木札を作る
あたしは革好きなのだが、革好きは革の何が酸きかというと、革のエイジングである。エイジングとは劣化なのだが、使い込んだ変化というものには愛着があり、崩れも味と感じる。
革と同様に木製品も使い込むことで味わいが出てくる。
携帯等のストラップは当然のように革製なのだが、以前に買った木札もなかなか良かった。自分の名前を彫り込んだオリジナルの木札なのだが、材質の柔らかいもので、ぐちゃぐちゃになってしまった。味が出るというよりかは、残念なことに、汚らしいという感じになってしまった。
数百円という価格で、そんなに立派な木ではなかったのだと思う。今度は黒檀のような堅いしっかりしたものが欲しいと思っていたのを最近思いだしてしまって、検索すると、フダヤドットコムというショップに辿り着く。
本格的に木札を作っている専門店のようで、それまで見かけていたトコロとは趣きが違う。素材の木についても詳細に紹介されていて、選択するのには持ってこいである。
しかし、専門店ということもあってか、商品はいずれもやや高値であるのだが、それも信用が出来るような感じがあるので、ありやむを得ないという気もする。
黒檀の木札が欲しかったのだが、いろいろサイトを見ていると、スネークウッドもありかな、感じた。スネークウッドはその木に現れる豹柄が特徴なのだが、黒檀同様に堅くしっかりした素材であるらしい。スネークは柄がしっかりしていると、価格も1万を軽く超えるのだが、柄が出ていないと黒檀よりも安い。見た目はふつーでも素材が良くて、安いとなるとそれはそれで良いことである。
ということで、柄のでの悪いワンクの低いスネークウッドで木札を作る。
ごく普通のストラップとして常時、携帯にぶら下げても良いのだが、スマホの入力に使うタッチペンに着けてみた。タッチペンはそのまま使うと失くしてしまいそうになり、実際に、子供が車のなかで使っていたのを駐車場に落してきたのに気づかなかったことがあった。ペンの反対に付けるというのはなかなか良い。さらに未使用時はカニ環で別のストラップに引っ掛けて装着している。
スネークウッドという素材はかなり堅いようで、金属に当てるとカンカンというプラスチックのような軽い音をたてる。木のような感じがせず、ちょっと違和感があったりもするのだが、数年後の変化が楽しみである。
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