大阪市長選のこと
来週末は大阪市長選の投票になるらしいが、平松と橋下の一騎打は外野を交えてなかなか騒がしい。
あたしの個人的な意見としては、橋下は公では人のうえに立つべき人間ではないと思っている。民間ならどうでもよいが、公でこういった人格の持ち主は歓迎し難い。
人気小説の銀河英雄伝説のメインテーマは、優れた君主による専制と腐った民主主義のどちらがよいか、ということであったが、主人公である知将ヤン・ウェンリーは後者を尊んでいた。あたしもやはり同じように思う。
橋下は独裁もやむを得ないということを云っているようだが、こういった輩ほど危険なものはないと思う。政策が仮に優れていたとしても、独裁はいつかは混乱を呼び、収拾のつかない事態を引き起こす。役所は取り替えの効かないものなので、周りに対する影響は大きい。
橋下はTVタレントをしている頃から違和感があって嫌いだったが、その違和感は間違いではなかったように思う。異様なヒステリックさはやはり目に付くものだし、それが何によるものか見落としてはならない。
外野としてツイッターと2chでどのような評価がなされているか観察しているのだが、ツイッターでは7割近くが批判的、2chでは賛同がかなり優性といった感じで、一般的な評価が読み取れない。他地域のことなので、結果に大きな影響を受けることはないが、ダメなものはダメという判断を下されたいと思うものである。
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