NHK ETV特集「アメリカから見た福島原発事故」
NHKは企業スポンサーが必要ないので、ぶっ込んだ番組を作ることができる。今日のETV特集「アメリカから見た福島原発事故」もさすがだと思った。
福島第一原発はアメリカのGEの全面委託によって作られたものだった。当時、アメリカでも商用運転はまだ行われていなかったという。このマークIという初期型の原発は、根本的に構造的な問題があり、技術社員の中にはそれを一般に知らしめるために退社したほどだった。
結局、本来廃炉にすへべき欠陥を持った原発は放置されたまま、現在に至るのだが、欠陥を指摘した技術者によると福島での事故は想定通りの進行をそのまんま見せたという。
日本の原発の関係者は、想定外の震災によって事故がもたらされたと云っているが、もともと地震のあるような土地に設置するべきものではなかったようた。
最悪の状態を念頭において、対策を練られないんじゃ、やる資格なし。甘い認識は本当に救いようがない。
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 本日入荷の積ん読素材(2015.03.30)
- スティーヴン・スピルバーグ「未知との遭遇」(77)(2014.11.01)
- アルフォンソ・キュアロン「ゼロ・グラビティ」(13)(2014.09.20)
- 訃報 米倉斉加年(2014.08.27)
- 訃報 ロビン・ウィリアムズ(2014.08.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント