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2012.03.15

血の気が引く

 職場でトイレに入って手を洗っている時、鏡で自分の顔を見て驚いた。血の気の引いた真っ白な顔がそこにあったのだ。

 実を云うとこの2日間仕事を休んでいた。朝、いつものように起きて仕事に行く用意をし、玄関を出るのだが、足がすくんでしまって、仕事に行けるような雰囲気ではなかった。特に風邪の症状があるという訳でもないのだが、全身が重く、職場の席に一日座っていられるような自信はなかった。

 結局、その状態が二日間続き、外出することもなく、ひたすら寝ていた。

 仕事もたまってきているし、出勤しようとすると昨日ほど辛くはなさそうなので、そのまま業務についたのだが、それでもやはりしんどいのはしんどかった。

 それで、鏡の顔を見ると真っ白なのであらためて驚いたのである。もともと色白なので、周りからは不必要に体調を気にされることがあるのだが、自分で顔色の悪さにこれほどまで驚いたことはない。

 しかし、正面に座っている同僚に云わせると休む前の日が更に顔色が悪かったようで、今日はまだマトモだという。

 体調の悪さの峠は越したようだが、今ひとつどこが悪いのか判らないので不気味である。職場環境が最悪と云えるほど良くないのでストレスがだいぶん貯っているのかもしれない。

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