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2011.08.13

海岸線を走る

 恒例の週末の下の子とのドライブ。

 今日はちょっと遅く、10時前に家にやってくる。まずはPS2でグランツーリスモをしている。1時間ばやりやった後は、今度はネットサーフィンである。いつものように酷道やら険道やらを調べている。

 外にでようとしたのはすでに12時半になっていた。今日は、県の南にある海岸沿いの酷道を走りたいという。最近はそんなに遠方まで行っていなかったので、了承する。ガソリンをいつもの倍の2000円分給油する。

 そこそこの遠方なので、行程を急がなければならないのだが、延長124kmのその国道を走っていると現行の新道から旧道が見え、そちらを走ってみたいという。かなりあざとく見ているようで、隧道が見えたから引き返してくれ、とかいう。25年くらい前に離合困難な旧道を走ったことがあるのだが、その隧道は記憶がなかった。

 そんな寄り道をしながら、目的の区間に辿り着く。当地から70kmを過ぎたくらいのところだ。

 海岸まで山が迫り出していて、張りつくようにして点在している集落を縫うように国道が走っている。中央分離線もないような道路だが、ゆっくり走れば、離合は簡単なほどの幅員はある。しかし、リアス式の海岸線をそのまま縫った道路なので、カーブが多く、見通しが悪いため、慎重な運転になる。集落近くになると車とすれ違うことが多くなる。

 今回の東日本大震災では海岸部の津波被害が甚大だったが、こういった海岸沿いの集落はメインの国道だけが移動手段になっているところも多く、国道が寸断されれば、完全に孤立してしまうことに恐怖を感じた。

 やはり漁業が産業のメインなようで、養殖を行っているところも多く見らる。海に設けられた生簀が点在する光景は何ともいえない。

 4時過ぎにこの国道の終点40kmほど手前まで来ており、さらに向うは好景観な箇所があるようだったが、日暮れ前までに戻りたいと思ったため、引き返すことにする。

 帰りは海岸部ではなく、比較的直線に道路が引かれている内陸部の山間の道路を走る。

 先の高速道路無料化社会実験で国道を走る車がすっかり減っていたのだが、終了となって、いつもの交通量になっていた。ある地区では、100mほどの区間に10くらいのスイカ販売所が地元の農家によって作られるのだが、昨年より雰囲気的に明るいものがあった。

 地元には7時前に着いたので、夕陽の海岸に行ってみる。

 トイレ等の施設の全くない単なる海岸なのだが、ハーべキューをやっているような人たちが多くいた。間もなく日没という時間で泳いでいる人はいなかった。

 実家に行く。昨日手渡したJR四個九一周のスケジュールに従って、特急指定席券を買っていた。3人3日分の券は厚さが3cmになっていた。なんだが紛失しそうだが、ベースの3日間乗り放題券さえ紛失しなければ、何とかなるというのが凄い。

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