おおた慶文「ピアニッシモ -おおた慶文画集」(04)
おおた慶文という画家のことをふとしたことで知り、ホームページのギャラリーを見て惹かれるものを感じた。
これまで何冊も画集を出しているようだが、現在、唯一絶版となっていないものを入手する。
ピアニッシモ ― おおた慶文画集 おおた慶文(著) |
なんだろうかと思う。彼は幾らかは若い頃の奥さん、また自分の娘をモデルにして描いているそうなのだが、ほとんどが想像の産物であるという。
水彩画という透明感のある方法で描かれた絵で引き立たされるのは、どれも瞳である。少女の瞳がいづれも底知れぬ吸引力を持っている。
この画集を見ていると、人の顔は最後は目になってしまうのでないかと思ってしまう。目が魅力的であれば、かなりの確率で彼女を美しく感じるのではないか。
ただ扱われているのはすべて少女。ロリータ趣向というより大人の女性ではやはり透明感が出し難いためという気がする。。透明感があるといっても中性的な感じは全くなく、やはり女である。
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