連れ回される
家族とは別居状態で、いつもはひとりで生活しているのだが、最近、週末になると下の子に引っ張り回されるようになってしまった。たまに連れ出していたドライブに味をしめてしまい、自分からどこそこに連れて行ってくれと要求するようになったのだ。
昨日も夕方に電話があって、「○○ダムに明日、いってもいいやろ」とひとこと云って、切れた。かなり強引である。
さっそく、お昼に電話があって、迎えに来いという。
ダムは山間部にあるダムで、近道をすれば、離合が非常に困難な林道のような酷道(国道)を20kmほど走り、1000m近い峠を越えて辿り着く。遠まわりすると40kmの片側一車線の道路となる。行きは険しく、帰りは楽とという感じだが、所要時間はそんなに変らない。このルートは学生時代、スクーターで走ったことがあるのだが、ただでさえ、薄暗い林道を夕方から走りはじめたものだから、散々だった。
ダムと云えばダムの本体の堤体に行って壮観な眺めを楽しむものなのだが、ここのダムは堤体に繋がる道が立入禁止表示されていて、単にダム湖を見るだけということになってしまった。
ちなみに親父の実家はここから間もなくの所にあって、子供に昔、じいちゃんの家がここにあったんだよ、と教えておいた。あたしは休みになると連れてこられて、朝には側の水路で取ったドジョウで、ぬるぬるしたドジョウ汁を食べさせられたものだった。
ダムから戻り、いい加減走っているのだが、高速道路の無料化社会実験が間もなく終わるというと、久しぶりに高速を走りたいと言い出し、2区間を走った後、下道で帰る。200km近い走行で、変な道を走ったものだから、さすがに疲れた。
いつもの定点観測。雲がもう夏っぽくなりつつある。
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