないような気もした。クリスタルガラスの風防のコーティングも剥げてきていて、盤面が見辛くなってきている。次のオーバーホールの時は風防の交換を依頼しよう。

 職人曰く、時計の進み遅れが酷い時は調整しますので、気軽に云ってきて。修理、メンテにかかる保証は1年間で、保証書も渡すけど、裏ブタに今回の修理内容を書いているので、持ってこなくてもいいよ。とのこと。相変らずタメ口だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.16

670,000番目のお客様は..

 15,000番目、20,000番目、25,000番目、30,000番目、33,333番目、34,567番目、40,000番目、44,444番目、50,000番目、55,555番目、60,000番目、66,666番目、70,000番目、77,777番目、80,000番目、88,888番目、90,000番目、99,999番目、100,000番目、101,010番目、111,111番目、123,456番目、130,000番目、131,313番目、133,331番目、140,000番目、150,000番目、160,000番目、170,000番目、180,000番目、190,000番目、200,000番目、210,000番目、220,000番目、222,222番目、230,000番目、234,567番目、240,000番目、250,000番目、260,000番目、270,000番目、280,000番目、290,000番目、300,000番目、310,000番目、320,000番目、330,000番目、340,000番目、350,000番目、360,000番目、370,000番目、380,000番目、390,000番目、400,000番目、410,000番目、420,000番目、430,000番目、440,000番目、450,000番目、460,000番目、470,000番目、480,000番目、490,000番目、500,000番目、510,000番目、514,926番目、520,000番目、530,000番目、540,000番目、550,000番目(560,000番目は忘れてました)、570,000番目、580,000番目、590,000番、600,000番、610,000番目、620,000番目、630,000番目、640,000番目、650,000番目、660,000番目に次ぐ80度目のキリ番プレゼントで、今回は670,000番のキリ番です。

 読書グッズP-hookのプレゼントを希望される方はこの記事の "1万5千" を "670,000" に読み替えて、気に留めておいてください。

 肝心のカウンターですが、タイトルの右上に灰色で非常に判り難く居ります。シンプルなのが好きなので、カウンターはこのくらいの存在感があたしの好みです。

 なお、カウンターを気にしていなくても、キリ番を踏んだ人にはメッセージが表示され、見落とすことはない設定を施しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.13

ローソンとくら寿司

 今日は上の子の誕生日だったので、飯を食いに行かないかと誘う。明日もガッコなので、土曜日にしても良かったのだが、誕生日当日の方が嬉しい筈である。

 今日の昼、ローソンがLAWSON Wf-Fiという無料無線LAN接続サービスを先週から始めたのを知る。カミさんと子供とは別居中で向うの住まいには高速ネット環境がない。上の子にはスマートフォンを買い与えているのだが、イオンSIMの一番安い100kのサービスなので、メールやテキストベースのWebの閲覧くらいしかできない。しかし、ローソンでLANが使えるとなると何かにつけて便利である。

 飯を何処に食いに行こうかと考えると先日、待ちが多くて諦めた回転寿司に行くことにした。実を云うと自宅のすぐ裏にも回転寿司があるのだが、子供には評判が悪く、あそこには行きたくないと云われ、一度も行っていない。家の近所に新しい道路が通って、道沿いに飲食店が軒並みに出来たのだが、ほとんど行ったことがない。外食屋は怖い。

 ということで、くら寿司に行ってみることにする。ここも客が多いようで、飯時は車がおけない。時間を9時くらいにずらすことにしたのだが、更にネットを見てみると待ちの順番取りができるようなシステムもあって、それを使ってみる。

 カミさんは調子が悪く寝ているようで、子供だけが行くという。上の子も素直に行くという。

 迎えに行って、早々に上の子のスマホにLAWSON Wf-Fiの設定をしてみる。初めはそんなものいらないといっていたのだが、実際にローソンの駐車場に車を止めてネットに接続してみせると妙に感動をしていた。通常の接続は100kでストリームには制限がかかって接続できないのだが、YouTubeがサクサク見られるのはやはり素晴らしいらしい。

 当地は田舎なもので無線LANのアクセスポイントは非常に少ない。ローソンがこういったサービスを始めると他のコンビニチェーンでも始める筈だし、有り難い話である。

 くら寿司は初めて入る店で、あのタッチパネルを使った注文システムには驚いた。あれがあると普通に流れる寿司よりも、注文する方がメインになりそうである。寿司を作る店員は姿が見えないよう、壁の向うで作業をしているし、ホールを担当する店員も2人くらいの最小限。機械化を押し進めた感じで、やればここまで来るのかと感心する。しかし、店は味気無いといえば味気無い。

