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2011.10.09

酷道聖地に向かう

 今日は下の子の要望で、四万十市まで行く。彼はこの夏にJRを使っての四国一周旅行をしたばかりで、この地にも来ているのだが、車で行きたいという。

 高知市なら120kmくらいで、2時間強あれば一般国道を使っても十分辿り着き、そんなに遠いという印象はないのだが、四万十市となるとかなり遠い。当地から180kmくらいある。

 子供は、メジャーな国道を使わず、ショートカット的な国道を使うつもりらしくて、そちらに誘導したのだが、ほとんど林道的な道路でこれを100km近く走るのはうんざりだった。本当にうちの子は林道のような悪路が好きで、そこを通らなければたどり着けないというのならやむを得ないが、そうでもないのに悪路を走るのは先日のパンクの件もあって、いい加減うんざりしていた。

 然しながら、4、5km走っているのを引き返すのも癪で、子供の指示通りに走っているとメジャーな国道に出てしまった。どうやら道を間違えてしまったようなのだが、あたしとしては助かった気分である。

 近所のMacの朝マックにぎりぎり間に合う時間に家を出て、四万十市についたのは午後3時前。途中、何回かコンビニによるとか休憩を入れているものの、一般道を走るのは時間を要するものだと実感する。

 子供がどうして四万十市に行きたいと云っていたのかというと、どうやら酷道の聖地と云われる国道439号(ヨサク)の終点を見たかったらしい。おそらく道路自体を走りたいと思っているのだろうけど、高知から徳島まで抜ける山間道路を1日で走り抜けるのは不可能で、最低でも丸々2日は要するということは判っているようで、ハナから走ることは度外視している様である。それで、せめてで終点をということらしい。

 その終点というのは街のごく普通の道にあって、特になんていうことはなかった。

 帰りは同じ道を通るのは嫌だということで、来た道よりも遠くなる道順を選んだ。山間部を通って走るのだが、ショートカットの小路よりもやはり安全なメジャー国道を走るようにすると200kmは下らない。高速道路の200kmならそんなに疲れないが、さすがに一般道路、しかも山道は疲れが出てくるものである。

 しかし、帰りの道の大半はよく走っていた道路で10回くらいは往復しているので、そんなに苦痛はならなかった。

 山間部にはダムが多く、そのひとつ。日が暮れて10分くらい。山間は日暮れが早い。日が暮れる前まではそこそこ交通量があったのが、日暮れと同時に静かになる。行楽客の車が多かったのか。

 7時過ぎに地元に着く。走行距離は397km。肩が凝ってガチガチになっている。今日はいつものすき家ではなく、吉野家に行って晩飯を食い、子供を送り届ける。9時前という早い時間に送り届けるのは久しぶりだった。

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