原子力発電所
休日。下の子に電話して「どこか行くか」と尋ねると、地元の原発のある町に行きたいと云う。いきなりそう来るかと驚く。が、まぁ、現在どういうところに住んでいるか知っておくためには悪いことではない。
原発には海岸線を70kmほど走れば、着く。所要時間1時間半というところだった。発電所が見える筈の場所に行ったのだが、雨という天気で霧で視界が悪く、何も見えなかった。
当地の発電所は地理的に直下型の大地震にでもならない限り、福島のような状況には陥らない。日常業務における事故の方が不安である。先週の初め早々に原発反対団体が即刻運転中止を県知事に申し出ていた。泣き叫ぶように訴えている映像のニュースは痛々しかった。今はまだそんなことを云う状況ではないでしょうに。誰が相手にしてくれますか。
発電所の近隣にはちょっとした街が少なからずある。今回のようなことになれば、無人になる街だ。そこの出身である知り合いも10人は下らない。もともと過疎が進んでいるところだが、さらに拍車がかかることになる。
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