地震は続く
相変らず各地で地震が続いている。今朝も東北の方で地震があり、津波注意報が出ていた。幸いにも大きな被害はなかったようだが、やがてくると云われている東南海地震のこともあり、今ひとつ落ち着いた状態にはならない。
昼前に下の子が遊びにやってくる。昨日は散髪に行っていたようで、すっかり坊主頭になっていたりする。本人はスポーツ刈と云っているけども、どう見ても単なる坊主頭である。
高速道路も大きな割引がなくなり、さすがに県外や県内でも遠方に行こうとは云わなくなって、助かっている。今日は山向うの隣町に行きたいという。片道30kmくらいで、ちょっと走れば100kmくらいかなという行程だが、数時間でなので了承する。
あたしも少なからず走ったことのある町で、温泉郷に立ち寄ってみる。そこに行ったのは20年前の夜だった。温泉郷といっても5、6この温泉旅館があるといったところだ。もう何十年も改装せずに使われているようなものばかりで、サイトで宿泊料を見ると2万円とかで、誠に立派な額である。休日の客は老人ばかりで、何かの団体か、マイクロバスに乗り込むために道に集団がこぼれていた。そこにいるだけで寂しくなるような場所だった。
帰りは子供云う通りの道を通ったのだが、それまで通ったことのない道で新鮮だった。
目を引いたのは昭和新山のような裸の山。実を云うとこの山はもともとからこんな禿げではなく、3年前に4日間も延焼を続けた山火事でこんな風になってしまった。320m程度の山なのだが、古戦場でもあるらしく、その地のシンボルでもある山らしかった。
何回もこのあたりを訪れていたのだが、初めてこの山火事の惨状を見ることになる。ちなみにこの火事は幸いなことに民家等への延焼はなかった。
いつもの定点観測。風景はすっかり夏である。
夜は子供にご飯を作って食べさせてから帰す。焼き飯、パスタ、ラーメンのうち何がいいか聞くと、ラーメンということだったので、袋ラーメンを作って食べる。3袋126円のラーメンで、恐ろしく安上りな晩飯である。あたしはラーメンには生たまごを入れる。ほとんど生の状態で啜って終わるのだが、子供にも要るかと訊くと要るという。たまごをかけてやると、麺と一緒にかき混ぜて食っていた。小学生という年代では、生たまごなんて嫌がりそうなもんだが、堂に入った食いぶりである。玉入り牛丼に馴れているからか。
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