大阪府庁の停電
今日、大阪で大規模な停電があって、府庁も数時間にわたって被害にあったようだ。 実を云うと、あたしが新採で入ったその日の夜に、うちの役場も停電にあった。
一週間ほどある新採の研修初日が終わって、配属の部署に顔を出すと「残業できるか?」と係長に云われ、残業となった。もっとも、こういった研修中は研修に専念するということで残業は禁じられており、翌日係長は上司に怒られる訳なのだが、この残業のおかげで貴重な体験が出来た。
8時前だったと思うが、いきなり電灯が切れて、廊下を照らす非常灯が点いた。停電が起こったため、自家発電が始まり、非常灯が灯ったのである。ほとんど切れ目のない処理で、暗闇になることはなかった。
照らされているのは廊下だけなので事務所は手元が見えないくらい暗い。電卓も太陽電池を使っているのでまったく使えない状態である。事務所にいた者は仕事が出来ないくらいだが、エレベーターに乗っていた者は、復旧するまでの1時間半程度、閉じ込められてしまった。
今回の大阪と同じように、近くの変電所での事故が停電の原因のようで、役場のある町の中心部一帯が停電した。それ以降、日中に夕立の落雷で1時間ほど停電したくらいで、停電といった停電は経験がない。
橋下徹知事は「前代未聞ですよ。それぐらい行政の庁舎としておかしいですよ。インテリジェントビルで100%こういうことがないとは限らないが、しかしこんなことはだめ。早く移転すべき。いい事例になった」と述べた。(産経新聞)
変電所の事故が原因なのに、ハシモトのこういった言い種はおかしい。この人に多い聞いていて恥ずかしくなるような発言は少しでもいいから控えて欲しいとつくづく思う。
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