映画好き
いつものことで週末になると、下の子がどこかへ連れていけと云う。今日は、去年の2月にDVDを30枚か40枚、友人に貸していたのを返すと云われていて、彼の自宅に行かなければならなかった。夕方近くまで用事があるということなので、昼過ぎから子供と出かけることにする。
実を云うとうちの下の子はとにかく行った先でぶらぶらするのが好きで、いったん始まると暫く戻ってこない。知らないところをぶらつくものだから待っている方も心配である。ということで、トランシーバーを買ってみた。
トータル・アイ 特定小電力トランシーバー 2個セット T-150R ・サイズ:117x59x31mm, パッケージサイズ:160x215x60mm・パッケジ重量:約400g ・重量:約190g, 周波数範囲:422.05~422.30MHZの指定された20チャンネル(12.5KHZステップ) ・送信出力:10MW, 電波型式:F3E ・受信方式:ダブル・スーパーへテロダイン方式, 定格電圧:DC4.5V、対応電圧:アルカリ乾電池(単3形x3本)60時間運用、使用温度範囲:ー10℃~50℃、低周波出力:90MW以上(定格電圧4.5V、10%歪時、ラウドネス機能OFF時) |
あたしが子供の頃に、学研のトランシーバーを買ってもらい、遊んでいた。そんなに性能の良いものではなく、通話距離は50mもなかったのではないかと思う、そんな感じだから、そんなに遊んだという覚えはない。ただし、時たま、タクシー会社の無線を拾ってきて、向こうから「妨害電波は直ちにやめなさい」などと云うことを女の人が切りに云っていたのを覚えている。ごく普通の子供向けの市販オモチャで遊んでいる訳で、そんな事を云われても困る。知るかいな、というのがこちらのスタンスだった。
40年ぶりに近いトランシーバーは進歩して、本当に手軽で高性能なものになっていた。ただし、この製品に関していうと音声復調に問題があるようで、音が割れ気味になるのだが、値段もそんなに高くはなく、オモチャとして使うのなら十分である。郊外の住宅地で3、400mは届いていたので、 目的には叶うはずである。
友人の家に行ったのは5時を過ぎてから。友人宅には下の子の一歳年上の子がいて、早速、一緒に遊びはじめた。下の子はテンションが高く、更にお調子者なので、友人の子は圧倒されぱなしのようだった。
友人とは最近はそんなにやりとりがなく、下手すると何年か会わないでいるということもあるのだが、小学1年の時からの付き合いなので、別にどうとなく会話が進む。彼も映画が好きで、小中学生の時から映画の話をしていたのだが、あたしが映画館からリタイヤしたにもかかわらず、彼は相変らず映画館通いをしているようだ、あたしはこの10年くらい映画館に行っていない筈である。
しかし、DVDでは見続けているので、決して映画離れしている訳ではなく、話というと延々映画のことである。
子供たちはずーっと対戦TVゲームを続けていたのだが、あたしらの会話も耳にしていたようで、「お父さんは映画好き過ぎて、話している内容が全然判らん」などと云われる。
結局、11時近くまで友人宅にお邪魔してしまう。下の子はえらく気に入ったようで、帰り際に「また遊びに来てもいいですか」なんて云っていたが、ゲーム疲れしたのか、帰りの車で珍しくぐったりとしていた。下の子が同年代の子供と遊ぶのを見たのは今日が初めてだった。
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