巨大地震12日目 もしくはこれが隠蔽ね
本日正午までに確認された死者数は9079人。被災地はまだまだまともな状態ではないし、多くの人がそのまま野ざらしになっているはずである。まさしく戦場である。敵のいない戦場。そして、味方もいない戦場。
東電には隠蔽体質があると云われているのをよく耳にして、無能という印象はあったものの、隠蔽というのは今ひとつ実感がなかった。それを実感したのは、昨日の副社長による記者会見。気象情報などをもとにした放射性物質に関するシミュレーションについて公表を記者に求められると、「不確実な要素があるので」「継続的に事態が進展しているので」などと云って拒否をした。なるほどね。このあたりが一番国民にとっては気になる所なんだけども、それを知らせないというのはかなりなものである。余程拙いことがあるんだろうね。
国際原子力機関(IAEA)が測定チームを引き連れて放射線を調べてくれているようだが、こういった第三者機関が調べてくれているというのは非常に頼もしい。東電も政府もあまりにも信用ならず、事が大きくなってからパニックになって結局、何もしない、出来ないという気がしてならないのだ。
お上が馬鹿なら、経済界にもこの電力不足にもかかわらずナイターをやろうというヤツがいる。何なんだろうな。この無神経さは。
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