国家斉唱
どこぞの馬鹿が国家斉唱をしなければ首にするぞと息巻いているらしい。この馬鹿は自分が気に食わなければ、すぐに暴れるガキなので、見ていて痛い。
そもそも日本人にとって国家というものに対しての意識は非常に薄いのではないのかと思えるのである。日本が好きか嫌いかというと、日本人のほとんどは間違いなく好きだというと思う。しかし、その好きの対象は日本という国ではなく、日本という土地ではないかと思うのである。
たとえば、日本での宗教は、というとおそらくまともに根づいていないと思う。しかし、何も心の拠り所として尊んでないかというそうわけでもない。我々は八百万の神と生きている。風土こそが我々が崇めるべきものなのである。そんななかで国家、制度としての国というのは大して重要ではなくなってしまう。確かに生きていくための安全を補償してくれるのは間違いなく国家なのだが、それでも国家に忠誠を尽くすというより、国土に抱かれて生きているという生き方をしてしまうのだ。
教員組合が気に食わないのなら、そちらと戦うのが本来ではないかと思う。何か馬鹿げたようなところでケチをつけているような気がしてならない。
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