 シャリが普通の2/3くらいしかないので、量的には一皿では物足りないかもしれない。こういったところで経費の削減もしているので、ネタはしっかり選んだ方が良いと思われる。子供2人との3人で40皿を食べる。3人とも満腹に食ったので、まぁ、そんなに高くはなかったのではないかと思う。でも、3ヶ月に1回くらいかな。

 世間では知らぬ間にいろいろな事が行われていて、取り残された感もなくはない一日であった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.12

時計を修理に出す(その3)

 今では機械式時計と云うと高級品と云うイメージがあって、値段も割高だったりするのだが、あたしが小学校の半ばくらいまでは、目覚し時計はネジを巻いてから寝るものだった。目覚まし時計には電池は用いられておらず、時計本体とベルの部分が各々別駆動になっていて、それぞれネジを巻いておく必要があった。

 腕時計ももちろん手巻きにしろ自動巻きにしろ、機械式だった。初めて時計を買って貰ったのは小学6年の時で、デニムのベルトのものだったが、これも手巻きだった。お袋が使っていた女性用時計は2*1cmくらいの小さなものだったが、これも巻かないと動かなかった。手巻きというようなこじゃれた雰囲気はなくって、ゼンマイを巻く、と云った印象だった。

 時計修理専門店では、まずは無料で見積りをするというので、修理職人が蓋を開けてざっと時計の様子を見る。全体的に大きな損傷はないのだが、ストップウォッチを操作するボタンから水が入ってきて、一部サビが生じたため、動かなくなってしまったらしい。ボタンのサビを落して動かしてみるけど、ダメだったらパーツ取り寄せになるよ。6000円くらいかなぁ。ということで、作業的にはオーバーボールを基本にボタンの修理をするらしい。

 見積りは2万5000円から3万円。納期は2~3週間後、ということだった。

 金額的には耳を疑った。普通、クロノグラフという複雑時計となるとオーバーホールは最低でも4万円超えで、5万は覚悟しなければならないのだが、その半額に近い額で、時計が動かないという故障も直して貰えるというのは、俄に信じがたい。修理の支出として6、7万円を覚悟していたのだが、ちょっと気が抜けてしまった。

 ベルトは金属や革製のものではなく、布製のNATOストラップと云われるものにしていた。夏は蒸れず、冬も冷たくない、しかも時計のピンがひとつ外れてもベルトから落ちないというベルトで、もう10年近く愛用しているのだが、職人はそれが珍しいようで、どこで手に入れたか、とか、これを使うのなら多少高くても丈夫なものを使え、などと云っていた。

 その職人はまだ若く、30間際である。1925年開業という店の4代目に当るという。まぁ、職人気質というのか、専門学校を出ただけで世間を知らないというのか、とにかく口のきき方がぞんざいで驚いた。タメ口をきかずにちゃんとしゃべれたなら、もっと印象は良くなるものなのだが。しかし、若手が頑張ってくれるというのは、こちらとしても有り難いことで、末長くお付き合いができるというものである。通販で名の知れた店に修理を依頼するという手もなくはないのだが、やはり味気無い。

 オメガの修理が終わったら、それと入れ換えに今使っているハミルトンの手巻きをオーバーホールに出すつもりだというと、シンプルでいい時計だといって、またまた蓋を開けて様子を見る。時計もいい感じで動いているようで、この時計についての工賃は1万円かからないということだった。

 出費は多少かかるものの、ちょっとばかり浮き浮きしている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.11

本日入荷の積ん読素材

 東京スカイツリーは取り立てて興味はないのだが、ひとつくらいは資料的なものが欲しいと思い、注文。価格は結構なもので、実際はポイントを使って3割引くらいで手に入れたのだが、価値的には半額でも高いと思われる程度のもの。店頭で実物を見ていたなら、スルーしていたに違いない。

TOKYO SKYTREE:Premium Edition
TOKYO SKYTREE:Premium Edition
東京スカイツリー公認写真集

新 良太 (著)
大型本: 128ページ
出版社: 朝日新聞出版
言語 日本語
ISBN-10: 4022509619
ISBN-13: 978-4022509611
発売日: 2012/3/16
商品の寸法: 27.8x21.7x2.3cm

 もっと詳細なドキュメントが出れば、決定的なものをひとつでいいから欲しい。東京都庁を新築した時に出た書籍はなかなか興味深かった。

 最近、福島原発に関係するドキュメンタリ書籍が多く出てきて、いかに真実が隠され、いろいろなたくらみが企てられ、実行されていたかを知る。見えていないことがあまりにも多いことに驚く。

最高幹部の独白-福島原発の真実
最高幹部の独白-福島原発の真実

今西憲之 (著), 週刊朝日取材班 (著)
単行本: 224ページ
出版社: 朝日新聞出版
ISBN-10: 4023310743
ISBN-13: 978-4023310742
発売日: 2012/3/26
商品の寸法: 18.8x13x2cm

