巨大地震2週間目
当地の生活は平常そのもの。ただし、被災地の救援物資募集のため、支所に職員が借り出されたり、もちろん、保健師を初め、消防、上水の職員がすでに現地で活動をしている。少しでも燃料不足を軽減するということで、庁舎の暖房が今週の初めから止められた。最初はそれなりに温まっていた建物が冷め始めて、昨日あたりから上着なしでは過ごし難くなってきた。底冷えがするという感じ。とは云え卓上の電子気温計は23度である。ちなみに今いる書斎は13度。
今日は原発の現場で本格的な被爆があったようだ。前の臨界事故をどうしても思い出す。件のNHKのドキュメンタリーは辛かった。近い状態になるのではないかと思う。現場での作業が今まで以上に困難になると思われる。現状では力業的な犠牲前提の作業ではないか。あまりに先の道のりが長く、本当に耐えられるのかと不安になる。
この半月近くは現実か現実でないのかという感じで、気が確かではなかったような気がする。かといって、今もまともかというとそうでもない。直接目の前ではおこっていないのだけど、絶対的に大きな影響を及ぼしてくるような出来事。本当に質が悪い。
昨日は10時に寝た。今日も早く寝よう。
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コメント
うちは原発から120~130km程度なのですが、
水から放射性物質が検出されたりして心配です。
また、東北・関東の野菜や魚介類なども出荷停止されたり風評被害も出ていて、今後の日本の食や物流についても心配しています。
投稿: 十兵衛ちゃん | 2011.03.25 18:48
国の云う事がとにかくあやふやで、
現状がどのなのかいまひとつ判らないですね。
十兵衛さんのような現場に近い地域は、
本当に大変だと思います。
ダメなのならダメとハッキリ云った方が
よいと思うんですけどね。
グダグダなのが必要以上に悪い方向に導いてますね。
投稿: O-Maru | 2011.03.25 21:21