巨大地震1週間目 もしくは語るに落ちる
今朝は冷え込んだ。当地では氷点下にこそならなかったものの、出勤時には小雪がちらついていた。被災地では氷点下5度とかになっているようで、暖房のない状態でこの寒さを凌ぐのは大変なことだろうと心が痛んだ。
原発では燃料を冷ますためにいろいろな試みが行われていたが、安心できる状態には至っていない。もう子供にでも判るような力業でやり過ごそうとしているのが痛々しい。放射線も強いようで、作業にかかわっている人たちの健康も気になる。しかし、出来る人にしか縋[すが]れないのが現状である。
夕刻、内閣から新しい人事の発表があった。我が耳を疑うような内容。今頃、そんなことを言っているんですか。そういうことは6日ないし5日前にはやっているのが普通じゃないですか。あたしは当然のようにやってて、特に必要がないから言わないだけだと思ってましたよ。やはり、何もやってなかったんですね。
電力不足で大停電になるという事態は回避できたようだけど、そろそろ皆、東京から離れませんか。やはりあの一極集中は異常ですよ。あたしらのような田舎人は通勤に15分以上はかけないという方針を貫き通せて、徒歩でも2時間もあれば勤務先から自宅に辿り着く。電車が止まって数万人が帰宅困難者になる。真っ当な生活をしませんか。都会は便利かもしれないけども、田舎で帰り着けないということはありません。この震災をもとに東京が変ればいいなと思う。
東電はもう民間企業としては成り立たないんじゃないかしらん。信用なくなってしまっているし、株を買おうという勇気のある人はいないと思う。国営にするしかないような気がする。罹災地もそんなにかからずに電気が通るだろうし、長期的な電力不足はどのように対応するんだろうか。
目先が全く見えない状態で、阪神の時の比じゃないです。今回は。
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