 一般的な報道はまったく意味をなしていないということに驚愕する。というか、闇が深すぎるのか。もしくは、生きた権力は怖いということか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.10

時計を修理に出す(その2)

 時計の修理と云うと、自宅の近所に「時計修理センター」という店舗があった。センターと云っても、老夫婦のやっている店で、しかも修理をメインでやっている御主人さんは別のところで働いていて、簡単な電池交換を奥さんがやって、面倒な修理は預かるといった感じだった。

 そこでクオーツ時計の修理を依頼したら、電気回路が問題だったらしく対応できず、メーカー送りにされてしまった。オメガのクロノグラフのオーバーホールはこのあいだやりましたよ、と奥さんは云っていたのだが、道路拡張のために小さな住宅兼店舗はいつの間にかなくなってしまっていた。

 昨日、修理に出した店というのは、実を云うと出勤のとき、毎日、前を通る店だった。商店街の脇のビルにあり、なんとも怪しい雰囲気を醸し出していた。以前にいた部署の同僚がそこにオーバーホールを出したのだが、信じられないような価格だった。偶然にもあたしが持っているのとまったく同じモデルの時計だったが、特にそれ以降の不都合は聞かなかった。

 仕事の帰りに、その店に立ち寄ってみた。また、偶然にも前の部署で一緒だったヤツが店から出てくるのに出くわす。

 店舗は6畳くらいの広さ。丸椅子とかろうじて通れるスペースを残してカウンターが設置されていて、作業場がメインとなっていた。入ってすぐのところが時計修理の作業場になっていて、作業をしながらもすぐに客の応対ができるようになっているのだが、防風のためか、あたしの身長近くまで透明プラスチックの板が設置されていて、その板越しに職人と話をすることになる。かなり異様な感じだ。

 この店は修理が専門のようで、アンティークものが幾つかあるくらいで、基本的には時計の小売はしていない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.04.09

時計を修理に出す(その1)

 愛用していた腕時計が壊れて、3年近く経った。クオーツ時計なら、何とはなく買い替えていたと思うのだが、壊れたままを抽出しの奥にいれて、サブの腕時計を使っていた。

 止まって使えななってしまったのはオメガの時計である。当時、クソ忙がしい日々を過ごしていて、時間外が本給を超えるのが年に何度もあり、思い切って気になっていた機械時計を買ったのだ。ロレックスは趣味ではなくて、ブライトリングやその他、目を引くブランドは幾つもあったのだが、無難なのがオメガだった。オメガというと、スピードマスターかシースマスターかになってしまうのだが、泳がないあたしは当然のようにスピードマスターだった。機能的に実用を考えると、月も日も曜日も判るものがいい。ということで、デイデイトになった。

OMEGA SPEEDMASTER DAY-DATE スピードマスター デイデイト 3220.50
OMEGA SPEEDMASTER DAY-DATE
スピードマスター デイデイト 3220.50

・原産国 : ムーブメント、ケース、バンド: スイス
・防水性能 : 100m潜水用防水
・ケースサイズ : 40×40 mm
・精度 :±10秒以内/日

 購入したのはコスモス マーク40というモデルで、スピードマスターの40周年記念になるものだったが、一時期は定番になっていたんじゃないかと思う。ビッターズのオークションで、並行輸入のものを手に入れたのだが、新品でも15万しなかった。

 これが、なかなか自動巻きが良くなくて、手で巻いていたのだが、ある日、カチリという音がして動きが止まってしまった。

 機械時計は5年に一度は分解掃除が必要で、それで油を補給するといったようなメンテナンスを行うのだが、クロノグラフといった高機能時計はその費用が高く、5万くらいが標準的な工賃と聞いていた。決してやすくはない。それに故障が加わったので、どのくらいかかるのかと思うと、いくら愛用とは云え、おいそれとは修理に出せないものである。

 オメガも悪くはなかったが、シンプルな時計も欲しかった。もっともシンプルで実用的な機械時計ということで、ハミルトンのカーキ・フィールド・メカニカルも買った。3万くらいのお手軽価格だったと思う。ミリタリー仕様ということで、ケースはつや消し。手巻きというのも好きだった。

 オメガが動かなくなってからは、オメガと同様、NATOベルトに付け替えて、使っていた。

HAMILTON KHAKI FIELD MECHANICAL
HAMILTON KHAKI FIELD MECHANICAL

・原産国 : スイス
・防水性能 : 5気圧防水 (日常生活用強化防水)
・ケースサイズ : 47×42mm

 そして、今日、ついにオメガを修理に出すことにした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年3月 | トップページ | 2012年5月 »