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2011.03.14

北野武「超思考」(11)

 あたしが好きなタレントというと、北野武、所ジョージ、タモリといった所になるだろうか。彼らはタレントと云うより、人間として面白い。自分たちの人生を楽しく生きていて、そのおこぼれを我々が貰っているという感じ。素直に彼らを受け入れることが出来る。

超思考
超思考

北野武(著)
単行本: 204ページ
出版社: 幻冬舎 (2011/02)
ISBN-10: 4344019458
ISBN-13: 978-4344019454
商品の寸法: 19.2x13.2x2.2cm

(表紙を拡大)

 武の番組を見てて思うのは、でしゃばらない人だということだ。人によっては常に自分の意見を通そうとしたりするのだが、彼は、まぁ、こういう意見もあるとちょこんと添える。

 彼のこのエッセイを読んであらためて、リアルに生きている人なんだと思った。他人の評価や得られる報酬のうえに生きているのではなく、生身の体をもって生きている。売れっ子になって十分に殿様になれるだろうけど(軍団からは実際に"殿"と呼ばれているし)、結局、この人はそれでも裸でいるところがある。

 幼少の頃の貧乏な原体験が大きく影響しているように思える。食えるだけで幸せ、あとはおまけといった感じ。そこには誇れる痩せ我慢はあっても、下らない見栄は存在しない。

 エッセイでは現在の問題に対していろいろと批判をし、問題定義をしてくれる。我々が見えないところも多く指摘してくれている。確かにそうだと思うのだが、具体的な解決方法は示してくれない。結構厳しいと感じる。 

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