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2011.01.13

冷たいけど、寒くない

 朝、出勤する前に必ず、気象庁のサイトを見て、7時の気温を確認する。気象台が自宅から1.5kmくらいのところにあるので、そのまま外気温として判断している。

 昨日の7時の気温、3.6度。結構微妙な温度なのだが、まぁ、大丈夫だろうと思って何時もの、ジャケットのうえにパーカーという服装でバイクに跨がる。これが失敗で、妙に寒く、腕が強ばって運転がし難くて仕方なかった。本当に寒い時は、腕が激しく震えて、バイクのハンドルなんて握れなくなる。これは秋口の薄着のときに良くやってしまう。

 今朝、探し物をしているとカイロベルトを発見してしまった。実を云うと年末から探していたのだが、見つけられないでいたのだ。使っているのは100均で買ったもので、見てくれも最悪なのだが、ちゃんとカイロを固定してくれ、機能している。これはどのようにして使うのかというと、タスキがけにして、カイロを背中の肩甲骨の間に当るようにして固定するのである。この位地にハクキンカイロを置くためにはベルトは必須である。

 その他にもスラックスの背のベルト通しを使って、腰に。またカッターシャツの胸ポケットにひとつ、計3つのハクキンカイロを使う。すると、今日のような朝の気温が0.6度でも、指先に冷たさを感じるものの、背中が風呂に入った時の様にホクホクして、全く寒さを感じないのである。背中を温めるというのは、寒さ対策には非常に有効である。

 寒いと冷たいの関係は、よく観察してみるとなかなかおもしろい。

 寒いは全身で感じることで、冷たいは体の一部で感じることはすぐに見当がつくのだが、寒さを感じるのはどうやら上半身らしい。極端な話、手を脇にに引きつけてぶるぶるしたくなるような感じでなければ、寒いとは云えないのである。下半身が熱い湯に浸かっていたとしても、上半身に係る温度が低ければ、上半身が冷たいとは云わず、寒いという表現をとる。もちろん、これは自らの感覚の表現であり、他人の上半身が(触って)冷たいということは普通である。肩をすくめるか否か、これが寒いか寒くないかの判断基準である。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

バイク通勤、いいですね。
かくいう私も10年前に横須賀で仕事していた時は
ナイロン外皮の綿入オーバーオールにアルファ社の
ジャケットで愛車KLXに跨り通勤していました。

今では勤務地も変わり、徒歩10分路面電車10分の
スーツにコート姿の地味な通勤です。

何というか、若さっていいですね!

投稿: REV3 | 2011.01.14 00:47

こんにちは。

田舎住まいだと公共交通機関が今ひとつで、どうしてもバイクになるんですよね。もちろん、原付です。職場の駐輪場も原付と自転車であふれています。

KLXというのはオフロードバイクなんですね。たまに大型バイクをスーツ姿で乗っている人がいて、ミスマッチさが格好良く感じたりします。

>>何というか、若さっていいですね!

その昔、バイクでのヘルメット着用が義務づけられた時、「風を感じられないバイクなんかに乗れるか!」とバイクからこぞって車に移行したサークルの先輩連中のことを思い出してしまいました。

投稿: O-Maru | 2011.01.14 23:16

その昔って、バブルのちょいと前、バリバリなん
ちゃらとか流行っていた時期ですよね。

たしかレーサーレプリカなんてものが世間に溢れ
公道に皮ツナギが跋扈していた変な時代で
その後4輪によるオネーチャンの送迎がブームと
なりバイク産業の斜陽が始まったと記憶しています。

今では車は贅沢品、バイクは実用品なんですよね。
ちょいとだけ今の若い人たちが不憫に思えます。

ちなみに私は30代まではバイク一本、さすがに家族が
できた今では車1台ありますが、以前トライアルを趣味
としていた時分には、練習場まで自走し現地で保安部品
を外して岩や斜面と格闘していたものです。

投稿: REV3 | 2011.01.15 01:00

こんにちは。

ええ、まさしくその時代です。

新人類と呼ばれたのはあたしの年代ですが、実はいっこ下からが、本当の新人類ではないかと思っています。上の年代は身長150cmくらいの女の子ですら、無茶苦茶なアンコ抜きをして250CCのバイクに乗る、という感じだったのが、ひとつ下の年代からはまったくバイクに興味を示さなくなってましたね。

あたしが車を買ったのは子供が産まれてから、買い物が困難ということで、カミさんにせがまれたからです。運転は嫌いではなかったけども、維持費を考えるとバイクでいいか、と思っていたんですけどねぇ。

昔のバイク乗りは本当にバイクをばらすくらいの感じに、いじくってましたね。廃車にした当時は珍しかった4スト原付を友人が修理がてら解体してみたいというのであげたのですが、さすがに細かく作られた機械で修理どころか、元に戻すことも出来ないようでした。

投稿: O-Maru | 2011.01.16 20:54

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