忘年会
課の忘年会があった。
全国的には雨嵐が各地で吹き荒れたようだが、幸いにも当地では雨は昼過ぎに1、2時間降った程度で、風が強いくらいだった。仕事で外出する者には「風が強いので注意するように」と云いあっていたのを耳にしたが、忘年会場にいく際は、バイクが転倒しそうになるようなものではなかった。しかし、朝の台風一過のような穏やかに晴れ渡った青空からはちょっと信じられなかった。
12月に入って早々の忘年会なのだが、役場ではこの時期にすることが多い。会場は、あたしがかつて結婚披露宴を行ったホテルだったのだが、すぐ隣はあたしが以前、属したことのある別の課がやっていた。もうすぐすると定例議会が行われ、答弁等の準備で忙殺されるので、議会が始まる前か、終わった後になる。終わってからだと、本当に年の瀬になってしまう。
ということで、呑めないあたしは本当は出たくはないのだが、毎月徴収される課内費を無駄にしないために会に出席した。たまの豪華な晩飯というもの悪くはない。クジで決まった席の両隣は大人しめの人で有り難かった。宴会で騒ぐのは苦手なので、ボソボソと話すくらいがいい。一対一で話すのは平気なのだが、大人数のなかで何か適当なことを話すのはどうも苦手なのである。
若手の職員数人がヘンな仮装をして、ビンゴゲームの司会進行をする。この手のドンチャンは、久しぶりである。昔いた部署でも忘年会ではビンゴゲームがあって、たいてい何かを当てていたものだが、今年は不発だった。出席者の2割程度の景品しか用意していなければ、そうそう当るものではない。
アルコールを一滴も飲まずに、バイクで帰宅。昔は呑まないと許してもらえなかったものだが、今は呑まなくても問題がない。下戸にとっては、いい時代になったものだとつくづく思う。
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