レベル7
ちっとも現場の制御が出来ているようでなかったし、レベル7にせざるを得ない日が来るのは目に見えていた。というか、現場では程度は判っていたはずである。いずれにせよ、余震が続くなか、この良いとはいえない現状ですら何時まで維持できるのか、非常に心配である。
7時からあった東電の記者会見をネットでみる。レベル7になった日の会見であるにもかかわらず、予定の1時間で副社長の武藤がとっとと切り上げて帰ってしまったのを、記者のひとりが「世界が注目しているのにその様は何だ」といって呼び戻したのが印象深かった。東電は1時間で切り上げるつもりが、結局、3時間の会見になる。
会見の感じでは政府は相変らず、すべてを東電に任せているようだ。それにしても東電が海水注入までの経緯についての質問に対して、事実を整理してからと頑に語ろうとしないのが不思議でならない。裏でよほどいろいろなことがあったんだろうなと思う。武藤が最終的に判断していると思うのだが、外部からもいろいろ云われたのではないか。
ひと月がすでに過ぎたものの、なにも伸展しているようには思えない。疲労だけが国民を包み込む。
| 固定リンク
« 地震予知 | トップページ | いよいよ先は見えない »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント